TRAVIS
14 OCT 2003
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Travisといえばスコットランド・グラスゴーという、U2といえばアイルランド・ダブリンみたいなイメージを持って聴くことになる。イングランドにあらずみたいな。だからといって別にどうというわけではないのだけど。
Travisを聴き始めたのは、実は非常に遅くて、しかも「Ode To J.Smith」からという変わり者である。そこから過去へとさかのぼって行く。すると、ここで立ち止まることになる。ジャケットから曲から、とにかく好きなアルバムである。ちょうど今くらいの季節に聴くにはもってこいだ。静かで澄んだ音だけど、決しておとなしい音ではない。そういうところが心に突き刺さる。
シングルの「Re-Offender」は言うに及ばず、非常に聴きやすいメロディーが際立っている。もちろん、普通は1曲目から聴くわけだけど、以外と7曲目から聴くことも多い。「Somewhere Else」から「Love Will Come Through」と流れるあたりは、ジワジワと染み渡るような感動を得ることができるから。まあ、ひとそれぞれ、聴き方は自由である。