四方源太郎日記(京都府議会議員・綾部市選挙区)

これからの綾部のために、さらなる「挑戦」を!

ご要望の現地調査に

2024年03月13日 | 議員活動

 13日㈬午前中京都府立農業大学校(岡本泉校長)卒業式に出席した。18名の卒業生のうち、今年は3名が綾部で就農してくれ、府北部全体では7名が就農されるようだ。

 今年の卒業生は年齢が20才から35才と幅広く、農作物の売上げは例年の1.5倍という充実した学年だった。卒業後はそれぞれの進路で、日本や京都府の農業のために頑張ってほしい!

 14時半には志賀郷地区仁和自治会から要望があり、現地調査に伺った。犀川につながる農業排水口の逆流防止フタが外れている件だったが、その修繕は河川管理者(京都府)ではなく、農業排水路管理者の役割になるということを説明し、ご理解いただいた。

 あわせて、今月上旬に綾部市に自治会要望をされている大谷池の流路が昨夏の大雨で被災した箇所も現地を見に行った。

 大谷池は最近は農業での利用が少なくなり、このままにしておくと逆に堤防決壊等の危険があるという防災上の理由で令和元年度に廃池工事が完了している。

 廃池工事で池を埋めたことで水を貯める能力が下がり、昨夏の大雨の際に溢水して流路の法面を削ってしまったようだ。このまま放置しておくと流路が崩れて、水は水路に流れずそのまま民地に流れ出し、下にある民家等への影響も考えられる。

 地元では危機感を感じられて綾部市に緊急で要望されたようだ。そこで綾部市の農商工部に確認すると大谷池はすでに廃池されているので、流路は建設部管理の「法定外公共物」となっており、綾部市ができることは原材料支給して地元自治会で工事してもらうことだけとのこと。

 何十年も昔から現存していた里道・水路が「法定外公共物」であることは分かるが、まだ6年ほど前に作ったものが簡単に壊れているのでは、そもそも廃池時の設計がどうだったのか?流路が90度に曲げられているので大雨時には溢水する構造になっている。

 農商工部、建設部双方に事情を聴くと、すぐに何ができるかは難しい感じだったが、このまま放置して災害を招くことになると綾部市の責任にもなってくるのではないかと、廃池工事の設計の経緯等について再度、調べてもらうように要請した。

 

 夕方には障害者支援に関して、ある市民の方のこれまでの経験や想いを聴くための会合を行い、民政会、創政会の市議有志の皆さんにもご出席いただいた。


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綾部中学校の「自立と貢献の会」

2024年03月12日 | 教育・子育て

 12日㈫朝から強い雨。11時半から、綾部中学校で行われた「自立と貢献の会」に出席した。綾部中学校の校訓が「自立と貢献」なので、こういう名称がついているようだ。昨年から始まった事業だそうだ。

 卒業を控えた3年生が参加する行事であり、学校生活を振り返ったプレゼン「私たちはどう生きるか」学年合唱「カイト/嵐」、卒業ムービー(スライド写真)の上映などが行われた。

 この内容なら卒業式の中に凝縮しても良かったようには感じた。

 PTA合唱をもう一度やってあげたいくらい、合唱は声が出ていなかった。声を出すのが恥ずかしい年頃ではあるが、それを吹っ切ったところに「声を出す喜び」があることをどう理解させるかは学校教育の重要な部分だと思う。

 今週末の卒業式まであとわずか。卒業式ではPTA会長として祝辞を読むことになっており、卒業生に親の愛、同級生との絆、ふるさとの意味を伝えたいと思っている。

 卒業ムービーの写真にはマスク姿のものが多く、そういう時代に翻弄された世代でもあるんだなと改めて思った。ウイルスや花粉症に対応するための物理的なマスクは必要だが、他者との距離を置く心理的マスクは早く外す必要があるだろう。

 午後事務所にて、事務仕事来客等。散髪にも行った。


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あやべあんな人こんな本!

2024年03月11日 | アート・文化

 11日㈪3.11。13年前に起きた東日本大震災での多くの犠牲に、心からのご冥福をお祈りいたします。大震災と津波、その後の原発事故による「故郷の破壊」は他人事ではなく、私たちの地域でも憂慮すべき課題です。

 

 午前中蒲田正樹さん「ことばの泉・ねじ文庫」(若松町、綾部市役所そば)訪問3月9日から16日まで開催されている「ほんとのおつきあい展〈あやべあんな人こんな本!〉」を見学に行った。

 綾部市社会福祉協議会の元会長である福山保孝さんいらっしゃったので、三人で本を見ながらいろいろとお話した。書架に並んでいた「サルタヒコの謎を解く」(藤井耕一郎、河出書房新社、2015年)が気になったのでいただいた。

 私が紹介した本「日本人が知っておくべき この国根幹の重大な歴史」(加治将一、出口汪共著、発行:㈱ヒカルランド、2015年4月30日)

《本の紹介文》

 インターネットを使い始めたのは25年ほど前で、「ホームページビルダー」というソフトを使って日記を書き、わずかにある反応を楽しんでいた。当時、「teacup」という無料のレンタル掲示板サービスがあって、それをホームページに設置するとさらに知らない人からの書き込みがあり嬉しかった。

 ある日、ニューヨーク在住だという日本人から「綾部は大切な場所ですから、しっかり守ってください」と書き込みされた。学生の頃から綾部の歴史に興味を持ち、自分なりには何となく理解していたが、異国からの書き込みにギョッとした。なんで綾部のことを知ってるんだ?と。

 この本は、第1章「日本開国の裏には驚愕の事実があった」で始まり、第4章「大本弾圧と昭和の闇を暴く」で締めくくられる。私がこれまでに調べたことや様々な方から伝えられた情報が網羅されていた。なんでこれが本になっているんだ?と久しぶりにギョッとした。

 《紹介本》をご覧に、ぜひ、お訪ねください!

 

 午後「げんたろう新聞」第159号の原稿書き。今回は最近、取り組んでいる「児童相談所」の問題について、課題認識を書こうと思っている。

 

 綾部モラロジー事務所(鎌田昌司代表)主催第27回「道経一体経営セミナー」出席し、来賓として挨拶させていただいた。

 講師モラロジー道徳教育財団コンテンツ開発局長出版部長富田裕之さん「飛翔の未来、永続の価値~今一度原点に返る経営~」と題してお話された。

 終了後打ち上げの席にもお招きいただき、そちらでも乾杯の発声を行った。


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綾部中学校野球部の応援に

2024年03月10日 | 家族

 10日㈰朝8時15分中学野球の公式戦に出場する温二郎福知山市の成和中学校に送った後、時間待ちでガストの朝ご飯を食べた。

 ガストではロボットが大活躍しており、客席には1人のスタッフが時々いるだけで店が回っている。お客さんは中高年の男性や夫婦が多かった。

 

 9時半再び、成和中学校に戻り、綾部中学校VS網野中・弥栄中の試合を応援した。

 温二郎は8番セカンドで出場し、1試合目にもセンター前にヒットを1本打ったが、残念ながらチームは1対4で敗れた。

 続く第二試合成和中学校と対戦。序盤3回までに9点をとられて一方的な展開となり、4点は取り返したものの4対11で敗退した。

 温二郎は2ストライクに追い込まれながらも、レフト前に2点タイムリーヒットを打ち返して反撃のムードを作った。その前には打てそうにない空振りをしていたので、今日もダメかと思っていたが、自分なりにタイミングを合わせるコツをつかんできているようだった。

 綾部中学校の選手は外野の頭を越したり、外野の間を抜ける大きな当たりをそれぞれが打ち、点差ほど内容は悪くはなかったのだが、結局は「バッティングセンター」になってしまってチームとしての攻撃ができずに残念だった。

 大振りが目立ったので、温二郎は「コンパクトに!」と何度か声をかけていたが、それをチームで早めに共有する必要があった。リーダー不在が欠点で、この敗戦を自らで総括して次の試合にどうつなげるか、ケンカするくらいの激しさでチームが話し合うことが重要だと感じた。

 選挙でもケンカするくらい真剣に争いが起きる陣営は票が伸びる。

 守備では四死球で自滅した感じだったが、それはピッチャーだけの責任ではなく、チーム全体の責任だと思う。温二郎もピッチャーを励ますために「声を出す」ことはできていたが、「声を掛ける」ことができていなかった。

 ピッチャーの気持ちをどう切り替えさせるか、どう安心させて真ん中に投げさせるか、そのためには「近づいて声を掛ける」とか、マウンドに集まった時にみんなで背中をポンと叩き合ったり、握手をしたり、ボディタッチしたら気持ちがほぐれるのではないかと思った。

 今日は試合には勝てる感じがなかったが、個人能力では点差ほど負けている感じもなかった。野球は流れのスポーツなので、流れを引き寄せるプレー、引き離すプレーが何なのかをこれからはもっと考えながら練習をして、来月以降、3年生になっての公式戦では良い結果を出してほしいと願っている。

 

 午後山家地区和木町「梅まつり」に行った。和木町は特産「和木梅」が有名で、先日はNHKニュースでも取り上げられていた。

 中村屋さんのうどんを食べ、和木梅の梅干しやふきのとう味噌を購入した。

 並松町自治会5組の「組飲み」ゆらりで。参加者は5名でいつもよりも少なかったが、ご近所の皆さんとあれこれ話をして楽しい時を過ごした。


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まんまるうさぎの音楽祭

2024年03月09日 | アート・文化

 日㈯午後中丹文化会館で開催された「まんまるうさぎの音楽祭」に行った。昨年11月に主催者の小林裕美さんが来られて相談に乗ったので気になっていた。

※2023年11月21日付blog「3月9日、まんまるうさぎの音楽祭」

 綾部高校の軽音楽同好会の演奏もあった。軽音楽同好会は設立されてすぐにコロナになり、なかなか発表の場がなかったが3年前の綾高の文化祭で初代メンバーの子達の演奏を聴いて以来だった。なかなか格好良かった。

※2021年10月20日付blog「綾部高校の文化祭と体育祭」

 他にもインドの民族衣装サリーのファッションショーや歌手のコンサートなどがあった。

 日星高校吹奏楽部の演奏まで聴いて、次の予定があったために退席した。小さなお子さんを連れた若い人たちが数多く来ておられて、和やかなムードで良いイベントだった。

 

 18時からの京都での会合に行くために綾部駅へ。駅前から見える四尾山の山頂には雪が舞っていた。

 京都駅前児童相談所の問題について、昨年設立されたばかりの二つの団体の代表者による懇談を行い、今後、両団体は連携しながら真相究明と課題解決を目指していくことになった。

 児童相談所の問題は次号の「げんたろう新聞」で取り上げようと思っているが、相当、闇が深いのではないかと感じている。

 帰りの特急は対向列車が動物を巻き込んだため、約1時間遅れて0時前にようやく着いた。複線ならこんなことは起きないのに。


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綾部中学校PTA懇親会

2024年03月08日 | 教育・子育て

 日㈮午前中京都府立中丹支援学校(高野美和校長)高等部卒業式に出席した。23名の生徒が卒業し、社会へと巣立っていった。

 卒業生と在校生が歌う式歌「旅立ちの日に」「…勇気を翼にこめて 希望の風に乗り この広い大空に夢を託して…」という歌詞を聞くと、支援学校の卒業生の皆さんが希望を持って生活できる社会をつくっていかなければならないと強く感じる。

 

 会長を務める綾部中学校PTA全PTA会員(保護者+教職員)に呼びかけての「綾中PTA懇親会」を開催した。

 参加者は20人程度綾部中学校の規模からすると非常に小さい集まりではあるが、来年度も引き続き、PTA会長を務めるので、こうした機会を毎年の恒例にして少しずつ参加者を増やしていけないかと思っている。

 PTA会員が「交流」を深め、「親しく」なることによって、学校や子ども達の間で何か問題が起こった時に「それを解決できる」また「問題を未然に防ぐ」ようにしたい。それがPTAの役割だと思っている。

 小林治校長の乾杯の発声懇親会が始まり、それぞれの自己紹介は相当長くなったものの参加者のことがよく分かり、大きな笑いにも包まれた

 最後新庄祐士副会長による閉会挨拶懇親会は終わり、二次会に行った。これで今年度のPTA事業は全て終了することになった。

 令和5年度のPTA役員の皆さんにはお世話になり、ありがとうございました。来年度の役員の皆さんにはどうぞよろしくお願いします。


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西脇知事の「課題解決プロジェクト」が始まる

2024年03月07日 | 京都府議会

 日㈭今日で50才になりました。「天命を知る」ことができているのかどうかは分かりませんが、社会の中心となるべき重要な世代に入った気持ちを引き締めてこれからも頑張ります!

 

 10時綾部市黒谷町黒谷和紙展示場へ。京都府西脇隆俊知事が黒谷に来られ、福知山市NPO法人丹波漆髙橋治子理事長、綾部市黒谷和紙協同組合林伸次理事長、舞鶴市福原表具店福原習作社長伝統工芸の現状と課題について意見交換された。

 これは京都府が今年度新たに始めた事業であり、知事が現場に出向いての意見交換を通じて地域課題の解決を目指すために実施されたもので、まずは第1弾として中丹地域における伝統産業の人材育成や鳥インフルエンザの防疫体制についてがテーマとなった。

 知事は午前中に黒谷和紙に来られて、午後には福知山市の中丹家畜衛生所に行かれることになっており、15時過ぎから京都府福知山総合庁舎今日の意見交換等を通して確認した課題を担当部局長等と共有し、その対応について協議・検討を行うことになっている。

 これは私が府議会で幾度も求めてきた「北部府庁の創設」や「副知事の北部常駐」に対し、知事が「北部振興は副知事任せではなく、私自身が北部に足を運んで、北部の課題解決を目指す」という答弁を形にされたものであり、その「第一弾」に中丹地域や綾部市を選んでいただいたことには感謝している。

 意見交換の内容に関してはこれまでから実施されている「知事の行き活きトーク」との違いが分かりにくかったので、今後さらなる改善をしてほしいと思うが、午後に行われる部局との協議によって、具体的な新施策につながることを期待したい。

 また、日帰りでなく、知事には週1回、1泊2日で北部に来てもらえるようさらに求めていきたい。

 知事は黒谷和紙会館も見学された。意見交換では話題にならなかったが、私からは「和紙の原材料である楮の生産に対しても、京都府がさらなる支援をしてほしい」とお願いした。

 林理事長によると和紙職人が楮栽培に関わることで楮生産量は少しずつ増えているようだが「和紙職人が楮生産に手を取られずに和紙生産に集中できる仕組みを考えるべきだ」と知事に提案した。

 午後事務所にて、来客が何件か。綾部市議会のインターネット中継も聴いた。夕方、藤岡康治市議が一般質問の報告に来られた。

 

 NPO法人あやべ福祉フロンティア(玉川弘信理事長)が運営する清山荘(里町)では、今月から食堂を直営ではなく、魚菜酒房「あず木」(谷久憲司代表、中ノ町)に業務委託することになった。

 昨今の物価高騰もあり、日替わり定食の価格は500円から600円に値上げされたが、その分、内容は今後も工夫されていくということで、利用者の方々も楽しみにされている。ぜひ、ご利用ください!


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農業で夢のある話

2024年03月06日 | 議員活動

 35日㈫今朝は電車で京都へ。12時半から議員団会議、13時半から文化生活・教育常任委員会に出席し、付託議案および審査依頼議案の説明を聴取した後、審査依頼議案の採決を行った。14時45分からは予算特別委員会の全体会予算案の採決を行った。

 15時半には綾部市内で農業事業を始めようとしておられるアグリ・ネクスト㈱(本社:京丹後市)寺本浩文社長と後藤正芳取締役が来られて、新規事業についての話を聴いた。

 実に夢のある話で、こういうやり方なら綾部でも農業で起業する人を増やしていけるのではないか感じた。また以前から提案している「農工業」につながるお話も聴けたし、京都府農林水産技術センターが亀岡市から綾部市に移転するという話をしたら、それは大変都合が良いと大変喜んでおられた。

 事業にはいくつかこれからの課題もあるので、京都府の農林水産部長に連絡して、京都府でも今後相談に乗ってほしい担当課とつないでもらうようにお願いした。

 

 36日㈬昨夜は京都に泊まり、今朝は午前中に府議会へ。ようやく雨も上がったようだ。しばらく工事していた旧本館前の舗装もきれいになった。

 12時半から議員団会議、13時15分から本会議に出席し、予算案を議決した。

 その後綾部に戻り、事務所で事務仕事など。

 

【告知の依頼がありましたのでお知らせします】

「勧進帳」一歩も引かぬ~武蔵坊弁慶~

伝統芸能の魅力を伝える會あやべ2024【講座付き鑑賞公演】
こどもから大人まで一緒に楽しもう!伝統芸能!

名作歌舞伎として一、二の上演回数を誇る「勧進帳」を題材にした解説講座付き鑑賞公演です!勧進帳の物語から、人の恩愛・温情を知り人と人との繋がりの大切さを学びます。

出演は一昨年より「勧進帳」に取り組んでいる、浪曲師の真山隼人さん!曲師の沢村さくらさんで、浪曲が初めての方への浪曲のススメ講座、質疑応答ありのアフター座談会も開催されます!綾部市では初めての上演です!

日時:3月24日㈰ 13時~15時
会場:ITビル(綾部市西町1丁目)
チケット(税込):
一般  2,500円、高校生以下1,000円
親子ペアチケット(中学生以下)一組 3,000円
未就学児無料

★お問い合わせ・ご予約は下記まで
伝統芸能の魅力を伝える會あやべ実行委員会事務局 電話 0773-42-1557(八木)
※FMいかる(電話 0773-42-9988)でチケットを販売しています!

チケットぴあでも取り扱っています。

詳しくは➡こちら


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宇治茶議連

2024年03月04日 | 京都府議会

 日㈪朝から京都へ。12時半から議員団会議、13時15分から本会議が行われ、追加議案が上程され、西脇知事の提案理由説明を受けた。

 以前から求めていた財政調整基金へ約5億円の積み立てが行われることになった。昨年9月に知事に提出した「監査委員意見」の中で「安定的・計画的な財政運営のために、財政調整基金への積み立てについても検討いただきたい」と財政調整基金への積み立てについては初めて言及していた。

2023年9月7日付blog「知事と監査委員の意見交換会」

2020年10月7日付blog「総務部の書面審査」

 

 13時30分からは議員力向上研修出席。「議員のコンプライアンス」について、弁護士の帖佐直美さんの話を聴いた。

 15時15分からは京都府議会宇治茶振興議員連盟(藤山裕紀子会長)総会および勉強会開催。事務局長として司会進行を行った。

 勉強会では農林水産部から京都の茶業の情勢について話を聴いた後、京都茶業会議所や宇治の「匠の館」から指導に来ていただいて抹茶の立て方を教わり、実践して飲んでみた。

 抹茶を立てるのは、お茶会で様子を見ていると簡単そうに思っていたが、案外難しかった。

 綾部に戻り、19時から綾部市立病院の内分泌・糖尿病内科部長の大坂貴史先生と会食。「綾部市民を健康にするプロジェクト」のこと綾部の医療をどう向上させていくかについて意見交換した。


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正暦寺で春の清掃奉仕

2024年03月03日 | 寺社行事

 日㈰朝8時正暦寺に行き、春の清掃奉仕作業に参加した。今日は大変寒い朝だったが、よく晴れて気持ちの良い日となった。

 並松町の由良川築堤工事は着実に進んでいるようだ。今はほとんどが川側の工事だが、来年度からは道路側の工事にも入っていくことだろう。

 以前清掃奉仕に不参加の檀家さん宅を世話方さんが「不参料」を集めて回ることになっていたが、世話方さんの負担を減らす意味もあり、年に3千円あらかじめ「環境美化費」として護持会費と共に全ての檀家さんに納めていただき、清掃奉仕に参加された方には千円を返還するという方式になっている。

 市外の檀家さんも増えているため、これによって清掃奉仕に参加されない市外の檀家さんと参加しない場合に「不参料」が発生していた市内の檀家さんとの間に差が生じないことにもなっている。

 会計や庶務担当の総代さんが、参加された方にはその場で千円を渡される。

 玉川弘信住職の挨拶に続き、筆頭総代として挨拶。その後、中澤勝司総代が作業の段取りを説明された。

 今の時期は草も生えておらず、サツキの刈り込みなど、休憩も含めて約1時間半で作業は終了した。

 一緒に作業していた松岡光輝さんには紫水ヶ丘で「げんたろう新聞」を配っていただいているが、「こないだ新聞を配っていたら、近所の人に何しとるんや?と言われて、源太郎さんの新聞を配っとるんやと説明したら、自分も読みたいと言われたんやけど増やしても良いか?」と訊ねられた。

 「もちろん、うちの事務所に名前さえ教えてもらえれば宛名ラベルを作りますので」とお答えした。「印刷費がかかるだろうから」と心配していただく方も結構あるが、印刷費は部数が多少増えてもほとんど費用が変わりませんし、毎回、余分に印刷していますので、増やしていただける分にはありがたい限りです。ぜひよろしくお願いします。

 

 作業終了後にはお墓の掃除に行った。

 うちのお墓には牡丹が植えてあるが、枯れた牡丹の花がたくさん落ちている。草も少し引いておいた。

 帰りお寺の下の道たまたま出会った方から猪肉をもらったので、先週、シャンプーハットのてつじさんからもらった味噌も使って、昼ご飯に「ボタンうどん」を作った。


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京都綾部ユニセフ協会の総会

2024年03月02日 | NPO

 日㈯朝、うっすらと雪が積もっていた。7時半に練習試合に行く温二郎を福知山の桃映中学校まで送っていくことになっていたが、試合は中止となった。

 午後、京都綾部ユニセフ協会(野間由紀会長)の総会に出席し、来賓として挨拶させていただいた。

 京都綾部ユニセフ協会(創設当時はユニセフ京都綾部友の会)21年前、2003年に創設されたが、設立総会の日に初代会長の熊谷吉郎さんが病気で亡くなるという衝撃的なスタートとなり、常任理事に就任していた私は急きょ、事務局長を兼務することになり、何も分からないまま、活動委員会というボランティア組織の会議を常設化し、学校部や広報部、事業部等の組織を作って役割分担し、例会や交流会を定期的に開催しながら組織の基礎を構築した。

 今も当時と変わらず、綾部から世界の子ども達に支援の手を差しのべようとする活動が続いていることを大変うれしく思っている。

 二代目会長を務めていただいた森本仁さん名前の通り「仁」の人であり、何を言われても決して感情的になることなく穏やかに組織を運営され、黙々と京都府内全域へ募金の受け取りに回られていた。

 五代目の野間会長には設立当初から学校部副部長として、子ども達にユニセフ活動を伝える教育活動の最前線で活動していただいており、さらに活動が広がっていくことを期待している。

 新たな役員交代や役員補充の議案も承認された。

 総会の後兵庫県丹波市からマエストロ足立さんという「リサイクル音楽家」の方がお越しになり、大変楽しいリサイクル楽器の演奏と漫談を聴かせてもらった。

 音楽の技術も高く、楽しいおしゃべりと一緒に約1時間、楽しませてもらった。様々なものを楽器にされて演奏されるのには驚いた。

 灯油ポンプはバグパイプのような楽器となり、アメイジンググレイスを演奏された。じょうろはトランペットに、タンバリンはウクレレに「リサイクル」され、ハワイアン演奏された。


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綾部高校の卒業式に参列

2024年03月01日 | 教育・子育て

 31日㈮3月に入った三寒四温、冷たい雨が降っている。

 9時半から京都府立綾部高等学校(一井育校長)卒業式に参列した。全日制265名、定時制7名が今日、綾部高校を卒業し、明日からは自らが選んだ新たな進路に向けて進んでいくことになる。

 3年間の様々な思い出が去来するのだろう。涙ぐむ生徒、楽しそうに会話する生徒、希望と寂しさ、別れを惜しむ複雑な感情が伝わってくる。

 綾部高校の生徒は毎年、半数以上が親元からも巣立つため、大人への第一歩を踏み出していく緊張感も感じられる。

 PTA会長山下敬史くんにも一年間、お世話になった。私は2年前に綾部高校のPTA会長を務め、後任会長を村上章さんに託した。村上さんは4人のお子さんがおられる初めてPTA役員を引き受けていただいたため、「役員の頼む先がなかなか分からないでしょうから、後任会長選びもお手伝いします」と言っていた。

 その約束もあり、1年前には山下くんに「何とか引き受けてほしい」とお願いした。これでようやく肩の荷が下りたようにも感じる。

 約10年前、当時、綾部小学校PTA会長だった山下くんから「綾部小学校PTAで監査を一年やってから、次の年に会長をやってください」と頼まれてそれを引き受けたこともあり、頼んだり頼まれたり、持ちつ持たれつで回っている。

 

 卒業式の後一井校長先生と久しぶりにゆっくりお話しした。

 綾部高校の今年度の進学実績について、国公立大学の合格者数は昨年の14名には若干、届かないかもしれないが、私立大学は関関同立、産近龍などに現時点でも相当数合格しているようだ。今年もMARCHへの合格者も含め、首都圏の大学に進学する子が増えているらしい。

 まだこれから国公立の二次試験や残っている私立の試験にチャレンジしていく子もいるので、ぜひ合格を勝ち取ってほしい。

 

 午後には府立高校の中期選抜試験の志願者数が発表された。

 京都府北部の府立高校はどこも志願者の確保に苦労しており、綾部高校普通科は126名の募集に122名の志願者、農業・園芸科は9名の募集に8名の志願者、農芸化学は9名の募集に7名の志願者となっている。北部の普通科では西舞鶴高校のみ、わずかに倍率1.0を超えた。

 引き続き、綾部高校の魅力を高める努力をして、何としても綾部市で唯一の高校を守っていかなければならないと考えている。

 今、この数字を見ると、府議になった13年前から綾部高校の充実に取り組んできて本当に良かった。あの時、これに取り組んでいなければ、今は定数や志願者数が激減し、この先の存続が危うくなっていただろう。

 高校がなくなると綾部市の若年人口の減少がさらに激しくなっていただろうと思うと、背筋がゾッとする。


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