ドヴォルジャーク 交響曲第7番 C.デイビス/ロンドン交響楽団 2001年3月(ライヴ)
ドヴォルジャークの7番については、私なりのこだわり、チェックポイントがいつくかあります。
1楽章の展開部、第2主題を弦が奏しているとき、ティンパニやトランペットがきざむリズムを強調しているか、同じく2楽章の中間の盛り上がるところでもティンパニなどのリズムの強調、そして終楽章の最初に盛り上がりでのトランペットのファンファーレ的な動機をくっきり強調すること。これらは私にとっては最低限の条件ですが、これを満たしている演奏は少ないのが実態です。
ロヴィツキ、コシュラー、ジュリーニ、ミュンフン、そして広上さんが群響定期を指揮したときの演奏といったところでしょうか?
そして、このデイビスの演奏も、これらを満たし、また演奏も素晴らしいと思います。テンポはジュリーニ/ロンドン・フィルの演奏に近いものがあるものの、内容的には、ジュリーニの演奏が気品あふれるものであったのに対し、デイビスの演奏は情熱的、ドラマッチックであると思います。
特に1楽章コーダでの緊迫感、終楽章コーダでの壮大さは圧巻です。
ドヴォルジャークの7番については、私なりのこだわり、チェックポイントがいつくかあります。
1楽章の展開部、第2主題を弦が奏しているとき、ティンパニやトランペットがきざむリズムを強調しているか、同じく2楽章の中間の盛り上がるところでもティンパニなどのリズムの強調、そして終楽章の最初に盛り上がりでのトランペットのファンファーレ的な動機をくっきり強調すること。これらは私にとっては最低限の条件ですが、これを満たしている演奏は少ないのが実態です。
ロヴィツキ、コシュラー、ジュリーニ、ミュンフン、そして広上さんが群響定期を指揮したときの演奏といったところでしょうか?
そして、このデイビスの演奏も、これらを満たし、また演奏も素晴らしいと思います。テンポはジュリーニ/ロンドン・フィルの演奏に近いものがあるものの、内容的には、ジュリーニの演奏が気品あふれるものであったのに対し、デイビスの演奏は情熱的、ドラマッチックであると思います。
特に1楽章コーダでの緊迫感、終楽章コーダでの壮大さは圧巻です。