徒然なるまま”僕の趣味と遊ぶ”

タイガース、水彩画、鉄道などの、僕の気ままな”独り言”

住吉大社と今宮戎

2010年01月10日 15時21分51秒 | 旅行・観光

昨日も神さんのはしごをしました。
神さんのはしごは御利益がなくなると云われていますが、そこはお参りすることで御許しを願いたいものです。

住吉大社は、大阪では”すみよっさん”で有名で、特に太鼓橋(反橋)が新しくなり渡初式が行われた様子が、昨年テレビなどで報道されていましたので、それを見に行きました。
ということは、やはりお参りという純な気持よりも、物見遊山的と言われても仕方がないのですが・・・・

  

  
   色々な角度から 反橋(太鼓橋)の姿

住吉大社は、20年ごとに本殿を新しく建て替える還宮を行っています。
来年(平成23年)が49回目の式年還宮祭がおこなわれますが、半世紀ぶりに反橋も建て替えられ、その来年が御鎮座1800年にもあたることから、天皇陛下から御下賜されたものです。

  

住吉大社は建築学的にも有名で、国宝に指定されている本殿は”住吉造り”として神社建築史、最古の様式です。
同時に、その建築様式も住吉大社だけの配置になっています。
第1本宮から第3本宮まで縦に、第4本宮が第3本宮の横に並んでいます。
この建築配置は、船団や戦争の隊列の並びと同じで、”魚鱗の備え”とか1社が開いくのは”鶴翼の備え”だそうです。

住吉さんは、全国2300余社の総本宮で、海上安全の守護神であり、和歌や農耕の神様でもあります。

住吉大社の横には、戎神社があり、厄除祈願の護摩祈祷、そえごまを、山伏が行っていました。 

  

”えべっさん”は、関西でも大阪や阪神間が盛んで、その他の地方では、あまり盛んではないようです。
住吉さんには、天王寺から大阪唯一の路面電車の阪堺電車で行きましたが、そこから今宮戎には、南海電車の住吉公園駅から今宮戎駅に出ました。

  
    阪堺電車 住吉大社鳥居前         本殿まで多くの人込みの今宮戎

9日は、宵宮、10日が本戎、11日は、残り戎で、この三日間が、この1年で一番の稼ぎ時(失礼)なのです。
今宮戎に着いたのは、午後3時半ごろでしたが、この時間にしては、例年より人出が一番多かったように思いました。
境内は、身動き出来ないほどの混みようで、一時は、入場制限をしていました。

景気が今一つパッとしない昨今、デフレ景気が一段と進行しています。
この暗い景気の中、少しでも良くなるように、お参りに来ているのは、賽銭の金額は下がっても、御利益だけは、多くを望んでの参詣なのでしょう。
かくゆう僕もその一人なのです。
ともかく、今年は、少しでも昨年よりは良い年でありますように願わざるを得ません。


”アトリエ舞展” 開催中

2010年01月08日 12時20分18秒 | 芸術・水彩画

昨日から 尼崎市塚口さんさんタウン三番館 5階のスペースピポット、”アトリエ舞展”が開催されています。

宣伝が遅くなりましたが、僕の通っている絵画教室の同僚の作品が展示されています。
もちろん、僕の作品も3点出ています。
その3点とも、当ブログでアップしていますが、現物を見に行ってください。

   
                                                           前回の会場の様子です


京阪沿線の初詣 ② -石清水八幡宮ー

2010年01月07日 16時13分04秒 | 旅行・観光

伏見稲荷駅から普通車で20分位して大阪より8個目の八幡市駅下車すると、駅前に男山ケーブルカーの乗り場があります。
ここから3分ほどで山上駅に到着します。

 <!-- 男山ケーブル 下り -->

京都方面では「やわたのはちまんさん」で親しまれている”石清水八幡宮”が、この山上駅から徒歩10分ほどの所にあります。
男山は、木津川、宇治川、桂川の三つの川の合流点をはさんで天王山に対峙する位置にあり、昔から京・難波間の交通の要所です。

  

 <!-- 石清水八幡宮 -->

御祭神は、本殿中央に応神天皇、西にひめ大神、東に神功皇后を御祀りしています。
この本殿に鎮まる三座の神々を総称して八幡三所大神(八幡大神)と言われてます。

石清水八幡宮は、清和天皇の命により、空海の弟子行教が建立したものです。
全国の多くの八幡宮は、源氏をはじめ足利氏、徳川氏、今川氏、武田氏など多くの清和源氏が氏神として信仰したことから、武神、弓矢の神、必勝の神として崇敬されました。

ちなみに、日本三大八幡宮とは、鶴岡八幡宮、宇佐八幡宮と石清水八幡宮です。


京阪沿線の初詣 ① -伏見稲荷大社ー

2010年01月05日 12時32分44秒 | 独り言・社会・ニュース

今日は、小寒、寒の入りです。
1月20日は大寒で、この間、寒さが一番厳しい時期です。

昨日、久しぶりに京都伏見稲荷大社にお参りに行きました。
京阪電車に乗るのも久しぶりで、中之島線が出来てからの新しい車両が増えたようで、今までの特急とその他の区分がなくなってきているようです。

伏見稲荷大社は、初詣の人出が全国的にも多く、昨日は三が日から外れているので人出も少なくなっていると思ったのですが、さにあらず、かなりの人出でした。

  

伏見稲荷は、来年(平成23年)に御鎮座1300年を迎えるそうです。
御利益(ごりやく)は、どこの神社にもある五穀豊穣、商売繁盛、家内安全、諸願成就の神様です。

日本書記に日本武尊を助ける白狐が登場しています。
稲荷神社の前には、狛犬(こまいぬ)の代わりに宝玉をくわえた狐の像が置かれています。
狐の好物とされる油揚げを供えられ、ここから油揚げを使った料理を”いなり”と言われるようになったそうです。
また、お稲荷さんは、正一位という最高位の位が与えられていますが、大体、神様は死ぬことがないので、長く生きている神様は、ほとんどが正一位なのです。
が、稲荷神のみが、正一位と言われており、これは稲荷神の異称なのです。

  

日本各地に稲荷神社は、たくさんありますが、日本三大稲荷神社と言われているのが、祐徳稲荷神社(佐賀県)、豊川稲荷妙教寺(愛知県)、そしてここの伏見稲荷大社です。

だいたい、三大○○というのは、公的に決まっているわけではなく、日本人好みで、昔から言い伝えられていたり、地方によっては違ったりしたりします。
よって、三大○○ではなく、四大も五大もあるのです。

伏見稲荷大社のあと、同じ京阪電車沿線にある石清水八幡宮に行きましたので、このことは、後日に・・・・

              

 


トラ年の初詣に思う

2010年01月03日 19時15分11秒 | 独り言・社会・ニュース

とら年が始まりました。
寅年といえば、やはり今年は、タイガースの活躍が期待され、昨年、一昨年の悔しさを払拭してくれるものと思っているのですが・・・・

寅年、必ずしもタイガースにとって、良い年ではありませんでした。
前回の寅年平成10年(1998年)は、吉田監督のもと6位でした。
昭和61年(1986年)も第一次吉田監督で3位でした。その前の年1985年は、日本一を達成したのですが・・・・
昭和36年(1974年)は、金田監督で4位・・・・・
つまり、寅年=タイガースの年では、ないのです。残念ながら・・・・

 
     広田神社の、タイガース必勝絵馬。

初詣に行きましたか?
わずかな賽銭で、健康を願い、宝くじが当たるのを頼み、家内安全、交通安全も願って、その上タイガースの優勝も願っては、神様も大変です。

それでも、多くの人が初詣にお参りしますが、近くの神社ではなく、やはり有名な神社に集中するのは、御利益を求めてのことなのですが・・・・

明日にも、新聞紙上では、正月三が日の初もうでの人出が報道されることでしょう。
ちなみに昨年の一番多くの参詣者を集めたのは、東京の明治神宮の319万人。
2位は、千葉にある成田山新勝寺の298万人。
3位は、川崎大師 296万人。 4位は、京都伏見稲荷大社 270万人。

関西地方での1位は、全国4位の伏見稲荷大社で 2位は住吉大社 235万人。
3位は、生田神社 155万人。 4位は奈良の春日大社 70万人。
(人数は、2009年の三が日の実績)

初詣は、年頭にあたって神社で今年一年の健康と平安を祈り、祈願することです。
何はともあれ、今年は良い年であるように、いや今年こそ良い年であることを祈って、平安に暮らせることを祈願するのですが、気休めとは考えないようにし、気持の問題なのではないでしょうか・・・・・