ジェンダーからみるカンボジア

カンボジア社会について、ジェンダー視点から色々な情報をお届けします。

LGBTのエンパワーメント

2014年03月05日 | 女性の自立

 

 

LBGTのエンパワーメントの会合。

 

アメリカ政府の支援で、お金のかかった立派な会合が2日間開催。

アメリカから、かなりベテランで立派な先生たちが来てて、まあ予算がよくあるなあとしか思えないのはわたしたけ?若手の先生は、1月の会合にも来てたらしくて、カンボジアのLGBT支援に相当気合いがはいってるのである。

ただ、まったく関心のない人には、ほんとに関係ないはなしなのである。そもそも、参加者も相当限定されてる。

でも、母としては、どもたちがLBGTかもしれないかなって気があるし、学生の1割が可能性としてLBGTなので、かなり真面目な議題。

↓法律の観点から、相当複雑で条文をどう理解するかのまじめな議論

あまりにもおもしろい議論内容なので、ひさりぶしに盛り上がったのである。

 ↓グループ討論の様子、超優秀なファシリテーターはKHANAの人 

 

プノンペンにいると、こいいう優秀なカンボジア人との出会いがとてもたのもしいのである。

今回は、ビルマから5名くらい参加してて、ビルマでも警察がLBGTを弾圧している状況を紹介してくれて、共感するところもあるし、課題が多いなと思うのである。

 

 

 

 

 

 


歯のクリーニング

2014年03月04日 | カンボジアの母子保健

 

 

子どもの歯、3か月に一回クリーニングに行ったほうがいいよ、ってすすめられたので、さっそく行ってみることに。

↓プノンペンタワーにある日本人のやってる歯医者さん

とっても美人の先生で、さらに子どもの扱いかたも超上手☆子どもの遊び場まであって、とても歯医者さんとは思えないのである。

↓クリニックからの景色も抜群

子どもは虫歯もなく、とてもきれいな歯だそう。ところが母は、おかしいなあと思ってた歯は割れてて悲惨になってるかもしれないとか、虫歯が4つもあるとか、なんとも悲惨なのである。ニンプの時に歯医者に検診に行ったときは、虫歯なかったのに・・・

子どもの将来のために、歯を大事にするのはとっても大切なことだと思うので、これから3か月に一回、この美人の先生のところに通おうと決めたのである。

 

 


SOKHA BEACHで朝食?

2014年03月03日 | カンボジアの生活

 

 

SOKHA BEACHホテルで朝食をとってると、ヘリコプターの轟音。

友達の判断では、「きっと朝食を食べに来たんだ!」とのこと。軍人さんが制服で食事してて、でもきっとこの人たちはヒラっぽいから、えらい人が来てるのかなとおもうのである。ランチ前にこの場所を通ったら、すでにヘリはなかったので、やっぱり朝食にきたのかな?

↓Lemon Glassっていう海岸のバーは雰囲気抜群☆

朝、6時過ぎに起きて、海岸をちょっと散歩・・・・って気軽にベッドからそのまま出てビーチに行ったら、大量にいる会議参加者・・・・・クメール人って朝早いし元気だなあ。

↓昼になると海岸は観光客でいっぱい、座る場所もなし

ホテルは大混雑で、食事も並ばないともらえないくらいの人気ぶり。クメール人が多いし、みんな景気よさそうだなあ。

↓プールで遊んでからプノンペンへ向かう

今回、何度も大笑いした超真面目かつ素敵なある弁護士の発言。

「日本がカンボジアの民法の草案をしたわけなのですが、最高の民法をプレゼントとしてカンボジアに渡せたって、草案した学者の人たちが言ってます」っていう発言のしらばくあとに、「でも日本の民法は時代遅れなんですけれど」っというコメント。Best なんだか、Out of date なんだか、いったいどっちなんだろう?って、大笑い。

出張、とっても楽しかったなあ。最前線で法律つくってたり、衆議院で活躍している人たちといろいろお話できて、刺激になったのである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


法律草案に関する会合

2014年03月02日 | カンボジアの生活

 

シアヌークビルでは、久しぶりにSOKHA BEACHホテルに宿泊。

↓観光客でにぎわってるホテル、いつの間にかCASIONOまで併設

 

海まで来てるのに、一日中ホテルの会議場に閉じ込められて会議に参加。議事次第をちゃんと確認してなかったのだけれど、大使も参加するハイレベルの会合で、国会議員が数名参加、上院と下院の職員もたくさん顔を並べてるし、各国の法律専門家が多数。個人的にいいと思ったところは、大学からも教員学生ともに数多く参加してるし、NGOも数名参加してるところ。

↓圧倒的大多数は男性、スピーカーも15名中女性は1人のみ

 

カンボジアにおいて、法律草案がどういう風に実施されていて、どういう課題があるかっていう協議をする会議。

↓学生たちも参加、女子学生はたくさん質問してて頼もしい

憲法委員会の委員も参加してて、「女性省の大臣が女性でないといけないという法律は男性に対する差別にあたるので、憲法委員会が憲法違反だとして修正した」とコメントしたことに対して、唖然としたのはわたしたけでなく、国際法専門家も「それは間違ってる」との反論。

↓ランチだけは海をみながら楽しむ☆

 

久しぶりに難解な会議に参加して、ちょっと勉強した気がするのである。年内に出版されるカンボジア憲法の本に、女性と子どもに関して友達といっしょに執筆することになって、それはちょっとうれしいかな。

↓プールを見ながら法律談義

 

専門家たちと議論して、大人の時間を思いっきり楽しめたのは本当に良かったなと思うけれど、いいお天気でたくさんの観光客が遊んでるプールや海を見てると、子どもたちを連れてきてあげたかったかなと思うのである。また来よう。

 

 

 

 

 


シーフード三昧

2014年03月01日 | カンボジアで感じたこと

 

 

久しぶりのコンポンサムは、建設がいろんなところで進んでる。この国はやっぱり発展してるんだなあと感じる。

↓海辺でシーフードの夕食

せっかくの海なんだけれど、夜なのであまり景色は見えない・・・・・でもレストランは大混雑で、シーフード三昧の人たちを見てると、景気よさそうだなあと思ったりするのである。

↓超味が濃いいカニ料理

今回の出張は、法律草案過程に関する会議。一応国際会議で、フランス語とかドイツ語とか英語とか、各国の言葉が飛び交ってる。

↓エビの料理、辛口でおいしい

夕食はほぼ全員男性の法曹界の人たちと一緒で、2004年の憲法改正問題とか、国会議員のInunityの問題とか、恐ろしいほどマニアックな話題につきあわされたのである。それにしても、カンボジア人って、議論し始めると熱くって、酔っぱらってもがんがん議論するのである。

憲法なんて、暗記している女性の権利に関する数条以外はこの数年目を通したことがなかったので、たまには読まないとなと思ったもである。

↓プノンペンから移動中に大量の子ブタが運ばれてたのを思い出すのである・・・・

それにしても、法律といえば、男性ばかり。女性は、ほんのちょっとで、さらになぜだかうちの大学の学生まで数名来てて(学部長が二人も参加しているせいだとおもわれる・・・・)、飾りおわらないように、ちゃんと法律の内容まで議論しないとなと思うのである。