My Favorite

信越線住民の好きなもの~フリッチャイ、鉄道・・・

京都、丹後の旅 その1

2022-04-19 17:44:16 | 写真
16日の土曜日から昨日まで、二泊三日で京都、丹後地方に旅に出ていました。
新型コロナウイルスの流行が始まって以来、波が収まった時期に近場に一泊なり出かけてていましたが、これだけ遠くまで旅に出たのは本当に久しぶりです。
列車に乗るのは、一昨年の10月以来。連泊のお出かけは、2019年の12月以来でした。

今回も出かけるのをどうしようか迷いましとたが、次の三点で出かける決意をしました。
①まん延防止等重点措置が解除され、制限がなくなっていること。
②新型コロナウイルスの新規感染者数は高止まり状況ではあるが、死亡者数が減ってきたこと。
③3回目のワクチン接種を3月に受け、今、一番抗体価が高い時期であること。

行ったところは、土曜日が加悦、日曜日が天橋立と伊根、そして昨日が京都市内です。
まずは土曜日に撮った写真。
京都駅に着くと、113系が目に入りました。ここで、113系に出会えるとは思っていなかったので、さっそく撮りました。見ると湖西線を走っている列車でした。

それとキテイちゃん列車がいたので、撮りました。

宮津駅にはカラフルな気動車が停まっていました。


この日のメインは加悦。
この日リニューアルオープンした「加悦鉄道資料館」に行ってきました。
以前、「加悦SL広場」というのがあって、多くの貴重な車両が展示されていたのですが、残念にも一昨年3月に閉館、そこに展示されていた加悦鉄道2号機関車が、鉄道資料館で展示されるようになったのです。
旧加悦駅舎と2号機関車です。駅舎は与謝野町指定有形文化財、2号機関車は国指定重要文化財に指定されています。
そして、ドラマ「大いなる旅路」で、加悦駅舎は新橋駅として、2号機関車は1号機関車として使われました。
この2号機関車は、1873年、イギリスのロバート・スチーブンソン製で、日本で最初に新橋~横浜間で鉄道が開業した翌年、大阪~神戸間の鉄道建設用に輸入され、開業後は旅客列車用に使用されたという経歴を持つ機関車です。

続いて、「ちりめん街道」を散策しました。ここは、江戸から昭和初期にかけて丹後ちりめんが隆盛した場所で、「重要伝統的建造物群保存地区」に指定されています。
街道の街並みです。

こちらは、旧尾藤家住宅で、昭和初期の当主は、加悦町長や加悦鉄道社長を務めています。

旧加悦町役場と下村家住宅です。
下村家住宅は、ちりめん街道で一番古い建物で、1804年の建築です。外から見えないよう工夫されている機屋窓(はたやまど)が特徴的です。


丹後京都鉄道の与謝野駅です。
与謝野は町の名前ですが、詩人の与謝野鉄幹・晶子との関係はどうなのか気になるところです。
与謝野という姓は、鉄幹の父が与謝郡の出身だったということで、明治の初め頃から姓を「与謝野」と名乗るようになったとのことです。一方、与謝野町は、2006年に与謝郡の加悦町、岩滝町、野田川町が合併してできた与謝郡の町で、与謝野鉄幹・晶子に由来しているようです。行ったり来たりしている感じです。
 
(続く)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする