golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ドッパー「交響曲第3 番《レンブラント》」バーメルト

2008-12-08 22:37:13 | Weblog
写真の無かった時代、自画像ってどうやって描いていたのでしょうか?

当然、鏡を使うのでしょうが、写る自分の顔は、左右反対の「鏡像」ですよね。

アマチュア画家なら、ほくろ等の位置を動かすだけの小手先の対応で良いのでしょうが、形や色に感度の高い一流画家はそれでは満足しなかったのではないでしょうか。

17世紀オランダの巨匠レンブラントの代表作にも自画像がありますが、あれはどう描いたものなのでしょうか?

まさか鏡像?

マチアス・バーメルト指揮ハーグ・レジデンティ管弦楽団(CHANDOS盤)

コルネリウス・ドッパー(1870~1939)はオランダの指揮者、作曲家。メンゲルベルクの下でアムステルダム・コンセルトへボウ管弦楽団の副指揮者を勤めていたそうです。

この曲は、レンブラント生誕300年を記念してコンセルトへボウから委嘱された作品。

1900年頃という作曲年やメンゲルベルクの副指揮者という経歴から、濃厚ロマンの音楽を想像するが、さにあらず。

第1楽章冒頭こそ重々しく開始されるが、以降は親しみ易い音楽。

行進曲リズムや金管も重要な役割を占め、第1、3、4楽章など、抜粋してブラスバンドに編曲して演奏しても良いんじゃないかとさえ思える雰囲気。
(抜粋、編曲とはクラシック原理主義者と思えない発言(笑))

第2楽章は、フォーレを思わせる様な美しさと優しさのある音楽。

ところで、第1楽章に、何かの曲とどこか似たメロディが出現するのですよ。

う~ん、何だろうかと言うと「アンパンマンの歌」!

ちょっと演歌じみたアンパンマンと言いましょうか、ちょっとアルコールの入ったアンパンマンと言いましょうか…。(そんな子供達のヒーローがいるかぁ~)どことなく雰囲気似たメロディなんです。

ところで、一見完全に左右対称に思えるアンパンマンの顔。

微妙に左右で違いますから、良くご覧になってみて下さい。

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