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四方源太郎日記(京都府議会議員・綾部市選挙区)

これからの綾部のために、さらなる「挑戦」を!

世界連邦・夫婦別姓の勉強会、Eバイクでホタル狩り

2022年06月25日 | 歴史の探求

 25日㈯、午前中は事務所にて、事務仕事来客

 午後は世界連邦市民学習会に参加した。「世界連邦運動の必要性~ウクライナ侵攻をふまえて」題して明治の元勲、木戸孝允の子孫で、昭和天皇に仕えた木戸幸一内大臣の曽孫である木戸寛孝氏(世界連邦協会 常務理事)講師を務められた。

 木戸さんのお話2014年3月16日にも世界連邦の学習会拝聴した。その日のblog 四方源太郎日記「時代は回転する」こんなことを書いている。

 市民センターで、綾部世界連邦運動協会(鹿子木旦夫会長)の《まちかど講演会》を聴講。明治の元勲、桂小五郎(木戸孝允)の子孫で、昭和天皇に仕えた最後の内大臣、木戸幸一氏の曾孫にあたる木戸寛孝さん(世界連邦運動協会 常務理事)が「展望! 2020―近未来のリスク社会を読み解く!」と題して講演された。

 「時代は回転する」というのは、僕もよく理解ができる。
 これをできる限り、受け止める方がニュートラルに受け取れるように話すのは難しいが、そういうテーマを初対面の様々な思想ジャンルの人たちを前に、オープンな場で説明するという難しいことに果敢にチャレンジされた講演だった。
 そこに大変意義深いものを感じた。

 ただ、どこで回転するかと考えるポイントをズラすことで、未来の見え方もずいぶん変わってくるので、そのポイントの位置は僕のポイントと40年の違いがあるなあと思いながら聞いた。

 

 今日も同様の感想を持ちながら、その未来を読む力に恐れ入った。時代のポイント位置の「40年の違い」と自分で書いておきながら、どういうことか忘れていたが、80年+40年=120年ということだったのだろう。

 大本出口王仁三郎、すみ夫妻が結婚した「結び」の1900年から120年後の2020年何かがあると思って新年を迎えたら、コロナ(567)に襲われた。みろく(五六七)の世への胎動、再びの「結び」が始まったのだろう。

 

 15時半からは自民党綾部支部役員等に呼びかけての勉強会「選択的夫婦別姓について」を開催した。

 この勉強会を持ちかけてこられた選択的夫婦別姓・全国陳情アクションという団体通山潔くんは、先祖のルーツが綾部の奥上林にあり、今でもお墓と家があって、お父さんがその管理しておられるという。綾部とのご縁もある方なので、お引き受けした。

 今日の勉強会は賛成、反対と議論するものではなく、今後、そういった議論をする際の参考としていきたいと考えている。選択的夫婦別姓に反対の人たちの意見も聴いてみたいという声もあったので、そういう機会もできれば良いと思っている。

 自民党という政党は、政権政党として、様々な意見を包含できる度量がなければいけないと思っている。

 以前、共産党の中島祐子市議「ヨウ素剤の事前配布について、自分たちの想いを聴いてほしい」言って来られたので、与党市議と綾部市の担当職員に呼びかけて勉強会を開催したことがある。賛否双方の意見を聴いた上で、適正管理の点でヨウ素剤の事前配布はしない方が良いと思う中島市議には私の考えを伝えたが、様々な意見を聴くことで「真釣り」、すなわち、バランスがとれる。政治は「真釣り」事(まつりごと)と言われるように、バランスをとるために多くの意見を受け入れることが大切だ。

 山崎市長が最初の選挙に出る直前、旧知の京建労幹部と話をした際「京建労は共産党ではない。どこの政党の意見も聴く。綾部の事務所に〇〇という事務局長がいるから、役員会ででも話をさせて欲しいと行って頼んで来たらいい」とおっしゃるので、「そんなことないだろう」と思いながら、お願い状を持って頼んだら、やっぱり返事もなく、なしのつぶてだった。政権政党ではないから、その度量はなくても仕方がないだろう。

 

 18時半からは中上林にIターンして農家民泊を営んでおられる工忠照幸さん企画された「ナイトEバイクでホタル狩り モニターツアー」に参加した。毎回、MBTミーティングに参加してくださっている村上小百合さんからお誘いいただいた。参加者村上さんとその娘さん、同僚の方だけだったが、綾部に長年住んでいてもできない体験をさせてもらった。

 最初は奥上林二王公園にある拍屋さんで上林鶏と地元野菜の鉄板焼きを食べた。卵かけご飯も美味しかった。

 20時になり暗くなったので、中上林の市野瀬公会堂に移動し、そこから市志に向かっての約3キロをEバイクで走行した。

 Eバイクとは充電式の電動自転車普通の自転車よりもずいぶん楽に走ることができる。帰り道はほぼペダルをこがなかったので行きはずっと上り坂だったのだが、それに気がつかないくらい楽だった。

 途中、ホタルがたくさん出ていたが、スマホではホタルは撮影できない。生で観るしかないというのも良いのだろう。「綾鷹」で有名な宇治茶の上林家の菩提寺があったとされる「上林殿塚」まで来ると、市志集落まであと500m。

 集落に着き、後ろを振り返るとホタルの大群が山を覆っていた。

 最近、奥上林のあやべ温泉の近くにオープンした「二王の栖」を経営する舞鶴の志摩機械で、奥上林担当の従業員として最近、入社した昆虫博士の山下くん解説してくれて、ヒメホタルも初めて観た。光り方が全く違った。線香花火のようだった。

 自動車では通り過ぎてしまうのだろうが、田舎の魅力再発見ツールとしてEバイクにも可能性を感じた。


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