golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ドヴォルザーク「ピアノ三重奏曲第3,4番《ドゥムキー》」スーク・トリオ

2010-02-03 23:27:30 | Weblog
夜になってまた雪が舞い始めました。

でも、だいぶ暖かい。今夜は積もっても融けてしまうのでしょうか?それとも夜半に冷え込んで明朝は真っ白でしょうか?

雪でふと思い出したのは、初めて通信販売で購入した物のこと。

小学生の3~4年位だったでしょうか。理科の授業で見たのか、本で見たのか定かには覚えておりませんが、雪の結晶の美しい造形に魅せられました。

是非自分でも見てみたい。

顕微鏡は高くて買えませんが、ペン形の小型ルーペの存在を知りました。

マンガ本は読まないので最近はどうなのか分かりませんが、当時少年マンガ誌の巻末に通信販売の広告ページがありました。

ここにペン形ルーペを発見。当時の金額で300円位だったでしょうか。これなら小遣いで購入可能。

「初めてのお使い」ならぬ、初めての通販でした。

現在の様にネットで購入してカードや代引き等といった利便性と多様性のある支払い手段など無く、この手の通販の支払いは「切手」が一般的。

現金書留は手数料も高いし、郵便局の窓口に出向かなければならなかったのに対して、封筒に入れて普通郵便でポストに投函するだけで済む切手での支払い、誰が考え出したのか便利な方法です。

しかし、当時切手収集もしていた少年の私には不思議でなりませんでした。

切手はお金を出して買う物。それがその切手で物が買えてしまうということが。

日本全国から購入代金替りの切手が大量に届いて、通販業者は一体それをどうするんだろうかと、他人事ながら心配になっちゃいましたね(笑)。

当時の切手収集の知識からすると、汚れたり指紋が付くと価値が下がってしまう。封筒に同封されている切手には普通指紋が付いているし汚れている場合だってある。切手を換金するのであろうことはさすがに想像が付きましたが、大量の切手が価値を損わずに無事換金されるのか、子供心に不思議でなりませんでしたね。

無事届いたペン形ルーペで雪の結晶などを嬉々として見たのを記憶しております。今思うと、細いアルミ筒に小さなレンズをはめた、ショボイ品でしたが、当時の私には宝物でした。

ヤン・パネンカ(ピアノ)、ヨセフ・スーク(ヴァイオリン)、ヨセフ・フッフロ(チェロ)(DENON盤)

「ドゥムキー」のCDを欲しかったのですが、持っておりませんでした。

と言っても、良い曲だった様な漠然とした印象があったのみ。

先日、ブックオフで見付けたので購入。250円では無く500円だったのでちょっと躊躇しましたが(笑)。

何となく、もっと泥臭くて派手さもある曲だった様な記憶だったのですが、静かで内省的なところもある音楽なのが意外でした。

第3番も含め、静かに心に染み入る音楽。

この曲の様に、有名曲でもCDを持っていない曲がまだまだたくさんあるので、これからも時々「落穂拾い」をして参りたいと思います。

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