AFCチャンピオンズリーグ 決勝
2010年11月13日(土)19:00キックオフ
国立競技場
城南一和 3 - 1 ゾブ・アハン
ナビスコ杯にしろ、ACLにしろ、最近の大会を見ていて出てくるのは「その昔、浦和がチャンピオンになった時はなあ」という思い出話ばかりである。何だかもう爺さんになった気分だ。「ナビスコ杯を獲った時の山瀬はすごかったなあ」「ACL決勝の永井の先制点はかっこ良かったなあ」昔話は尽きない。
というわけで、招待券をもらったので、18時に仕事を切り上げて国立競技場へ向かう。何だかんだで便利だね国立は。ヤマグチさんとサワグチさんという、サッカー通の2人のグッさんに挟まれての観戦は、予想を遥かに超えて面白かった。アウェーのサポーター横に陣取ったオッサン3人は、とりあえず成り行きでゾブ・アハンの応援をすることになった。
なぜか、ゾブ・アハンのサポーターは「イラン!イラン!」とイラン・コールで応援する。これは浦和レッズを「日本!日本!」と応援するようなものじゃないのか?と不思議に思う。イランの国内リーグ事情がよくわからないので何とも言えないけど、我々は間違ってもG大阪や鹿島を「日本!日本!」と応援したりはしない。そもそもいくら日本のチームだからといって、応援したりはしない。もしイランのチームと対戦したら、今日のようにイラン・コールをするよ。絶対。
試合の方は、やはり自力に勝る韓国の城南一和がものにした。点を取った時間が絶妙だった。運が良かったというか、試合展開が良かったというか。後半、ゾブ・アハンが1点返した時は、周りのイラン人サポーターが大熱狂していて大盛り上がりだった。やはり、イラン・サポーターの横の席を選んだのが大正解だったようだ。おかげで多いに楽しめた。ゾブ・アハン、準優勝おめでとう!