golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

チャイコフスキー「交響曲第1番《冬の日の幻想》」ムーティ

2010-02-20 22:33:36 | Weblog
相変わらず会社で洗濯物干したりしているの?

昨日は、お世話になった先輩の定年のお祝い会でしたが、多数の方が集まり盛況でした。

昔一緒に仕事した懐かしい方々にも何人も会えました。

ところが私の顔を見ると、今どうしているのかという質問の次に、冒頭に記した様な言葉を結構掛ける方が何人かいましたね(笑)。

仕事が忙しかった当時、会社を自宅感覚で使っていましたから。徹夜を含めよく泊まりました。

相変わらず、駅のベンチで寝たりしてるの?

こんな質問も(爆)。

当時、会社の電子掲示板に与太話も色々書き込んでいた(大らかな時代でした)ので、「今でも色々書いたりしているの?」なんて質問もありました。

危うく、「ブロ…」と口をつき掛けましたが、言葉を飲み込みました。

ブログやってる、なんて言うと色々面倒臭いですから。

リッカルド・ムーティ指揮ニュー・フィルハーモニア管弦楽団(EMI盤)

先日、スワロフスキー指揮の「冬の日の幻想」を聴き(http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/4252afc632b04f76642a023aaad15b44?guid=ON)、良い曲だなあ~!と思いました。クラシック聴き始めの頃に漠然とながら同じ印象を持って以来の事。

スワロフスキー盤の演奏だってなかなかのものですが、残念ながら録音が悪い。音の良い物を欲しいと思いました。

ショップを2、3覗きましたが、後期交響曲に比してこの最初の交響曲のCDは意外に少ないですね。

昨夜宴会帰り、渋谷のHMV経由でタワレコを覗き、飲んだ勢いでチャイコフスキーの交響曲全集を購入。例によって安いやつですが(笑)。

ムーティの全集は、BRILLIANT CLASSICSから出ており、前々から気になっておりました。

しかし、昨日見付けたこのEMI盤はほぼ同じ様な収録内容で更に安い。BRILLIANT CLASSICSが7枚組で4,000円弱に対し、こちらのEMI盤は5枚組で3,000円ちょっと。こっちの方がお徳そうだなとEMI盤を選択。

本日確認した所、BRILLIANT CLASSICS盤の方が、「白鳥の湖組曲」と「弦楽セレナーデ」が余分に入っている。「白鳥の湖組曲」はともかく「弦楽セレナーデ」は大好きな曲なので、900円ほどの違いなら、BRILLIANT CLASSICS盤の方が良かったかなとも思う。

それにこのEMI盤は第4番のフィナーレが次のディスクになっているのも大きな欠点。2枚にまたがる曲であれば仕方ないのですが、収録時間の関係でこういう中途半端なまたがり方しているCDって嫌い。ディスクのとっかえひっかえが面倒です。しかも、第4番の最終楽章の前に変な間が生じるなんて!

やはり、BRILLIANT CLASSICS盤の方を買えば良かったのかなあ?

たった1つのディスクを買うのにも、こうして迷ったり悩んだりするのであります(笑)。

さて第1番「冬の日の幻想」、先日スワロフスキー盤を聴いた時、第3楽章スケルツォに特に魅せられたのでありました。

広大な北の大地に雪が舞い降る情景が目に浮かんで来ます。

ロシアか、日本の東北とかでもOKですが、雪の降りしきる平原を眺め、この曲を聴きながらウォッカでも(東北の場合は当然日本酒!)飲んだら、さぞ趣きがあって良いだろうなあ~と思います。(結局飲むのかい(笑))

勿論、第3楽章以外も良く出来た作品で、例えば優しいメロディに包まれた第2楽章など、べタベタしない爽やかロマンチックさが素敵な音楽ですね。

ムーティの伸びやかな歌に満ちた音楽も、一般的なロシア情緒とは異なるかもしれませんが、聴き易い良い演奏に思います。

一部曲(ヴァイオリン協奏曲や弦楽セレナーデや第4番の交響曲は大好き)を除いて苦手系のチャイコフスキーですが、この曲をトリガーにして、少しずつ聴き拡げて行きたいと思います。

まずは、カップリングの第2番の交響曲「小ロシア」から。

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