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続「コンサート・ホール・ソサエティ」の愛聴盤から

2011-02-21 22:18:06 | 管弦楽曲

 昨日に続きもう1枚「コンサート・ホール・ソサエティ盤」から取り上げてみたい。写真はピエール=ミシェル・ル・コント(Pierre=Michel Le Conte)指揮パリ・オペラ座管弦楽団のドビュッシー/交響詩「海」・ラヴェル/「ダフニスとクロエ」第2組曲、「逝ける王女のためのパヴァーヌ」の3曲が収録されたLPである。(コンサート・ホール/M-2119/モノラル/録音年代不詳)これがまた結構素晴らしく魅力的な演奏である。指揮をしているピエー=ミシェル・ル・コントは日本ではほとんど知られていない指揮者であるがこの「コンサート・ホール盤」にはこの他ベルリオーズの「幻想交響曲」等の録音がある。彼の経歴については手元に資料がないため詳細は不明だが1921年フランス・ノルマンディーの中心都市ルーアンの生まれとのことなので現在90歳を迎えている。
 このレコードはモノラル盤であるが筆者の記憶では「ステレオ盤」も出ていたと思う。録音状態も良好でフランスのオケらしく管楽器群もよく鳴っている。またラヴェルの「逝ける王女のためのパヴァーヌ」はモントゥー盤と共によく針を針をおろている。