golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

アルビノーニ「2 つのオーボエの為の協奏曲Op.7-5 」ヴッツィヒ、アーベル、ネグリ

2008-12-10 20:04:13 | Weblog
似た曲シリーズ、今日は奥村チヨ「終着駅」です。

昨夜から喉の痛み、咳、鼻水(熱もあると思うのだが…)が酷く、今日は会社を休みました。

午前中寝ていて、午後一に行き付け(といっても年1、2回行く程度)の診療所まで車を走らせました。

ところが、午後の診察は16時からとのこと。orz

仕方ないので、帰って来て市販薬を飲んで寝ながら音楽を聴いております。

ヴッツィヒ、アーベル(オーボエ)ネグリ指揮ベルリン室内管弦楽団(BERLIN CLASSICS盤)

歳が判っちゃうから、余り古い歌は取り上げたく無いのですが…。

懐メロの特集番組で知った曲と言うことにしておいてください、お願いします。(笑)

1971年のミリオンセラー「終着駅」、エキゾチックと言うか、化粧が濃いと言うか(失礼、当時のタレントさんケバい感じの化粧多かったですよね(またまた失礼)、そういう奥村チヨさんが歌って大ヒットした曲です。

落ち葉の舞い散る停車場に~♪
よく似た女が降りてくる~♪
そして今日も一人、明日も一人、過去から逃げて来る~♪

といった歌。(記憶に頼って書いたのでもしかしたら違っているところがあるかもしれませんが、素晴らしい歌詞!千家和也さん作詞)

(ググッてみたら、途中の歌詞がだいぶ抜けていました)

この曲が流行った当時(ああ、これもずっと後年再放送(そんなのあったか!?)で見たってことにしておきますが、音楽評論家の皆川達夫さんが、NHK教育テレビで「終着駅にそっくりな」アルビノーニのオーボエ協奏曲を聴かせ、バロック音楽と歌謡曲の親近性を解説されていらっしゃいました。少しでも多くの方にバロック音楽に親しんで貰いたいという趣旨だったのでしょう。

その時演奏された、アルビノーニのオーボエ協奏曲のメロディは「終着駅」にそっくり~!!に聞こえました。

完璧に同じ旋律に思えました。

ところが、あの時のそっくりな曲、実はどの曲だったのか良く分からないのです。

アルビノーニのオーボエ協奏曲は、先月取り上げたOp.9とこのOp.7の中に、2つのオーボエの為の曲を含め、それぞれ8曲、計16曲あります。

この16曲の中に「終着駅」があるはずなのですが、何度聴いても「これだ~!」という曲が発見出来ません。

その中で、最も近いかなと思うのが、このOp.7-5の第2楽章。

弦の伴奏音型が、「終着駅」の対旋律になるかな、というレベル。似た雰囲気はあるのですが…。

昔、テレビで見た時は、オーボエは1つで、しかも「終着駅」のメロディはオーボエが吹いていたような?

もしかして、Op.9とOp.7以外にもオーボエ協奏曲があるのでしょうか?

どなたかご存知であれば、是非真相をお教えください。

あんまり「終着駅」に執着してはいけないのでしょうか?

Op.9の記事↓
http://blog.goo.ne.jp/golf130/e/95fc51296404633c61c21148b5c22ee0

Op.9の方が有名曲が多く含まれているのに何で対し、Op.7は少し地味目ですが、それだけにより深い情感も感じ甲乙付け難いように思います。

Op.9が、秋のそれこそ紅葉した赤や黄色の葉が舞い散る哀愁を感じさせる曲が多いのに対し、Op.7の方はあらかた葉が落ちてしまった晩秋という感じでしょうか。

なお、奥村チヨさんは「終着駅」でこの曲の作曲者の浜圭介さんと結婚し、芸能界の第一線を退かれたが、現在も歌手活動をされているそう。

オーケストラをバックにアルビノーニのオーボエ協奏曲を歌って頂けたらなあ~。

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