小学生の時、近所に教会が出来ました。
そこでは日曜学校が開催されており、友人の誰が言い出したのか、連れ立って行ってみることになりました。
家族がキリスト教の友人がいたという記憶も無く、誰かが物珍しさから提案したことに違いありません。
私が何故その企画に賛同したか?
「タダで物が貰えるから」、この一言に尽きます。これ以上でも以下でもありません。
DNAに組み込まれたプログラム故か、「タダ」、「無料」、「貰える」といった言葉に条件反射的に反応する当時の私でありました。
その後の豊富な人生経験により、「タダ」といった甘言に騙されたらアカン!世の中そんな甘いもんであらへんで!ということが脳細胞の奥襞に深く刻まれ、「タダ」に無条件に反応する身体を矯正すべく鍛練を積んだ結果、「激安」に無条件降伏するレベルまで体質改善が図れた訳であります。ダーウィンもびっくりな、画期的な進歩。さすが、「柴崎コウより歳の功」。
ええと~、何の話でしたっけ?
そうそう、教会に行くと絵葉書の様な綺麗なカードが貰える訳です。お菓子もあったかな?
当時の平均的な小学生同様に私も、切手やらコインなり武田信玄の埋蔵金なりを集めておりました。カードもこのコレクションに追加された訳です。
今にこれらが凄い価値に成るで。ワシはなあ、今はこうしたシガナイ小学生やけど、今になぁこの記念切手やコインを売って、お前を身請けして楽にしたる。だからもう少しの辛抱や、おてんと様はちゃあ~んとワシらの事見とるわ、だから心配することなんか何もないで、ガッハッハ。などと金歯を光らせて豪語しておった訳です。(そんな小学生がおるか~~!)
さてさて教会の日曜学校、いったいどの位通ったのだったでしょうか?
10回位は行ったのでしょうか?
いつの間にか通わなくなっていましたね。一緒に行っていた友人もきっとそう。
あれを機にキリスト教を信仰する様になった、という話も聞いたことありませんし。
でも、何となく懐かしい思い出です。
マルティン・フレーミヒ指揮ドレスデン十字架合唱団、カペルラ・フィディーチニア(Deutsche Schallplatten盤)
コンチェルト第5番「今日五旬祭の日に」
コンチェルト第12番「マニフィカト」
コンチェルト第9番「マニフィカト」
コンチェルト第2番「主を感謝でほめたたえよ」
ザムエル・シャイト(1587~1654)、シュッツ(1585~1672)、シャイン(1586~1630)は、バッハより約100年前に生まれ、「3S」と称されたバロックの大作曲家。
とは言っても、シュッツこそLP時代から馴染みなものの、シャイトはこのCDしか知りませんし、シャインに至っては未聴かもしれません。
コンチェルトと銘打っていますが、協奏曲では無く合唱を主に器楽が伴奏を添える楽曲。
目を瞑って聴くと、空間の上下左右から各声部の掛け合いが聞こえ、地味ながらも滋味溢れる音響空間が構築されていきます。この掛け合いがコンチェルトの様で感興を呼び起こされます。
今日的な古楽演奏とは異なり鄙びた響きですが、これもまたこれらの作品にマッチしているように感じます。
古典派もロマン派(特に後期)も現代音楽も、はたまたルネサンス音楽も好きな私ですが、こういう素敵な音楽が聴いていると、やはり自分のホームグラウンドはバロック音楽なんだなあ、とつくづく感じます。
★日本ブログ村ランキングに参加しています。
激辛も激甘も噛み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
ブログ村 クラシック音楽鑑賞
★人気ブログランキングにも参加しています。
ビールもコーラも飲み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
人気ブログランキングへ
そこでは日曜学校が開催されており、友人の誰が言い出したのか、連れ立って行ってみることになりました。
家族がキリスト教の友人がいたという記憶も無く、誰かが物珍しさから提案したことに違いありません。
私が何故その企画に賛同したか?
「タダで物が貰えるから」、この一言に尽きます。これ以上でも以下でもありません。
DNAに組み込まれたプログラム故か、「タダ」、「無料」、「貰える」といった言葉に条件反射的に反応する当時の私でありました。
その後の豊富な人生経験により、「タダ」といった甘言に騙されたらアカン!世の中そんな甘いもんであらへんで!ということが脳細胞の奥襞に深く刻まれ、「タダ」に無条件に反応する身体を矯正すべく鍛練を積んだ結果、「激安」に無条件降伏するレベルまで体質改善が図れた訳であります。ダーウィンもびっくりな、画期的な進歩。さすが、「柴崎コウより歳の功」。
ええと~、何の話でしたっけ?
そうそう、教会に行くと絵葉書の様な綺麗なカードが貰える訳です。お菓子もあったかな?
当時の平均的な小学生同様に私も、切手やらコインなり武田信玄の埋蔵金なりを集めておりました。カードもこのコレクションに追加された訳です。
今にこれらが凄い価値に成るで。ワシはなあ、今はこうしたシガナイ小学生やけど、今になぁこの記念切手やコインを売って、お前を身請けして楽にしたる。だからもう少しの辛抱や、おてんと様はちゃあ~んとワシらの事見とるわ、だから心配することなんか何もないで、ガッハッハ。などと金歯を光らせて豪語しておった訳です。(そんな小学生がおるか~~!)
さてさて教会の日曜学校、いったいどの位通ったのだったでしょうか?
10回位は行ったのでしょうか?
いつの間にか通わなくなっていましたね。一緒に行っていた友人もきっとそう。
あれを機にキリスト教を信仰する様になった、という話も聞いたことありませんし。
でも、何となく懐かしい思い出です。
マルティン・フレーミヒ指揮ドレスデン十字架合唱団、カペルラ・フィディーチニア(Deutsche Schallplatten盤)
コンチェルト第5番「今日五旬祭の日に」
コンチェルト第12番「マニフィカト」
コンチェルト第9番「マニフィカト」
コンチェルト第2番「主を感謝でほめたたえよ」
ザムエル・シャイト(1587~1654)、シュッツ(1585~1672)、シャイン(1586~1630)は、バッハより約100年前に生まれ、「3S」と称されたバロックの大作曲家。
とは言っても、シュッツこそLP時代から馴染みなものの、シャイトはこのCDしか知りませんし、シャインに至っては未聴かもしれません。
コンチェルトと銘打っていますが、協奏曲では無く合唱を主に器楽が伴奏を添える楽曲。
目を瞑って聴くと、空間の上下左右から各声部の掛け合いが聞こえ、地味ながらも滋味溢れる音響空間が構築されていきます。この掛け合いがコンチェルトの様で感興を呼び起こされます。
今日的な古楽演奏とは異なり鄙びた響きですが、これもまたこれらの作品にマッチしているように感じます。
古典派もロマン派(特に後期)も現代音楽も、はたまたルネサンス音楽も好きな私ですが、こういう素敵な音楽が聴いていると、やはり自分のホームグラウンドはバロック音楽なんだなあ、とつくづく感じます。
★日本ブログ村ランキングに参加しています。
激辛も激甘も噛み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
ブログ村 クラシック音楽鑑賞
★人気ブログランキングにも参加しています。
ビールもコーラも飲み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
人気ブログランキングへ