福聚講

平成20年6月に発起した福聚講のご案内を掲載します。

今日は和田智満大僧正遷化の日です

2020-12-21 | 法話
以下密教辞典等によります。和田智満師は1835年生まれ1909明治42年12月21日遷化。御大師様の日に亡くなっています。京都随心院門跡。和田大円の師。大阪に画家月心の三男に生まれ高井田の智幢について得度、梵字・四度加行・伝法灌頂を受け、生玉の真蔵院の量観より雲伝神道を受ける。貫名海屋に書道を学び、大師流を極めた。内外典・顕密二乗・悉曇に通じられました。 . . . 本文を読む
コメント

死後は兜率往生して御大師様に導いていただくこと

2020-12-21 | 法話
    今の真言行者は現世では即身成仏無理のゆえ兜率往生して大師に導いていただくこと   「密宗安心略辨高幡大僧正口訣・末資龍瑛記」に「大日経疏後問答大事口決手鏡私記、この私記は仁和寺栄厳大僧正の筆記也。この記に云く、上来奥の疏、一部及び此の印信口訣等習ひ伝ふる上は必ず常に修行して速に心明道を開発せよ・・、と。されども面々の如き愚童凡夫は縦へ少志あるも業障に碍 . . . 本文を読む
コメント

十二月二十一日は大師ご一行が長安に到着された日

2020-12-21 | 法話
延暦二十三年十二月二十一日は大師一行が長い御苦労の末に長安に到着された日です。(大師の御一行は五月十二日に出港されています、から実に七か月と九日かかって長安にたどり着かれたわけです) 日本後紀に(延暦二十三年804)「十一月三日、臣等(大師・遣唐使藤原葛野麻呂等)発して上都に赴く。此州は京を去ること七千五百廿里、星発星宿、晨昏兼行。十二月廿一日、上都長楽駅に到る」 (長楽駅とは長安にある駅舎で . . . 本文を読む
コメント