福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

今日はが聖徳太子が勝鬘經を講ぜられた日

2024-04-15 | 法話

今日はが聖徳太子が勝鬘經を講ぜられた日

上宮聖徳法王帝説に「戊午年(598)四月十五日に、少治田天皇(推古天皇)、上宮王(聖徳太子)に請ひて、勝鬘經を講ぜしむ。其の儀は、僧の如きなり。諸王公主及臣連公民 信受して嘉ばざる無し。三箇日の内に、講説訖はるなり。天皇、聖王に播磨國揖保郡佐勢地五十万代を布施す。聖王即ち此の地を以て法隆寺の地と爲すなり」

勝鬘經義疏の書き出しです。

「夫れ勝鬘とは本来不可思議、何ぞ如来分身、或いは是法身大士なるを知んや。但し遠く踰闍機宜を照らし、女質を以て化を為す。所以、初めに則ち舎衛国に生まれ孝養の道を示す。中に則ち阿踰闍友称夫人と為り三従の體を顕す。終に則ち釈迦共に影嚮し摩訶衍の道を弘む。其の所演を論ずるに則ち十四を以て演じ、体を為す。其の大意を談ずるに「非近是遠」を宗と為す。所以に如来説法毎に諸仏同じ讃ず。発言則ち述成を為す。勝鬘は世に七寶を以て其の肉身を厳り、而して今、万行をもって其の法身を厳る。故に勝鬘と云ふ・・」

 

 

 

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