イタリアからメールをいっぱいくれた友人が帰国しました。
関空から「帰ったよ」というメールがきて、「では またゆっくりとランチでも」
というやりとりがあって「なんなら今日でもOKよ」と元気なメールが。
え~っ、疲れてないの?さすが、旅の達人やわ。
というわけで、イタリア帰りほやほやの彼女にあってきました。
↑がいただいたお土産の中の1品。
Chicchi di caffè (コーヒービーンズ)です。
ビターチョコでコーティングされたコーヒー豆のお菓子、
決してお腹が痛くなったときに飲む薬ではありません、念のため。
わあ、ローマの 、ここ、そうそう、名前が覚えられへんお店のやん。
美味しいのよね、ここ。ありがとう!
↑が覚えにくい サンテウスタキオというお店。
ビーンズの箱をスキャンしてみました。
お店の名前は覚えられなくても 頭に十字架を乗っけている「鹿」のトレードマークで
すぐわかりました。
イタリア語で書くと Sant’Eustachio となります。
これで「聖人」の名前だとわかりますが、なぜ「鹿」が関係あるの?と
ふと考えてしまいました。
で、あちこち調べてみますと、どうもこの「鹿」はキリストの化身のようです。
Eustachioは元の名前をPlacidoといい、トライアヌス帝の兵士でした。
ある日狩りの途中で鹿に出会い、導かれ森に入っていくと
その鹿の頭の上の十字架にキリストが見えたのだそうです。
それを機に キリスト教に改宗し、名前もEustachioとなったのですが、
改宗をとがめられ、妻子ともども火あぶりになり、殉教者となったのです。
それで納得!
同じ名前の広場、教会も近くにあります。
実は2006年にイタリア語のクラスメートと ここでお茶をしました。
そのあたりの写真があるはずと探してみましたが、見当たらず。
当時と今では 撮り方 感じ方が違ってきているのかもしれませんね。
たとえば↓は2006年に撮ったローマのミネルバ教会。
大きさに圧倒され、このように全景を撮ったものが多いのです。
ま、これはこれで。
いずれにせよ、ローマは偉大。
毎日観ても きっと違う発見があるんだろうな・・・・。
そして 聖人の名前のバールも見つけました。
あるんですね。
こちらも2006年ですが、ローマではなく近郊のViterbo(ヴィテルボ)です。
サンシスト教会にちなんでいるのでしょう。
ん?この教会 そういえば あったあった。
この教会のところまで来て、この街のほとんどを見た気がして(結構満足して)
ローマに帰りましたが、実は中世のままの街並みが残っている区域を
見逃していたのでした。
これはまたリベンジだな。
美味しいコーヒービーンズありがとうね。
前から人気のこのお店、みんなでグランカフェを飲んだことを懐かしく思い出します。
ところでこのお店の前の教会の屋根にも十字架の鹿がいるの気がついてました?
近くに鹿の噴水もあるはず。
・・・って、今回調べてわかった次第。
あ~あ、私って覚えてないことが多いのよね。
でもローマではいたるところに遺跡やモニュメントがあるからキリがないかなとも・・・
鳩は鳩でも鳩ではないのが、キリスト教の聖霊・・・お勉強しました。ぺこり。
なんとかタキオ…って覚えてました、私は(笑)
サントがつくから、聖人の名前とは思っていたけど、そんな人だったのね~
流石、向学心&探究心の強いforchettaさんえらい!!
そうそう、今回バチカンで昔人から頂いたお土産と似た
キーホルダーは無いかな?と思いさがしていて、そのキーホルダーは銀色のメタル製の鳩の形で、類似したのがあったのだけど色と素材形も若干違うので、私が売店のシスターにこれと似た銀のメタルの鳩のキーホルダー…と連呼していたら、鳩じゃなくて聖霊のね…と訂正されました。とほほ…
形は鳩だけど聖霊と呼ばないといけないのね~