Jリーグ チャンピオンシップ 準決勝
2015年11月28日(土)14:00キックオフ
埼玉スタジアム2002
浦和レッズ 1 - 3 ガンバ大阪
李
武藤 梅崎
宇賀神 阿部 柏木 関根
槙野 那須 森脇
西川
そして、チャンピンシップである。以前行われていた1stステージ優勝チームvs2ndステージ優勝チームというレギュレーションは、何となく納得できたけど、年間順位の1位から3位のトーナメントというのはどうなのか?年間勝点を重視して公平さを期したと言われても、それなら順位のままでいいじゃないか!と思ってしまう。観衆4万人というあたりにも、どこかシラけた空気を感じ取ってしまう。
ほぼ予想通りの展開であった。浦和がいつものようにパスを回す。ガンバがそれをさらって速攻を繰り返す。それはそれで、見所はたくさんあった。それから、柏木君と遠藤の中盤対決も面白かった。圧倒的にボールを扱う柏木君。しかし、決定的な仕事をしたのは、遠藤の方だったような気がする。それは勝敗という結果を受けての印象かも知れないけど、彼の存在感はやはり特別だ。これから円熟へと向かう柏木君も、あのような風格が備わってくれば怖いものなしだと思う。
もうひとつの見所が両チームのGK。西川君もすごいが、東口もすごかった。なるほど、日本を代表する二人であることに間違いない。GKのレベルが高いと、試合全体が引き締まる。とても大切なポジションだ。PK戦が見たかったなあと思ったりもする。でも残念ながら、その前に決着が付いてしまったけど。
試合後のミシャ監督やキャプテン阿部ちゃんのコメントが、非常に興味深い。浦和は素晴らしいサッカーをしている。内容は申し分ない。しかし、結果につながらない。まだまだ足りないものがあるのか?勝つために、結果を出すために、どこへ向かえば良いのか?これは結構やっかいな問題なのだ。そんなことを考えながら、今年最後の埼玉スタジアムを後にしたのだった。