golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

シンディング「交響曲第4 番《冬と春》」ポーセリン

2008-12-22 22:53:17 | Weblog
歳が分かっちゃうけれど、私の小学校時代、鯨料理は学校給食の定番でした。

価格も安く、自宅の食卓にも良く並びましたね。

自宅では生姜焼きが多く、給食では竜田揚げが主だった様な記憶があります。

どちらも、旨かった!

子供の頃、牛肉は確かに美味いと思いましたが、高いのでたまにしか食べられません。(今の様な牛丼店もハンバーガーショップもありませんでしたから)

対して、豚肉や鶏肉は身近ではありましたが、多分それより安かった鯨肉の方がずっと好きでしたね。

ちょっと獣臭さがあって、それが故に生姜に漬けたり油で揚げたりした訳ですが、それでも少し残る臭味がまたクセになるのです。

確かな歯応えもあり、一方、ぷるんとしたゼラチン状の脂身もまた魅力的な触感。

だから捕鯨禁止で、食卓から鯨肉が消えることになった時はショック。人生の大切な楽しみを奪われた気さえしました。

ほんと、この先どうしようかと思いました(笑)。

今まで何回かブログに書いて来ているのですが、寒い国、北欧やロシアなどの音楽はちょっと苦手です。

しかし、同じ捕鯨国、漁業国のノルウェーには親近感を抱いてしまいます。(日本よりずっと広い様に錯覚していましたが、国土面積もほぼ同じなんですね)

だからと言う訳では無いでしょうが、北欧の作曲家ではグリーグは好きです。

久しぶりに鯨肉やオイルサーディンが食べたくなって来て、会社帰りにオイルサーディンの缶詰を買っちゃいました。残念ながらノルウェーでは無く、国産メーカーの品でしたが。

ポーセリン指揮北ドイツ放送ハノーヴァー・フィルハーモニー(CPO盤)

クリスティアン・シンディング(1856~1941)、ノルウェーの作曲家ですね。

と言っても、ドイツでの活躍が長かったそうで、ドイツ音楽の感覚。

後期ロマン派に位置しますが、ワーグナーの健康的な部分を継承している感じで退廃的な響きはありません。これもマイナーな存在に甘んじている要因かもしれません。

単一楽章形式の曲で、どこが冬で、どこが春なのか、まだよく分かりませんが、取っ付きは良い音楽です。

ピアノも効果的に美しく使われています。

ロマン派のマイナーな交響曲をお探しの貴方にお薦めって感じかなあ。

すみません私もまだ聴き込み不足で。昨夜から3回聴いただけで、まだこの曲の良さが分かっておりません。

もうちょっと聴き込んでみましょう。とにかく取っ付きは良い音楽ですから。

一昨日、近所のブックオフで入手したCDです。小さな店舗でクラシックの在庫も少ないのですが、珍しくマニアックなCPOレーベルがあり、購入してみました。500円でした。

★日本ブログ村ランキングに参加しています。
激辛も激甘も噛み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
ブログ村 クラシック音楽鑑賞

★人気ブログランキングにも参加しています。
ビールもコーラも飲み分けるメタボな私に是非1クリックお願いします。↓
人気ブログランキングへ