トラッシュボックス

日々の思いをたまに綴るブログ。

伊藤理佐『おんなの窓』(文藝春秋、2007)

2007-01-15 00:01:14 | マンガ・アニメ・特撮
 『週刊文春』のモノクロ最終頁に連載されている1コママンガの単行本。
 最新号でもう149回なので、約3年続いている。まだまだ続くだろう。
 このうち、2004年1月から2006年7月までの分を収録。1コマずつにコメントが付されている。
 さらに、同社の『オール讀物』に連載されたマンガ「妙齢おねいさん道」と、著者が『週刊文春』記者を体験した「るぽまん 文春で一週間」を併録。
 『週刊文春』はほぼ毎号読んでいるので、このマンガもだいたい読んだものばかりなのだが、ファンであるためか、それでも楽しめた。

 p.100の「妙齢おねいさん道 その5」が強く印象に残った。

《30過ぎるとふと年がたっている
 ふとなんです》(太字は原文では傍点)

 最近私もそんな気分になることがよくある。
 『週刊文春』誌上で「るぽまん 文春で一週間」を読んだのは昨年のことだったような気がしていたが、本書末尾で確認すると、一昨年!
 あれから1年半経った!? いつの間に!?

 こうやって加速度的に年をとっていくのかな。

 それはさておき、著者のファンなら、たとえ1コママンガでも、「買い」だと思いました。


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