民俗断想

民俗学を中心に、学校教育や社会問題について論評します。

東北で見て考える 1-2

2013-06-16 21:00:58 | その他

3度東北は敗れたと書きました。本当はその続きを書きたかったのです。それは、中央からの視点の変換ということです。赤坂さんが東北学と唱え始めましたが、それと似た考えかもしれません。まず、地図を南を上にして東北地方を中心にして作り直す。歴史の区分や文化も、東北中心にして作り直す。文化も東北中心に発信する。「あまちゃん」はいい魁ですから、アナウンサーは東北弁をしゃべらないと採用しないようにする。集団就職で首都圏に住みついた団塊の世代は、原則ふるさと納税として故郷に税を納める。東北で発電した電力は、首都圏に売らない。など、何か東北からの反乱をおこさないと、いつまでたっても搾取され虐げられているばかりです。その上に、今回の震災です。元来の東北地方は北の国々との豊かな交易で、独自の文化を築いていたはずです。ロシアや中国との独自の外交路線を構築するのも1つの方法だと思います。中央政府の理不尽な対外政策にひきずられて、こいつも面白くない話ですね。首都の経済も文化も、下から支えていたのは東北地方から無尽蔵に供給された豊かな人的資源でした。首都の人口の多くが、東北出身者でしょう。東北人としての誇りを取り戻してほいいです。そのためには、東北中心の教科書を研究者に作ってほしいと思います。


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