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四方源太郎日記(京都府議会議員・綾部市選挙区)

これからの綾部のために、さらなる「挑戦」を!

犀川の応急対応

2023年09月13日 | 議員活動

 13日㈬朝から京都に向かい、12時半から自民党府議団の議員団会議出席今日のスケジュールの説明一般質問の質問内容の発表などを行った。

 私の一般質問9月22日㈮の三番目、おそらく14時15分頃から約30分間の登壇となります。

 質問内容➀抜本的な氾濫防止対策等について(要望)②私立高等学校への運営費補助金について ③JR山陰本線の充実・強化と早期複線化について ④府北部での知事執務室の確保と執務をサポートする職員体制の強化について予定しています。

 代表質問ではないのでテレビ中継はありませんが、インターネット中継(数日後から録画放送あり)はありますので、府議会HPからぜひご覧ください。

 

 13時15分から本会議開会。11月6日まで続く、9月議会が始まった。

 知事から議案の上程が行われ、9月補正予算の規模は54億円で、うち38.6億円は災害復旧関連予算となっている。災害復旧予算についてはすぐに常任委員会、予算特別委員会が開催され、全会一致で初日に議決し、速やかに復旧工事に取りかかっていただくことになった。

 いまだ国の激甚災害指定がなされていないので心配だが、その状況を見ながら速やかに復旧作業をしていきたい。

 5年前と同じ箇所で越水した犀川では越水箇所に応急の土嚢を積む工事が進んでいる。物部町下市でもようやく工事が始まった。

 夕方、綾部に戻り、19時から地域通貨ゆーらを運営する「ゆーら企画」の会合。中心メンバー3人で集まり、基金の活用についての意見交換を行った。

 これまでから基金で支援してきた自治会連合会の活動に加えて、「綾部に縁のある若者の夢を応援すること」にも活用できるよう規約を改正した。2件目の活用事例として、東京芸大の修士課程を卒業し、スイスの芸術大学の大学院博士課程に留学する綾部出身の若者に活用してもらうことになった。


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9月議会の開会を控えて

2023年09月12日 | 議員活動

 12日㈫明日から9月議会が始まり、京都へ通う日々がしばらく続くため、今のうちにやっておくべきことをと考え、午前中、遅れていた自民党費の集金に回る。

 電話でお願いし、さっそく党費をお届けいただく方もあり、これからの綾部市への様々な提案や情報をいただいた。

 11時綾部高校に行き、副校長と野球部の監督と会い、野球部の強化策について提案した。

 児童相談所のあり方を考える地方議員懇談会(岩波初美会長)の役員会オンライン出席。

 大阪府虐待でなかった女児を児童相談所が7ヶ月半もの間、誤って一時保護し、面会制限も行ったのは違法であると母親が大阪府に賠償を求めていた裁判で、8月30日、大阪高裁は大阪府に132万円の賠償を命じる判決を下し、9月11日に大阪府の吉村知事は上告しない方針を明らかにした。

 これによって高裁判決が確定し、児童や保護者が「冤罪」から守られる意味での大きな判例となったと考える。

 役員会では、実際に「誤認保護」を経験された2組のケースでの当事者が話をされた。次回の勉強会ではもう少し詳しくお話を聞かせていただくことになる。「誤認保護」されたお子さんも役員会で少し話をされたが、相当ひどい話だと思った。 

 保護児童と保護者との面会についても、児童虐待法12条では、「児童との面会・通信を全部、または一部制限することができる」とあり、これは児童虐待の場合を除き、原則では「制限しない」という前提であるが、例外を一般化して、原則を無視しているとの指摘があった。

 また、手紙の検閲・削除は職権の濫用であり、児童の人権を侵害する行為であるとの指摘もあり、その通りだと感じた。

 

 災害に関して、篠田町深山で土石流被害を受けられた相根一雄さんからは、時折、復旧の状況を写真を交えてお知らせいただいている。

 市や府の職員、建設業者、ボランティアの皆さんには親身になって対応していただいているようで、本当にありがたいことだと思う。土砂で埋まった川の姿もようやく元に戻ってきたようだ。

 京都府警本部の白井利明本部長にも相根さん宅を訪ねていただいたようだ。相根さんからは「さすが組織ですね。組織のトップは筋が通っている」と何かあっても警察がすぐに駆け付けるという姿勢に安心感を抱いたとの感想が送られてきていた。

 こういったお知らせによって、私たちが現地を状況をつかみ、被災された方々が少しずつ、元の生活を取り戻すために頑張っておられる様子がよく分かる。


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京都府林業振興会の総会

2023年09月11日 | 議員活動

 11日㈪午前中から京都へ。午後八条口の都ホテルにて、京都府林業振興会(青合幹夫会長)の総会に、京都府議会森林・林業活性化議連の会長として出席した。

 会長挨拶で開会した後、治山・林道工事コンクールの表彰式が行われた。

 表彰式の後、京都府の小瀬康行農林水産部長と共に来賓として挨拶させていただいた。

 今回の台風災害でも流木が被害を拡大しており、さらなる森林整備が重要。これまでにも治山ダムや砂防堰堤が被害を防いだ箇所がたくさんあった。これがなかったらどれほどの命が奪われていたのかと思われるところもあった。

 こういった施設は被害がなければ何も報じられないが、その必要性をもっとアピールすべきだと考えている。

 木材需要の拡大には民間住宅の建築拡大が重要だが、住宅はライフスタイルと関連しており、日本人に新たなライフスタイルを提案するための「Trip Hut」のような事業の必要性も訴えた。

 「Trip Hut」は京都産業21の補助金を受けて、モデルハウスが建設できるようになったと聞いており、今後の進展に期待している。

 

 19時から、正暦寺の総代会出席今年度はすでに半期が過ぎようとしているが、ようやく第1回目の総代会を開催できた。

 護持会計の決算・予算、7月の前住職葬儀の中間決算、今月完成した本堂の屋根工事と今後の改修計画、1月の不動明王大祭の決算と来年の開催などについて、報告を受けたり、協議を行った。


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そろそろ秋風が

2023年09月09日 | 家族

 日㈯朝8時から正暦寺秋の彼岸に向けた清掃奉仕出席し、筆頭総代として御礼の挨拶を申し上げた。そろそろ秋風も吹いているようだが、まだまだ暑い。

 3年後に迫る33年に1度の御本尊開帳に向けた本堂の屋根の葺き替えは無事に完成し、美しい姿を見せている。

 正暦寺では、9月23日の秋分の日「萩まつり」を開催します。今年は檀家さんやそのお知り合いの手づくり小物の販売綾部高校農業科の農産物販売のほか、キッチンカーがたくさんやって来て、ハンバーガー、ピザなどが食べられるようです。ぜひ!お越しください。

 正暦寺の周りにはいくつかのお地蔵さんが並んでいるが、その一つは曾祖父の四方源之助が男の子が生まれるようにと願って建立したものである。この願いに応えて生まれてきたのが、祖父の源太郎である。

 祖父は長男に源一郎と名付けたが、源一郎伯父は私がまだ1歳の頃、還暦を前に50代後半で亡くなってしまい、家の跡継ぎがいなくなったので10番目の末っ子だった父、八洲男が綾部にUターンして今に至っている。

 帰省していた小源太今朝7時前の普通列車で東京に帰って行ったが、中学生の頃にあれだけ嫌がっていた「小源太」という名前が、今では自己紹介の時に鉄板でウケるネタになっていて、源之助ー源太郎ー八洲男ー源太郎ー小源太で「どんだけ源なんや、次は何や?」とみんなガヤガヤするらしい。

 

 からは綾部中学校温二郎副キャプテンの野球部の練習試合を応援に行った。

 相手は舞鶴の青葉中学校中丹地区では福知山の日新中学校と双璧を成す強敵であり、ボロ負けするだろうなと思っていた。でも、午前中の六人部中学校との試合は8対5で勝ち、温二郎は2打数2安打で守備もそつなくこなし活躍したと聞いていたので期待感もあった。

 温二郎は前の試合で活躍したからか、2番セカンドに抜擢されていた。そして初回、いきなりヒットを打ち、綾部中学校は打者一巡の猛攻。

 綾部中学校は2回も打者一巡し、3回こそ無得点だったが、2アウトからファーボールを選んであっさり三者凡退にならずに粘り、4回にもさらに追加点を入れた。

 温二郎3塁から無謀なタイミングで本塁に突入したが、うまくキャッチャーをかわすヘッドスライディングで得点したり、セカンドフライ、セカンドゴロも難なくさばいてたくましくなっていた。

 守っても青葉中学校に得点を許さず、最後はピッチャーはじめ数人を1年生選手に替えたことでミスも出て満塁のピンチを迎えたが、それも全員で踏ん張って0点に抑えて、12対0で勝利することができた。

 みんな少しずつ体が大きくなってきたし、このまましっかり練習すれば来春には期待できるチームになるのではと予感させる試合だった。このチームは末っ子が多く、第1子が少ないので、気ままな末っ子達がうまくまとまると、逆に根性があって、調子に乗るので良いチームになると思う。

 キャプテン選びの時にも3人がキャプテンに1人が副キャプテンに手を挙げ、話し合いでキャプテンを選び、3人は副キャプテンとなるように自分達で決めたそうだ。このチームは実際には2年生全員がキャプテンみたいなもので、みんなよく声が出るようになったし、その意識が出てきた勝利だったと思う。

 

 代表を務める「あやべMBTプロジェクト」の役員会を開催した。3年前の2020年11月、奈良県立医大の梅田智広教授に綾部にお越しいただき、綾部市民の健康増進を図るプロジェクトとして始まり、それだけでなく、御用聞きサービスや置き雑貨事業、あやべMBTミーティングという異業種交流会を開催するなどしてきている。

 異業種交流会は2022年4月に始めて、約1年半で7回開催してきたので、いったん総括するための会議を持った。

 後藤光事務局次長の司会でいろいろなことを話した。本体のミーティングを今後、3ヶ月に1度の開催にして、その代わりに本体から派生する他のプロジェクト会議をどんどん立ち上げていこうということになった。

 綾部市民を健康にするプロジェクト、米粉プロジェクトなど、ここから立ち上がっているプロジェクトの説明もさせてもらった。


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綾部高校の文化祭へ

2023年09月08日 | 教育・子育て

 日㈮午前中綾部高校の文化祭を見学に行った。一井育校長に案内いただき、体育館での舞台発表、教室での展示を観て回った。1年生は「映えスポット」をテーマにした展示、2年生は演劇、3年生は全員で創るパフォーマンスが発表された。

 綾部高校の文化祭と体育祭を合わせて「綾高祭」と呼び、「綾高祭」に憧れて入学してくる生徒もいるくらい、毎年盛り上がる行事なのだが、コロナの数年間は開催できなかったり、全員で観れなかったり、保護者の入場を制限したりとかわいそうだった。今年からは完全フルバージョンで元に戻ったが、コロナで欠席の教職員、生徒が多くおられるようだった。

 由良川キャンパスの1~3年生全員でのダンスパフォーマンスも披露された。

 3年生パフォーマンス3年2組「SUNNY FESTIVAL~36人で最高のフィナーレを」を観た。会場と一体となり、若いエネルギーが弾ける素晴らしいステージ発表だった。

 その後は教室棟の展示を観て回った。

 美術部、写真部も若い先生が熱心に指導しておられるそうだ。写真部は「写真甲子園」の近畿ブロック大会に進み、その写真は綾部の町での様々な仕事や生活の様子を撮った作品だった。

 綾部高校には運動部も文化部も多彩なクラブ活動があります。勉強とクラブ活動を両立できる学校でもあります。

 見学後校長先生から今年度の中3生の志願状況などを聞いた。綾部高校は受験が難しいと福知山、舞鶴では言われ始めているようだが、今春も定員を割っているのでそんなこともない。

 逆に綾部の保護者が綾部高校に足りないと感じている部分についても足りていないことはないので、それをどう説明していくのかについて意見交換した。

 

 夕方、綾部駅を16時10分発の普通電車で西舞鶴駅に行き、さらには丹鉄に乗り換えて丹後大宮駅に17時39分着。綾部から西舞鶴までは通学の学生で満員、西舞鶴から宮津の間は中国か台湾の観光客で満員だった。

 18時から京丹後市にて、自民党第五区選挙区支部の幹事会があった。本田太郎支部長の挨拶の後、集まった北部の自民党府議で今後の活動や総選挙の情勢などについて意見交換した。


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知事と監査委員の意見交換会

2023年09月07日 | 京都府議会

 日㈭から京都へ。10時から知事と監査委員との意見交換会出席した。7月末~8月上旬にかけて行った決算審査の結果を監査委員から西脇知事にお渡しした。

 今回の監査委員意見には「安定的・計画的な財政運営のために、財政調整基金への積み立てについても検討いただきたい」財政調整基金への積み立てについて、初めて言及した。

 京都府の財政調整基金には2100万円しか積んでいないが、令和4年度末の府債管理基金には3000億円近い金額が積まれている。同じ基金でも府債管理基金にたくさん積んである方が簡単に起債ができるというメリットもあり、どちらかというとここに積んできたようだが、そういう財政課のテクニックだけでなく、府民への分かりやすさという観点も重要だと思っている。

 個人的な意見としては、知事に「京都府北部の医療体制拡充」についてお話した。

 北部の医師不足府立医大附属北部医療センターの設置によって改善した部分はある依然として厳しい。北部医療センターに医師の数が揃ったとしても、その医師の質については様々なご意見を聞く。綾部市立病院の産婦人科は常勤医師が1人から2人に増えたのに、その新しい医師との折り合いで助産師が全員辞めてしまって、1年ほど前から分娩がストップしている。

 医師確保については、若い医師が働きやすい、生活しやすい環境をいかに北部に作るのかが重要で、老朽化している北部医療センターは早期に新築してほしい。また、医師の研究進み、論文を書いてキャリアップしていけるような環境充実にも努めていただきたい。

 よく聞く、お子さんの教育環境が問題で北部に医師が赴任してくれないのだとすれば、京都市から通える場所に新センターを設置することも重要ではないか。そこらへんは府立医大の教授が各診療科の人事を差配しておられるので、教授の意見もしっかりと聞いて決めていってほしいとお願いした。

 

 綾部中学校PTAの第4回運営委員会出席源回収の報告やPTAアンケートの結果、体育祭のこと、PTA合唱について、次年度役員選考などについて話し合った。

 PTAアンケートは79人の方からご意見、ご要望をいただいたので、学校と相談の上、回答をお返ししていきたいと考えている。


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自民党府議団の議員団会議

2023年09月06日 | 京都府議会

 日㈬から京都に向かい、12時半からの議員団会議に出席。

 会議に入る前に、二之湯真士府議から京都市長選挙をめぐる新聞報道について、経緯の説明があった。

 団会議では代表質問の登壇者による質問内容の発表があり、宮下友紀子議員(上京区)私立高校と府立高校のことについて質問されるというので、私の一般質問の内容との整合性を図るようお願いした。

 京都市長選挙に関する月曜日からの報道は、二之湯府議いわく、この件に関して新聞社の取材はまだ一切受けていないので、自分についての部分は憶測で書かれたもの。京都市長選への立候補決意を正式に表明するのは、今日の自民党府議団の議員団会議を初めてにしようと考えて準備してきた、ということだった。

 記事掲載以降の数日はマスコミ等の取材が殺到したので、それを受けないようにホテル住まいして電話にも出なかったが、いつまでも説明しない訳にはいかないので明日7日に記者会見して来年2月の京都市長選挙への立候補を表明する、と決意の披瀝があった。

 

 自民党府連副会長でもある自民党府議団の近藤永太郎団長「二之湯くんの決意を聞かせてもらって、団長として非常に嬉しく思う。ただこれを受けて自民党が推薦するかどうかはここで決められる問題ではないので、府連に二之湯先生の意志を伝えてほしい。そして、今後、我々が協力できる体制を作っていただきたい」おっしゃった。

 京都新聞に「松井孝治氏を自公で擁立検討」という記事が掲載されたことに対して「府連会長に確認したが、自公で候補者協議をしていることは一切ない。もちろん自民党京都府連が松井孝治氏擁立を検討していることも一切ない、府連はまだ全く動いてない」と説明があった。

 

 さすがに新聞記者も何もないのに記事を書くということはないと思う。正式な協議の前に感触を確かめたり打診することはあり得ることなので、松井さんが否定しないところを見ると打診はあったのだと思うが、松井さん側の条件提示の答えまでは自民が出せていなかった「生煮え」「半熟」での「先走り報道」になってしまったのだと思う。

 その困惑と話が完全に消えた訳ではない気持ちが交錯している様子が、それから数日の松井さんのTwitter投稿に現れていると思う。

 松井さんほどの実績や能力のある方古巣の民主党ではなく、対立する自民党が担ぎ出そうとするならば、「絶対当選させる」ことと「当選後も議会運営を安定させる」ことをどう担保するのかが条件になると思う。

 それが突然の門川市長引退会見の理由だったのかもしれないし、門川市長を当選させてきたオール与党を再構築するため自民党をまとめることはもちろん、維新や京都党と組んで候補擁立に意欲を見せている前原誠司氏を味方につけるという条件もあっただろう。

 この条件を全て整えるのは相当難しいが、条件が整えられなくても、そのまま時間が経って誰も有力な候補者が出ないという状況になれば、「もう誰もいない。条件は後で整えるので出てもらうしかない」と持っていこう「見切り発車」しようとしていたのではないだろうか。

 「自公で松井孝治氏を擁立」という記事がそのまま事実となる可能性もあるが、他党の元議員の擁立という元々難しめの話でもあり、通常、こんな状態で名前が出てしまうと話が潰れてしまうのが政治の世界である。

 最後に誰が候補者として出揃って、どういう戦いになっていくのか、まだ全く読めないが、私は自民党府議団で切磋琢磨してきた同世代の友人である二之湯真士府議に頑張ってほしいと思っている。

 

 二之湯府議の7日の記者会見の中で「二重行政の排除」という公約について、「維新の言っていることと一緒ではないか?」と疑問を呈してこられた自民党綾部支部の役員の方がおられた。

 「二重行政の解消」が維新の十八番になっているとはあまり意識してこなかったので、少し驚いた。

 私が12年前に府議になって1年くらい経った頃だっただろうか、2期の二之湯府議に誘われ、長岡京市・乙訓郡選出で同じ1期だった能勢昌博府議と3人京都市会の寺田一博市議(上京区)、津田大三市議(中京区)、吉井章市議(山科区、現参議院議員)との朝食勉強会に毎月参加していた。

 その中で最も熱心に取り組んだのが「二重行政の解消」であり、我々の活動の結果、動物愛護センター、消防学校、計量検定所、保健環境研究所などの施設を京都府、京都市で統合することができた。

 大阪維新の会ができるよりもずっと前から、京都では自民党の若手議員の我々がそれに取り組み、実現してきている。「二重行政の解消」が維新の政策だと思われるのは甚だ遺憾である。

 自民党こそが改革政党であり、これからもそうあらねばならないと思っている。それは二之湯府議と同じ気持ちだ。


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地域交響プロジェクトの被災地支援プログラム、申請受付始まる

2023年09月05日 | 京都府議会

 日㈫京都府地域交響プロジェクト被災地支援プログラムようやく、申請受付開始となった。申請期間農繁期を考慮してもらい、9月30日から12月28日へと延ばしてもらった。

 すでに実施された事業でも、8月14日以降の災害によって生じた土砂崩れなどの撤去費用(重機レンタル費、オペレーター人件費、燃料費、資材費、運搬費など)が30万円まで10分の10で補助されます。※数人で作業しておられる様子の作業前、作業中、作業後の写真が必要です。

 説明には難しいことが書いてありますが、できるだけ柔軟に対応するように担当部署とは話をしていますので、疑問やお困りのことが出てきた場合には遠慮なく、ご相談ください。

 補助金は団体が違えば、何ヶ所でも申請可で、振込口座は団体の口座がなくても代表者個人の口座で構いません。

 詳しくは京都府の専用HPもご覧ください。

 

 午前中、事務所に藤岡康治市議が来られて、議員定数のことや最近の綾部市の事業のことなどについて意見交換した。

 藤岡市議は定数4削減を提案したとおっしゃるので、議員定数は市の財政上、見直しが必要になってくる時期はあると思うが、勘違いしてはいけないのは「定数を減らすと、議会が市民の声を汲み取る力は弱くなり、議会力は下がる」ということだという話をした。全国各地で定数削減は進んでいるが、定数削減によって過疎化が止まったところはなく、むしろ加速化しているのが現実だ。

 地方都市では、郵便局も信用金庫の支店もATMも役所の支所も、経費削減でどんどん減っている。減るたびにその地域の過疎化が促進する。幹を残すために枝葉を切り落とす必要があるのだろうが、そういったものがなくなって便利になることはなく、不便になる(枝葉が切り落とされる)ことは覚悟しなければならない。

 企業でも団体でも家庭でも、収入が減れば経費削減の必要は出てくる。それを市民の声を汲み上げるために存在する議会の定数削減で対応するかどうかはよく考えてほしい。定数削減によって議会改革が進んだ例も、地域が活性化した例もない。

 議会の役割個々の議員が市民の声を汲み取る活動をいかにしっかりやるかだと思う。藤岡市議は議会が終わるたびに「藤岡こうじ新聞」を作って地域に自ら配っておられるので立派だと思う。そういう広報活動にも政務活動費を使えるようにするとか、議員活動を活発にするための必要な経費を増やすことを検討ことも、定数議論と同時にするべきではないか藤岡市議には話をした。

 

 10時には後藤光市議最近、自分の自治会に50代後半でUターンされた方を紹介したい事務所に連れて来られた。その方は近所のお年寄りのお困りごとに着目され、買い物代行サービスを立ち上げられたそうだ。

 光くんが関わっている便利屋事業あやべ福祉フロンティアの移送サービス等連携してもらったらどうかと勧めた。綾部で50代後半というと、まだまだ「青年部」なので、そういう若い方に帰ってきてもらえて嬉しい。

 

 今朝、お盆に帰ってこなかった小源太が帰省した。夜行バスの旅は安く帰れたが疲れたそうだ。8日にはまた東京に戻るが、久しぶりの5人家族に戻り、みんなが嬉しそうだ。


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京都市長選挙報道が急に熱気帯びる

2023年09月05日 | 論評・研究

 日㈫昨日の午後二之湯真士府議(44才、右京区、5期)来年2月の京都市長選への立候補を検討している」という京都新聞の報道流れた。

 門川市長は先日、8月末に引退表明された。前回の市長選挙は情勢が厳しいということで、我々、京都市外の議員にも自民党府連から支援名簿の提出等の協力を求められたが、引退表明については何の事前事後の連絡もなく、寝耳に水だった。

 

 二之湯府議が門川市長の引退宣言の後、他に手を挙げる人もない中で立候補を検討をしているという話は聞いていたが、もう少し後の発表だと思っていたので、京都新聞にいきなり出たのには少し驚いた。京都新聞がどうしても書きたかったのだろう。

 二之湯府議とは12年半、自民党府議団で同僚であり、1期先輩だが世代も近いので仲良くしている。彼の新しい発想や行動力には様々な刺激を受けてきた。自民党京都府連の青年局長を務めた際には幹事長として支えてもらい、後継の青年局長を託した関係でもある。

 5期の府議としての経験を活かし、40代という若さで新たな挑戦を決断をするのであれば、私は応援したいと思っている。

 政党相乗りで、選挙前から勝負を決めてしまうのも疑問に感じてきたし、それによって有権者の関心が低くなり、投票率が下がってきたのだと思う。

 

 と、思っていると、京都新聞から今朝、また別のニュースが流れてきた。

 元民主党参議院議員松井孝治氏を「自民党と公明党が擁立検討している」という記事だ。

 松井さんとは、20年ほど前に参議院選挙前の事務所を訪問し、現在は国民民主党の国対委員長である古川元久代議士に紹介していただいてからのご縁があるが、10年前に政界引退された元民主党の国会議員を自民党が推薦するというのは理解に苦しむし、松井さんが自民党のために火中の栗を拾いに行く義理があるのか?とも思う。

 報道後、今日午前中の松井さんのTwitter(X)には「開いた口が塞がらない」「首に鈴つけんといておくれやす by ヨシコ」という投稿がなされているので、相当先走った報道に戸惑っておられるのだろう。

 全く話がなかったのなら完全否定されるだろうから、こういったあやふやな表現からすると「話はあった」ということだろう。ただ「生煮え」「半熟」の話だったのではないだろうか?

 新聞報道を受けて、「なんで鳩山内閣で官房副長官だった民主党の元国会議員を自民党が応援するのか?」という怒りの連絡が綾部支部の役員さんからあったりするが、京都市長選に関して、自民党府連からは今も何の連絡もないので「情報がないので、よく分かりません」とお答えしている。

 報道されている二人で終わりなのか?第三の本命候補が次に出てくるのか?など全く分からないが、党内からも手が挙がるのであれば、党員が納得できる候補者選定をしなくては勝てないだろうし、党員の気持ちがまとまらなくなると、この先の総選挙等にも影響していくだろう。


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綾部公民館の第4回運営委員会

2023年09月04日 | 教育・子育て

 日㈪午前中青野町の住宅街「げんたろう新聞」を配りに行き、残部を配り終えた。しかし、綾部市内の全てのお宅に届けられているわけではないので、読みたいと言っていただける方にはお届けいたします。四方源太郎事務所(電話0773-43-1001)に遠慮なく、ご連絡ください。

 後藤光市議がいくつかの相談事で来所。それは綾部市の農政課に相談に行ったらどうか?とアドバイスしたり、土木事務所長に連絡して相談対応をお願いした。

 午後14時から綾部公民館の第4回運営委員会綾部中学校PTA会長として出席予定が合わず、今回で2回目の出席。梅原哲史副館長の司会により、岩崎裕生公民館長の挨拶でスタートし、木下正彦運営委員長が協議事項の進行をされた。

 協議事項は15分ほどで終わり、綾部小学校と綾部中学校の教頭先生が学校の様子をお話されて、14時半には終了した。

 自民党綾部支部の役員会議事だけだと30分もかからずに終わってしまうので、わざわざ30分のために上林や志賀郷から出てきてもらうのは申し訳ないと考え、「ここでしか見せない資料」を使って、「ここでしか聞けない」府・市政報告の時間を取るようにしている。

 通常の役員会は希望する党員は誰でも出席可能希望者には案内も送るようにしているので、そういう話に興味があって出席してくれていた若い党員がそのまま役員に就任してもらっているケースもある。

 公民館の運営委員会でも、地域社会や学校での課題を共有したり、課題に対して何らかの解決法を見出すための意見を出し合うなどができれば、会議が活性化して公民館活動により能動的な参加が求められるようになるのではないかと感じた。そういった会議手法を学ぶためのファシリテーター講座を公民館で開催して、自治会や団体でも様々な意見交流が進むと良いのではないかと思う。

 公民館制度は戦後、文科省が全国で「社会教育」推進のために実施してきたが、国民の教育水準や社会の文化度が上がってきた今日、あり方を問い直す時期にもきているように思う。

 

 15時からは隣りの研修室綾部地区人権教育推進協議会(岩崎裕生会長)第1回常任委員会に出席した。11月25日㈯10時~12時、あやべ日東精工アリーナ研修室にて、綾部地区人権教育研修会が開催されます。

 講師mottoひょうご栗木剛事務局長で、「今日からできる地域づくり」をテーマにお話されることになっています。当日参加もできますが、人数把握のため、綾部公民館(電話0773-42-8220)に事前お申込みいただければ幸いです。

 こちらも15分で会議は終わったが、委員から「人権教育と今回の講演テーマにどういう関連性があるのか?」という質問が出た。「次年度は、そういったことも明確にしてテーマや講師を選定していく」ということでまとまったが、こういう議論が運営委員会でも行われたら、案外面白いのではないかと感じた。


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京都府総合防災訓練に

2023年09月03日 | 京都府議会

 日㈰10時過ぎ亀岡市の保津川水辺公園へ行き、京都府総合防災訓練を見学した。暑い中、多くの関係者が訓練を実施しておられた。

 災害は起こってほしくはないが、いざという時には、公私の団体や企業が連携して被害をできる限り食い止め、復旧に向けての支援を行う必要があり、そのためには日ごろからの連携や訓練が大切になるのだと思う。

 会場では来賓の首長、議員や府職員、OBの方々などと久しぶりにお会いする方もあり、いろいろと情報交換もさせてもらった。

 

 帰り京丹波町の村上商事でガソリンを入れた。満タンにしたら6,000円近くかかったが、金土日は特売日で、かつ、たんたんともだちカードを使うと9月は7円引きになるので、172円/リットルで給油できた。それでもお盆前には165円/リットルで入れたので、半月でずいぶん高くなった。

 ガソリン代の高騰は地方都市では大きな問題で、買い控えなどしようもないので、国には段階的でなく、できるだけ早く値下げの対策をしてもらいたい。

 

 午後綾部に戻り、13時から並松町公会堂にて、先週のソフトボール大会の反省会に出席。チームの高年齢層の8人が参加し、いろいろと話をした。同じ町内に住んでいても、こういう時でないと親しく話す機会はないので、成績は良くなかったが親睦のために今後も出場しようということになった。

 反省会は当日にやらないと予定が合わずに参加者が減るので、親睦の意味ではその日の流れでやった方がいいだろうと思った。


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論理エンジンの出口汪先生を綾部にお招きして

2023年09月01日 | 教育・子育て

 91日㈮防災の日。関東大震災から100年を迎えた。日本人の半数が「防災の日」の意味が分からなくなっているらしい。

 午前中「げんたろう新聞」をポスティングに、あやべ台団地へ。約100部を配って、6700部印刷して残部は50部弱になった。

 午後には「出口の現代文」で有名な出口汪先生(元東進ハイスクール講師)綾部にお招きし、教育関係者らとの意見交換、講演などをしていただいた。

 13時綾部高校を訪ねて、一井育校長にご紹介した。

 出口先生が開発された「論理エンジン」は大学受験に重宝されているが、筋道立てて話す、相手の言うことを理解することができるようになる「生きる力」をつけるためのツールであり、綾部高校の学習の中に「論理エンジン」を取り入れ、それを綾部高校のセールスポイントにしたらどうかと考えている。

 綾部高校の正門がガッチリ閉まっていたので、聞いてみると今朝、福知山市の民家に押し入ってそのまま逃走した男がいたらしく、福知山のみならず、綾部の学校でもその対策が必要になっていたとのこと。幸い、昼過ぎに男は綾部市の高津町で身柄を確保され、一件落着となった。近くにいたのだなと思った。そのまま逃走されていたら、今日の予定が全て変更になっていた可能性もあり、神様に守られているのだろうと感じた。

 

 14時半からは綾部小学校に移動し、昨年度から「論理エンジン」を使った学習を始めている綾部小学校、中筋小学校、吉美小学校今後の利用を検討していただいている綾部中学校の校長、教頭、研究主任、国語科教諭等の皆さんと出口先生が学習の進め方などについて意見を交わしていただいた。

 出口先生からは「論理力」に加えて「語彙力」をつけるための新しいツール「語彙トレ」が完成したので、半年間無料でモニター導入してみませんか?という提案もあった。

 

 16時からは綾部小学校の全教員に呼びかけていただいての校内研修会の講師出口先生に務めていただいた。綾部小学校ではほぼ全員の先生が「論理エンジン」の学習に関わっていることから、どういう心構えでこれに取り組むか、小学生は脳がまだ完成しておらず、小学生時代にはどういう脳のデザインをするのが大切なのかをお話された。

 今の子どもは「ムカつく」「うざい」「ヤバい」などの単語で気持ちを伝えようとする。「ムカつく」は元々、「吐き気がする」「体調が悪い」という意味だが、彼らは「腹が立つ」というような意味を伝えようとしているのだろう。

 赤ちゃんは言葉が使えないので「おむつを替えてほしい」「ミルクが飲みたい」「眠たい」と言う代わりに、泣いて誰かにそれを気がついてもらって不満を解消しようとする。

 それと同じように今の子どもも「ムカつく」と言えば、誰かが自分の不満や不快感を解消してくれるだろうと思っているのだろうが、大人になって社会に出れば論理的に伝えないと誰も察してはくれない。

 今は親や友達、先生に察してもらえるかもしれないが、いずれ察してもらえない環境で生きていかなければならない子ども達には「論理立てて説明できる力」をつけていくことが重要だ。

 「論理力」は国語だけでなく、全ての教科の土台となる力であり、幼児から小学生の間にこの能力を体得できれば、新しいことを学ぶことが楽しくなり、自ら進んで学習しようとする子ども達が育ってくる。学習は学校を卒業して終わりではなく、社会人になっても一生、追求していかなければならないことだ。

 それゆえ「論理力」は「受験力」のことだけではなく、「生きる力」のことを表している。

 出口先生は、脳がまだ完成していない小学生段階の学校の先生の役割はその子の一生にとって非常に重要で、自らも子どもと一緒に学びながら、「生きる力」をつけさせるために「論理エンジン」の学習に取り組んでもらいたいと説明されていた。

 日本の古典芸能である三味線、尺八などが世界に広がっていないのは、お師匠さんの演奏を見て聞いて覚えなさいというやり方で論理的に説明する楽譜や説明書がないからで、それは現代文の学習と似ているとおっしゃった。

 本をたくさん読みなさい、問題をたくさん解きなさいという指導しかできないから、得点が安定しないし、勉強しても仕方がないとなってしまっているとのこと。

 綾部における「論理エンジン」の学習はまだ2年目で始まったばかりだが、少しずつ学校の先生方の意識に浸透していくことで、数年後にはこれに取り組んだ子ども達の学力が目に見えて上がっていくものと期待している。

 それによって、「綾部で子育てをしたい」「綾部の教育を受けさせたい」と綾部に移住してくる人が増えることで、人口増や人手不足の解消につなげていきたい。

 

 夜は19時から、ふしみやにて、綾部小学校、吉美小学校、綾部中学校、綾部高校の先生方など15名で出口汪先生を囲んで懇親会を開催した。

 今後の論理教育のことはもちろん、それぞれの学校同士の連携についても話し合ってもらう良い機会となった。


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