golf130のクラシックお笑い原理主義

オッサンのしがない日常や妄想話とその日聴いた音楽。

ライヒ「テヒリーム」ライヒ

2008-09-24 21:49:16 | Weblog
カタカナ言葉を間違えて記憶してしまっているケースが時々あります(恥ずかしながら)。

例えば、名ヴァイオリニストの「ズスケ」。

ある時期までずっと「スズケ」とばかり思っておりました。スとズを逆に覚えてしまっていたのですね。

クラシックに関して会話する機会がほとんど無いので、文字として視覚で認知していることがほとんどなのですよ。

ある人が「ズスケ」と発音するのを聞いて、訛っているのかな?と思ったのですが、他の人も「ズスケ」と言っている。

ははん、これは私のいつもの勘違いかも。

恐る恐る「ズスケ」と発音してみる。通じた~、やったぁ~!(そんな大袈裟なことか。別に外国の人と話してる訳でも無いだろ)

以来、記憶を「ズスケ」に矯正しました。

逆に「シミュレーション」という言葉は、若い頃に間違いに気付いたので、「シュミレーション」と聞いたり読んだりすると、違うんじゃない?と厭味たらしく言うことが出来ます(イヤな奴)。

言葉一つにしても先入観って恐ろしいですよね。

ライヒと音楽家達(ECM盤)

秋になると色々な曲が聴きたくなりますね。

暑い夏には大編成のオーケストラは暑苦しくてつい敬遠しがちだったのですが、秋になればこれもオーケー(ストラ)。

一方、秋の夜長に一人静かに聴きたい曲も。

この曲は、その夜長系です。

輸入盤なのでライナー・ノーツも読んでいないし、廃盤になっているのかネットにもほとんど情報がありません、と思ったら「テヒリウム」で検索していたからでした。

「テヒリーム」だと出て来ますね。曲名も微妙な勘違いでしょうか?

Wikipediaによれば、ヘブライ語で「詩篇」とか「賛歌」の意味だそうです。

ハイ・ソプラノ、リリック・ソプラノ、アルトの女声にパーカッション、弦などが絡みます。

スティーブ・ライヒ(1936~)のアフリカ音楽研究の成果ですね。澄み切った歌声にパーカッションのリズムが清涼かつ生理的な快感を呼び起こします。

清登でありながらノリの良さも併せ持った曲、ライヒの傑作ですね。

空気が澄んだ時期になると毎年必ず聴きたくなる曲です。

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