午前中、二ノ湯議員、能勢議員と共に、京都府計量検定所の事業内容について、担当課長および検定所長から説明を受けた。
団会議を経て、午後は本会議。
公明党が「『慰安婦』問題の早期解決を求める意見書」を提出し、これに民主党、共産党が相乗りするという形で可決されてしまった。
他の都道府県議会では、このような「史実を歪める意見書」を可決したところはどこにもない。
10数年前、こんな場面に遭遇した。
首都圏近郊の町で、ある無名の新人候補が新党からの立候補を表明する記者会見会場だった。
そこに、鳩山由紀夫代議士(当時)の秘書がチョゴリを着た二人の「おばあさん」を連れてきた。立候補予定者が手短に挨拶を終えると、記者の質問はその「おばあさん」に集中した。
その「おばあさん」は『慰安婦』だと説明された。「おばあさん」は言葉少なに、伏し目がちに、記者に応対していた。
疑問に思ってカラクリを聞いたら、事務所関係者が教えてくれた。
「新党から出る新人では普通にやっても記者が来ないから、まあ『客寄せパンダ』ですよ」
性風俗を商売にすることは、いつの時代にもある。現代でも、進んで風俗業に従事している人ばかりではないと思う。昔は、貧しさゆえ子どもが身売りされることもあった。
民間に『女衒』という存在がいたが、日本政府が外国人を拉致・監禁して、『慰安婦』として従事させていたという事実はない。
日本人が「敗戦史観」に捉われている限り、アジアの未来は開けてこない。
夜は、超党派の“1期会”に出席。自民5名、民主5名、共産3名、公明1名という14名のメンバーで、都合のつかなかった自民1名、民主1名を除く12名が参加した。
今日の意見書のことも含め、いろいろな話ができて、楽しい会だった。