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今日聴いた曲

2016-12-06 21:07:32 | 他の音楽
○ショスタコーヴィチ 交響曲第5番 ロヴィツキ/ワルシャワ・フィル 1958年9月、10月
○ショスタコーヴィチ 交響曲第5番 ロヴィツキ/ロンドン交響楽団 1967年2月

先日の群響の定期で、素晴らしい演奏を聴いて以来、ショスタコーヴィチ5番ブームです。
このロヴィツキ盤は、タワーレコードのヴィンテージコレクションとして発売されているものです。
新旧の録音に加え、交響曲第1番とプロコフィエフの交響曲第1番が収められています。

ワルシャワ・フィルとの演奏は、大変個性的です。
まず出だしがユニーク。1音目を長く演奏していて、他の演奏と印象がまったく異なります。
曲中、曲想が変わる前など随所でテンポを落としていて、中々効果的です。
ホルンが、こういう性格の音なのか、録音のせいかわかりませんが、特に2楽章でこもり気味です。
その2楽章の中間部、フルートは自由なテンポはちょっとやりすぎの感がします。
終楽章では、再現部のテンポが早いのが特徴的です。

一方、ロンドン響との演奏は、ワルシャワ・フィルのものと比べると、オーケストラは素晴らしいですが、個性的なところは控えめになっています。
ロヴィツキとロンドン響といえば、素晴らしいドヴォルジャークの交響曲全集を残していますが、この録音は、その全集録音の最初期の頃に重なっています。
コメント
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