民俗断想

民俗学を中心に、学校教育や社会問題について論評します。

年相応がいいか

2015-09-21 14:41:43 | その他

 先日、倍賞千恵子が寅さんについて、寅さん映画の出演者たちと語るテレビ場組を見るともなく見ていました。前田吟はあんまり変わらないと思いましたが、倍賞千恵子はほとんど素顔でしわを隠そうともせず、おばあさんになったまま出演していました。アメリカ大使のケネディーさんも、年とった素顔のままですね。芸能人で、年とったままを見せているのは沢田研二がいますね。そこまで自然体でなくともと思えるまで、老人の姿をさらしています。そうかと思うと、年をとらないのかと思うほど容姿が変わらない芸能人もいます。いったいどっちがいいんでしょうか。沢田研二なんか、アイドルとして長く生活した反動で、もうフリをするのはいいじゃないかと考えたとしても、納得できるものです。倍賞千恵子のしわだらけの顔も、それがサクラの今の顔ですよ、といえばそれもそうかと思うのですが、女優として活動するにはどうでしょうか。そういえば、松坂慶子は無理にダイエットなどしないで、中年太りした姿をさらして、これが私の姿だと観客の目を慣らしてしまいました。

 年齢に応じて年を重ねていくのがいいのか、努力して加齢に抗していくのがいいのか。我々のような一般人は誰もが年相応ですが、芸能人は悩ましいことでしょう。


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