友人からこの日曜までなので行くことができない、ということで日展の招待券をいただきました。そんなわけで、今日は国立新美術館へ行き、日展を拝見してきました。会場は、3フロアーあり、一階の日本画を見るだけで約1時間かかってしまいました。残りの展示会場の方が日本画の会場の3倍近くあります。どうもゆっくり見過ぎていたと思い、後はさっと拝見するにとどめさせていただきました。それでも、何やかやで会場を一巡りに2時間あまりかかりました。
次いでといっては申し訳ないのですが、同じ国立新美術館で開催されている「フェルメール「牛乳を注ぐ女」とオランダ風俗画展」も拝見してきました。日展は、あと一日と会期の終わりだった所為か、かなりゆっくり見ることができたのですが、フェルメールの方はまだ会期に余裕があるにもかかわらず、かなり混雑していました。
この100年くらいの間で、フェルメールの「牛乳を注ぐ女」は、たったの5回しかオランダ国外での展示がなされていないと言うくらいの、秘蔵美術品だそうです。この絵は、描かれてからもう350年くらい経過しているにも関わらず、びっくりするくらいいい状態が保たれています。この絵は「45.5×41cm」と、かなり小さいものでした。今回の展示の目玉ともいえるこのフェルメールの絵を、すぐ近くで見ることができたのは幸いでした。