golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

モーツァルト「レクイエム」サバタ

2010-02-21 21:47:02 | Weblog
毎週行っているゴルフスクール、片道30分ほどの道程ですが、特にこれからの季節は花や木々を愛でながら歩くのも楽しみです。

ここのところ寒い日が続きましたが、既に梅の花がかなりほころんでいるのを目に致しました。

これからは1週間1週間春が進行していく様を楽しめます。

一歩一歩着実に春に向かっているのですが、ゴルフの腕前の方は相変わらず冬のままですね(笑)。

「コツを掴んだ!」と思って、次週やってみると上手く行かない。

また、「コレだ!」と閃くが、次回それは幻想だったことに気付く。

「俺なんかもう1,000回位開眼しているよ」、先日職場でゴルフのかなり上手い方が言っていました。

上手い方ですらそうですから、私なんぞは…。

でもね、今日は極意を掴んだんですよ。ホントですよ。早くまた試してみなきゃ。(懲りない奴(笑))

ピア・タッシナーリ(ソプラノ)、エベ・スティニャーニ(アルト)、フェルッチョ・タリアヴィーニ(テノール)、イタロ・ターヨ(バス)、ヴィクトル・デ・サバタ指揮トリノRAI管弦楽団、合唱団(DOCUMENTS盤)

先日取り上げたラミン指揮のマタイ受難曲と同じ激安BOXに入っていた1枚。

これは思いがけず素晴らしい演奏でした。

1939年録音(ジャケットにはこう記されていますが、ネットで調べると1941年録音?、同じキャストによる別録音?)と70年前の録音で、「歴史的価値」のつもりで聴き始めたディスクです。

しかし、録音こそさすがに良くないものの、その先に聞こえる音楽の素晴らしいこと。

輝かしいモツレク!

モーツァルトのレクイエムで「輝かしい」というのも奇妙ですが、本当に輝かしい演奏です。そして、またそれが違和感無し。

オールイタリア人キャストによる、イタリアオペラをも彷彿させる演奏。

当時の名歌手陣による輝かしい歌唱。あれ、ヴェルレクだったかな?との錯覚にさえ陥ってしまいます。

トスカニーニ後任のスカラ座の音楽監督だったヴィクトル・デ・サバタ(1892~1967)の前任者譲りのキレ味鋭い弦楽やドラマチックな音楽づくりが迫力の演奏を生み出しています。

もし、この演奏が素晴らしい録音で残っていたら…、せめてステレオ期のものであったら、この曲の代表的な名演の一つに挙げられていたのではないでしょうか。

サバタのヴェルレクも是非聴きたくなりました。

★日本ブログ村ランキングに参加しています。
激辛も激甘も噛み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
ブログ村 クラシック音楽鑑賞

★人気ブログランキングにも参加しています。
ビールもコーラも飲み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
人気ブログランキングへ