クラシックを聴き始めた当時、自分にもし作曲の才能があったら絶対こんな曲書くよな!と一番親近感を感じた作曲家がバルトークでした(最近は必ずしもそうでも無いですが)。
紙に大きな十字線を書き、縦軸を好き嫌い(上が好き下が苦手)、横軸を自分との近さ(右が近い左が遠い)として、色々な作曲家をプロットするとします。
そうした時、「右上象限(自分と同質のものを感じ、かつ好きな作曲家)」にバルトークが真っ先に入って来ます。バッハもこの象限ですね(一番上!)。
他に右上グループに入るのはドニゼッティ。マーラーもここかな。
一方、「左上象限(自分と異質のものを感じるが、かつ好きな作曲家)」には、メシアンやワーグナー。モーツァルトもこっちですね。
「右下象限(自分と同質のものを感じるが、苦手な作曲家)」には、チャイコフスキーあたり。ブラームスももしかしたらここ(すごく右寄りで高さは中心線のやや下といった位置)。パガニーニなども入るかな。
そして、「左下象限(自分と異質のものを感じ、かつ苦手な作曲家)」には、リスト。比較的右寄りではあるけどシベリウス、英国系の作曲家も何人か入りそうです。ストラビンスキーもここですね。
自分としては、色々な作曲家の色々な曲を楽しめた方が良いので、下側の作曲家は少しでも上に来るよう、聴いて行きたいと思っています。
ドホナーニ指揮クリーヴランド管弦楽団(LONDON盤)
久しぶりに聴きましたが、「オーケストラの為の協奏曲」の名前に相応しい、各パートが縦横無尽に活躍する面白い曲だとつくづく思いました。
馴染めないアメリカで白血病と闘病中、時は第二次世界大戦下、ということで曲調に暗い影も無い訳ではないが、ある意味ディベルティメントのような音楽と思うと愉しめますよね。
クーセヴィッキーさん、有難う。貴方の委嘱がなかったらこの傑作は生まれなかったのですから。
ところで、ライナーノーツによると第4楽章「中断された間奏曲」にショスタコーヴィチ「レニングラード」がパロディ化されているのはショスタコーヴィチが嫌いだったからとあります。
バルトークとショスタコーヴィチって通じるものを感じるんですがねえ?
バルトークにとってショスタコーヴィチは「右下象限」の作曲家だったのでしょうか。
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そうした時、「右上象限(自分と同質のものを感じ、かつ好きな作曲家)」にバルトークが真っ先に入って来ます。バッハもこの象限ですね(一番上!)。
他に右上グループに入るのはドニゼッティ。マーラーもここかな。
一方、「左上象限(自分と異質のものを感じるが、かつ好きな作曲家)」には、メシアンやワーグナー。モーツァルトもこっちですね。
「右下象限(自分と同質のものを感じるが、苦手な作曲家)」には、チャイコフスキーあたり。ブラームスももしかしたらここ(すごく右寄りで高さは中心線のやや下といった位置)。パガニーニなども入るかな。
そして、「左下象限(自分と異質のものを感じ、かつ苦手な作曲家)」には、リスト。比較的右寄りではあるけどシベリウス、英国系の作曲家も何人か入りそうです。ストラビンスキーもここですね。
自分としては、色々な作曲家の色々な曲を楽しめた方が良いので、下側の作曲家は少しでも上に来るよう、聴いて行きたいと思っています。
ドホナーニ指揮クリーヴランド管弦楽団(LONDON盤)
久しぶりに聴きましたが、「オーケストラの為の協奏曲」の名前に相応しい、各パートが縦横無尽に活躍する面白い曲だとつくづく思いました。
馴染めないアメリカで白血病と闘病中、時は第二次世界大戦下、ということで曲調に暗い影も無い訳ではないが、ある意味ディベルティメントのような音楽と思うと愉しめますよね。
クーセヴィッキーさん、有難う。貴方の委嘱がなかったらこの傑作は生まれなかったのですから。
ところで、ライナーノーツによると第4楽章「中断された間奏曲」にショスタコーヴィチ「レニングラード」がパロディ化されているのはショスタコーヴィチが嫌いだったからとあります。
バルトークとショスタコーヴィチって通じるものを感じるんですがねえ?
バルトークにとってショスタコーヴィチは「右下象限」の作曲家だったのでしょうか。
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