golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ローレ「ヨハネ受難曲」ネーヴェル

2012-05-15 22:56:48 | Weblog
「警察國立寄所」と看板が掛かっておりました。

帰宅途上に寄った、「安い、速い、そこそこ上手い」理髪店。

警察國って何?警察国家ということ?

それとも、国立寄所?

どう見ても、民間の理髪チェーンなのですが、実は日本国が後ろで糸を引いている?

街中の誤字脱字の類は、結構楽しませてくれます。

昨日も、電車の週刊誌の中吊り広告のタイトルに誤字らしいものを見付けました。

大きな文字で字数も少ないだけに希少価値ありますね。(笑)

パウル・ファン・ネーヴェル指揮ウエルガス・アンサンブル(Deutsche Harmonia Mundi盤)

久しぶりにルネサンス音楽。

ドイツ・ハルモニア・ムンディの受難曲、ミサ曲を集めた10枚BOXから。

LP以来、フランス・ハルモニア・ムンディなども含めたハルモニア・ムンディ・レーヴェルはアルヒーフと並んで古楽好きの私には最高のブランドでありました。

最近でこそ色々なレーヴェルから優れた古楽ディスクが出ていますが、昔は非常に限られていましたから。

そうそう、エラートも忘れちゃいけませんね。

イタリア・ルネサンス期の作曲家チプリアーノ・デ・ローレ(1515頃~1565)の曲は、ルネサンス歌曲集のディスクに1曲入っているのを持っていただけかと思います。(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/cb1554ec68cd105953e101d2cdd1d2c9)

それとて、果たしてどんな音楽だったか?(笑)

ヨハネ受難曲というとパッと思い浮かぶのは、シュッツ、バッハ、ペルトの各曲。

というか、それくらいしか思い浮かばない。他に聴いたことあったかな?というレベル。(笑)

知っている3曲は、バロック前期、バロック後期、現代と時代は異なりますが、慈愛は湛えていても引き締まった表情に共通するものも感じます。

対して、こちらはルネサンスらしく、穏やかで柔らかい表情で開始され、趣きがちょっと違います。

しかし、曲の進行とともに穏やか表情に変化は無いものの、じわりじわりと悲しみが拡がって来るように感じます。

穏やかで淡々とした進行は、ペルトの曲とも通じますでしょうか。

久しぶりにルネサンス音楽の美しさに触れました。

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