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気まぐれ日記

カメラを持って、花を主とした写真を撮っています

国宝 薬師寺展

2008年06月04日 | 建造物

東京国立博物館の平成館にて、2008年3月25日(火)~6月8日(日) の期間に亘り、平城遷都1300年を記念して開催され、公開されている奈良薬師寺金堂の日本仏教彫刻の最高傑作のひとつとして知られる、日光・月光菩薩立像(国宝)をはじめとする、仏像・絵画その他名宝類の展示が、寺外ではじめて公開されています。

会期も残りわずかとなった今日、半世紀以上前の、私がまだティーンエイジの頃に出会った、日光・月光菩薩立像の拝観に行ってきました。当時私は大阪に住んでいまして、友人たちと薬師寺金堂で日光・月光菩薩立像を拝観したのは、当然のことながら、今回のごとく手も触れんばかりの身近ではございませんでした。でも、今日は普段は見ることのできない、光背の取り除かれた菩薩像背面も拝見いたしまして、その美しさを十分堪能することができました。

今回も、写真を撮ることは禁じられていますので、記念に購入してきましたはがきをご覧ください。光背がついていますので、薬師寺にて撮影されたものです。国立博物館では、光背は取り除かれた状態の展示となっています。

一枚目は、向かって右側に配置されています日光菩薩立像です。

二枚目が、向かって左側に配置されています月光菩薩立像です。

日光・月光菩薩立像の両像ともに左右裳裾下部に、鋳型から取り出すときのものでしょうか、よく見ますと少し傷がついたようになっています。

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