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the days turn into months and years

WC フランス vs 南アフリカ (NHK)

2010-06-23 | football
FIFAワールドカップ・南アフリカ大会 グループA 第3戦
2010年6月22日(火)23:00キックオフ
ブルームフォンテーン(NHK)
フランス 1 - 2 南アフリカ


決勝トーナメントへ進出するためには、どちらも大量点が必要になる一戦。確かに南アフリカはそういう戦い方をしていた。フランスのグルキュフが退場になると、立て続けに2ゴールを決めて見せた。奇跡へ向けてひたむきに戦うその姿勢は、開催国の意地も垣間見ることができた。一方のフランスはどうか。絶対的に有利とされていたグループAで1勝もできずに終わるのか。しかし残念ながら、そこに戦う姿勢を見つけることはできなかった。チーム状態を考えれば当然のことである。

今回のフランスの内紛騒動は何なのか?サッカーは一体誰のもの?協会、監督、コーチ、選手、サポーター、答えは明瞭である。誰のものでもない。みんなのもの。せっかく楽しみにしていたのになあという人は、フランスばかりではなく世界中にいることだろう。ここ埼玉のマンションの一室にもいるのだから。サッカーにおけるメンタルの比重はとてつもなく大きい。信頼関係の上に成り立つ競技であることをいつだって忘れてはならない。フランスの犯した過ちは、サッカーファンにとってあまりにも残酷な裏切りであった。

「僕たちは偉い人の言いなりにはならない。それでも、大人だからまともな試合をした」ジブリル・シセの言葉を信じる者は、世界中に一体どれほどいるというのか。
コメント
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