つぎのことばの中で、カタカナで書くものに○を付けなさい。
私が小学生の時の国語のテスト問題です。
選択肢の中に「タンス」があり、何の迷いも無く○を付けたら、しっかり×を貰いました。
しかし、どうも納得いかなかったことを記憶しています。
当時、社交ダンスが結構流行っていたのか、電車に乗るとビルの窓ガラスなどに「ダンス」の文字が貼ってあったりするのを良く見かけました。ダンス教室ですね。
どうもこれが誤った刷り込みになってしまったようで、「洋服ダンス」と表記するものだとばかり思っていたのです。
現在ならたぶんこの表記も認められていると思いますが、私の小学生当時は「カタカナ表記=外来語」という教条的な考え方だったのでしょう。
話は変わりますが、「ダンス☆マン」と言う歌手をご存知でしょうか?
アフロヘアーとサングラスがトレードマークで、モーニング娘。の名曲「LOVEマシーン」の編曲も手掛けた人です。
「ケロロ軍曹」(すみません名前しか知りません)のエンディングテーマも歌っているそうで結構メジャー?
こりん星ならぬ「ミラーボール星」から来た宇宙人だそうですが、Wikipediaに「東京都調布市出身」と出ているのがちょっと悲しいですね(笑)。
ダンスミュージックに面白い日本語訳を付けた歌を歌っています。
その一つが、「漢字読めるけど書けない」。
私もカラオケで19回ほど歌ったことあるのですが、速いダンスミュージックに日本語をかなり無理矢理押し込んでいるので、リズム感の劣悪な私には元来無理な曲。
途中で誰かにカラオケを切られるか、自滅(自分で切る)が常で、最後までまともに歌えたことはありませんが。
考えてみると「箪笥」も「漢字読めるけど書けない」ですね。
うっかりすると、「漢字読めないし書けない」(笑)
まあ、家具関係のお仕事されている方じゃなきゃ、別に「箪笥」って漢字書けなくったって、何ら実生活で困ることはありません。
漢字書けないと引き出しが開かないなんていうタンス(もとい、たんす(笑))はありませんから。
山下和仁(ギター)(BMG盤)
アレクサンデル・タンスマン(1897~1986)、ポーランド生まれで、パリで活躍した作曲家です。
無理矢理漢字を当てれば、「箱男」ならぬ、「箪笥男」さんですね。
ギター音楽が好きな方とかでないと余り知名度は高く無いと思いますが、交響曲や室内楽なども作曲しています。
今日、会社帰りに「クラリネットのための室内楽集」(NAXOS)を購入し、まだ一聴しただけですが、これもなかなか良かったです。(聴き込んで、またいつか取り上げたいと思います)
さて、「組曲《カヴァティナ》」。
前奏曲、サラバンド、スケルツィーノ、舟歌の4曲からなるが、タンスマンにギター曲を書くよう働き掛けた名ギタリスト、セゴビアの進言で、「華やかな舞曲」を追加して演奏するのが慣習となっているようです。
近年まで活躍していた作曲家ですが、難解さは全くありません。
詩情豊かで優しくちょっとオシャレで、静かに心に染み入る音楽です。
箪笥という漢字が書けなくても実生活に全く支障が無いのと同様(?)、タンスマンを知らなくてもクラシック音楽ファンとしてもクラヲタとしても全く支障はありません。
ただ一人の素敵な作曲家を聴く幸せを逃しているだけのことです。
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私が小学生の時の国語のテスト問題です。
選択肢の中に「タンス」があり、何の迷いも無く○を付けたら、しっかり×を貰いました。
しかし、どうも納得いかなかったことを記憶しています。
当時、社交ダンスが結構流行っていたのか、電車に乗るとビルの窓ガラスなどに「ダンス」の文字が貼ってあったりするのを良く見かけました。ダンス教室ですね。
どうもこれが誤った刷り込みになってしまったようで、「洋服ダンス」と表記するものだとばかり思っていたのです。
現在ならたぶんこの表記も認められていると思いますが、私の小学生当時は「カタカナ表記=外来語」という教条的な考え方だったのでしょう。
話は変わりますが、「ダンス☆マン」と言う歌手をご存知でしょうか?
アフロヘアーとサングラスがトレードマークで、モーニング娘。の名曲「LOVEマシーン」の編曲も手掛けた人です。
「ケロロ軍曹」(すみません名前しか知りません)のエンディングテーマも歌っているそうで結構メジャー?
こりん星ならぬ「ミラーボール星」から来た宇宙人だそうですが、Wikipediaに「東京都調布市出身」と出ているのがちょっと悲しいですね(笑)。
ダンスミュージックに面白い日本語訳を付けた歌を歌っています。
その一つが、「漢字読めるけど書けない」。
私もカラオケで19回ほど歌ったことあるのですが、速いダンスミュージックに日本語をかなり無理矢理押し込んでいるので、リズム感の劣悪な私には元来無理な曲。
途中で誰かにカラオケを切られるか、自滅(自分で切る)が常で、最後までまともに歌えたことはありませんが。
考えてみると「箪笥」も「漢字読めるけど書けない」ですね。
うっかりすると、「漢字読めないし書けない」(笑)
まあ、家具関係のお仕事されている方じゃなきゃ、別に「箪笥」って漢字書けなくったって、何ら実生活で困ることはありません。
漢字書けないと引き出しが開かないなんていうタンス(もとい、たんす(笑))はありませんから。
山下和仁(ギター)(BMG盤)
アレクサンデル・タンスマン(1897~1986)、ポーランド生まれで、パリで活躍した作曲家です。
無理矢理漢字を当てれば、「箱男」ならぬ、「箪笥男」さんですね。
ギター音楽が好きな方とかでないと余り知名度は高く無いと思いますが、交響曲や室内楽なども作曲しています。
今日、会社帰りに「クラリネットのための室内楽集」(NAXOS)を購入し、まだ一聴しただけですが、これもなかなか良かったです。(聴き込んで、またいつか取り上げたいと思います)
さて、「組曲《カヴァティナ》」。
前奏曲、サラバンド、スケルツィーノ、舟歌の4曲からなるが、タンスマンにギター曲を書くよう働き掛けた名ギタリスト、セゴビアの進言で、「華やかな舞曲」を追加して演奏するのが慣習となっているようです。
近年まで活躍していた作曲家ですが、難解さは全くありません。
詩情豊かで優しくちょっとオシャレで、静かに心に染み入る音楽です。
箪笥という漢字が書けなくても実生活に全く支障が無いのと同様(?)、タンスマンを知らなくてもクラシック音楽ファンとしてもクラヲタとしても全く支障はありません。
ただ一人の素敵な作曲家を聴く幸せを逃しているだけのことです。
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