3日㈯、大雨の影響で、新幹線等のダイヤが乱れ、午後に予定されていた自民党府連の議員総会は中止となった。
綾部中学校3年生の修学旅行も予定は変わったが、無事に帰ってこれたようだ。涼子に「何が楽しかった?」と聞くと、「ディズニーランド」と答えていた。
もともと夜に京都市内で会合を予定していたため、夕方の特急で京都へ。外国人観光客も多くなり、よく賑わっていた。


19時から会食しながらの懇談。最終の特急で綾部に帰った。
4日㈰、朝8時半から奥上林の二王公園にて、あやべ二王門登山レースの開会式に出席した。今年は500名弱の参加だったらしい。少しずつ、戻りつつある。
開会式では役員や来賓が配られた帽子をかぶっているが、前が黒いのでインドネシア人がかぶる帽子のように見える。


スタート地点で応援し、その後は奥上林地域振興協議会(岩見修一会長)主催の二王公園まつりの開会式へ。



上林の皆さんの手づくりの食品が販売されていた。鳥ごぼう飯、栃餅、六平もちを購入した。洞峠開通を共に目指す南丹市美山町鶴ヶ岡の皆さんには手打ちそばの店を出していただいていた。
宮津市の久保浩市議にはバンドのギター演奏でお越しいただいており、様々な方が「上林を支えよう!」と応援していただいているのがありがたい。

昼にはFacebook友達でもある上垣武士さんの「八十歳の個展」を鑑賞に行った。グンゼOBの山下あさ乃さんから「友人が個展をやっているから、時間があったら観に行って」とお誘いがあった。上垣さんもグンゼOBで、今田町の永井久壽さんや川糸町の黒田實さんの実弟だとお聞きして、いろいろなご縁がある方だと分かった。

6日㈫17時まで、グンゼ集蔵で開催されていますので、ぜひ!足をお運びください。入場無料です。綾部バラ園のバラもちょうどきれいに咲き誇っています。


会場で受付のお手伝いをしておられた今田町にお住まいの永井祐子さんから「(続)あなたの話が聞きたい 今田町の嫁語り」(もっと知りたい!今田・人語りの会刊行)という本をいただいた。
本に登場される方のほとんどが知っている方や知っている方のお子さんやお嫁さん、奥さんなどだったこともあり、興味深く一読させていただいた。今田に嫁いでこられた方、今田から嫁いでいかれた方の生の声が記録されており、綾部の市井の人達の記録として民俗学的な意義もある資料だと感じた。

「おわりに」には、こんなことが書かれていた。
今田町ならではの季節の食材を使って、その家に代々伝わる食を記録するーという、当初の思惑は見事に覆されました。婚家が伝える家伝の食はほとんどありませんでした。味付けは嫁が実家で身につけたものに、本やネットで研究して改良したものでした。ならば「食」を介して「嫁が語る半生」をメインディッシュにしようと企画を変更。嫁に来た女性たちの聞き書きドキュメントに仕上げました。
半世紀前に今田町に嫁いできた女性たちは不安いっぱいでした。その一方で好奇心にあふれていました。思いがけない出来事に直面して困惑することも多々あったはずです。しかし、台所に立った女性たちは、なんと力強く、やさしく、軽やかなことか。
女性たちが作る「我が家の正月の雑煮」は関東風の鶏出汁、白みそ仕立て、甘味ぜんざいと各家多様です。一年の初めに家族で健康にいい美味しいものを食べようと工夫された、個性的なものばかりです。もしかして、過去の風習や因習の壁をひょいと飛び越えるのは女性たちなのかもしれません。お雑煮のように、形にとらわれず、したたかに、自由にー。
2023年3月 もっと知りたい!今田・人語りの会 代表 永井祐子
この本のテーマの一つは、自治会「女性部」への問題提起であり、これは人口減少に伴って、自治会そのものやPTA、老人会、消防団などでも問題になっている会員減少、役員のなり手不足という課題と、女性の意識や役割の変化、活躍の場の拡大という両方から迫ってくる避けられない課題なのだと思う。
LGBT、夫婦別姓、家族制度のことなど、男性や自民党、政治、社会が変わらなければならないことがこれからますます増えてくる時代になるだろうとこの本を読んで改めて感じた。
今日の最後の予定は、13時からの綾部市消防団「市長査閲」。消防団の団長点検50回を記念して、上杉町の綾部市総合運動公園グラウンドに綾部市の全分団が集結して開催された。全車両、全団員が集結する様子は圧巻だった。

開会式の後、小隊、中隊、操法などの各種訓練がキビキビと行われていった。
私より一つ上の50才の藤岡康治市議、一つ下の48才の後藤光市議もそれぞれ出場しておられたし、団員の皆さんには仕事や家庭を抱えながら地域の安心安全のために活動していただいていることに感謝しています。






