ジェンダーからみるカンボジア

カンボジア社会について、ジェンダー視点から色々な情報をお届けします。

制服を個人の自由にするためには?

2014年03月05日 | 女性の自立

 

LBGTの会合では、LGBTがコミュニケーション能力を高めて、自分たちの権利が擁護されるようにするにはどうすればいいかのレッスンも、アメリカの大先生が講義。

言葉使いが男女で異なる点や、学校の制服が男女で異なるっていう点についての歴史的背景の説明のあと、個人のセクシャリティが尊重されるためには、制服着用の自由が許されるべきだという主張。全くその通り。

この問いについては、司法省から参加している人が回答を求められて、「最近の若者は制服をすっごく短いスカートにしてたりして、まったくいかん、制服着用を自由にしたら大変なことになる、無理だ」とのすぱっとした回答。ちなみに、その人は30歳くらいの女性。

制服かあ、確かに、型にはめこまれて、子どもたちに自由がないのはいけないよな。全部自由にしちゃったらいいのに。アメリカみたいに。

 

 

 

 


LGBTのエンパワーメント

2014年03月05日 | 女性の自立

 

 

LBGTのエンパワーメントの会合。

 

アメリカ政府の支援で、お金のかかった立派な会合が2日間開催。

アメリカから、かなりベテランで立派な先生たちが来てて、まあ予算がよくあるなあとしか思えないのはわたしたけ?若手の先生は、1月の会合にも来てたらしくて、カンボジアのLGBT支援に相当気合いがはいってるのである。

ただ、まったく関心のない人には、ほんとに関係ないはなしなのである。そもそも、参加者も相当限定されてる。

でも、母としては、どもたちがLBGTかもしれないかなって気があるし、学生の1割が可能性としてLBGTなので、かなり真面目な議題。

↓法律の観点から、相当複雑で条文をどう理解するかのまじめな議論

あまりにもおもしろい議論内容なので、ひさりぶしに盛り上がったのである。

 ↓グループ討論の様子、超優秀なファシリテーターはKHANAの人 

 

プノンペンにいると、こいいう優秀なカンボジア人との出会いがとてもたのもしいのである。

今回は、ビルマから5名くらい参加してて、ビルマでも警察がLBGTを弾圧している状況を紹介してくれて、共感するところもあるし、課題が多いなと思うのである。