ジェンダーからみるカンボジア

カンボジア社会について、ジェンダー視点から色々な情報をお届けします。

法律草案に関する会合

2014年03月02日 | カンボジアの生活

 

シアヌークビルでは、久しぶりにSOKHA BEACHホテルに宿泊。

↓観光客でにぎわってるホテル、いつの間にかCASIONOまで併設

 

海まで来てるのに、一日中ホテルの会議場に閉じ込められて会議に参加。議事次第をちゃんと確認してなかったのだけれど、大使も参加するハイレベルの会合で、国会議員が数名参加、上院と下院の職員もたくさん顔を並べてるし、各国の法律専門家が多数。個人的にいいと思ったところは、大学からも教員学生ともに数多く参加してるし、NGOも数名参加してるところ。

↓圧倒的大多数は男性、スピーカーも15名中女性は1人のみ

 

カンボジアにおいて、法律草案がどういう風に実施されていて、どういう課題があるかっていう協議をする会議。

↓学生たちも参加、女子学生はたくさん質問してて頼もしい

憲法委員会の委員も参加してて、「女性省の大臣が女性でないといけないという法律は男性に対する差別にあたるので、憲法委員会が憲法違反だとして修正した」とコメントしたことに対して、唖然としたのはわたしたけでなく、国際法専門家も「それは間違ってる」との反論。

↓ランチだけは海をみながら楽しむ☆

 

久しぶりに難解な会議に参加して、ちょっと勉強した気がするのである。年内に出版されるカンボジア憲法の本に、女性と子どもに関して友達といっしょに執筆することになって、それはちょっとうれしいかな。

↓プールを見ながら法律談義

 

専門家たちと議論して、大人の時間を思いっきり楽しめたのは本当に良かったなと思うけれど、いいお天気でたくさんの観光客が遊んでるプールや海を見てると、子どもたちを連れてきてあげたかったかなと思うのである。また来よう。