今日は私の思い出のLP盤から1枚紹介したい。それはヘルベルト・フォン・カラヤン/ベルリン・フィルが1966年4月に第2回目の来日した時に「来日記念盤」として発売された写真のブラームス「ハンガリー舞曲集」・ドヴォルザーク「スラヴ舞曲集」(日グラモフォン/SLGM1151/1959年録音ステレオ)である。カラヤン/ベルリン・フィル全9回の来日公演の記録については昨年・のゴールデン・ウィークに全5回にわたりまとめてあるのでご興味がある方はそちらも是非ご参照いただきたい。筆者は大のカラヤン・ファンのため国内外の公演を含めかなり足を運んだが来日公演では1957年と最後の1988年の公演を除き会場で彼の生の演奏を耳にした。
さて話を本題に戻しこのLP盤であるが国内での初出は確かモノラル盤であったと思うがその後オリジナルのステレオで発売(SLGM17)されこれが来日記念盤として3度目の発売となったものである。その後は幾度となく番号を変え発売され現在ではもちろんCD化され国内盤では「ドイツ・グラモフォン・ザ・ベスト1000シリーズ」として廉価盤になっている。カラヤンがドイツ・グラモフォンに戦後録音した以前にも紹介したR.シュトラウス交響詩「英雄の生涯」(1959年3月録音)に次ぐ2回目のスタジオ録音(ベルリン・イエス・キリスト教会)と思われる。ブラームス、ドヴォルザークとも抜粋による収録であるがその選曲がカラヤンらしく的を得ていると思う。またどちらも原曲はピアノ連弾曲であるがカラヤンによる管弦楽で聴くとスマートで格好いい。ちなみに「ハンガリー舞曲」(第一集・第ニ集)全21曲のうちブラームス自身での管弦楽編曲は第1番・第3番・10番の3曲のみで他はドヴオルザークをはじめとして他の人の手によるものである。このLPには順に第5番・第6番・第17番・第3番・第1番・第20番・第19番・第18番の8曲、一方「スラヴ舞曲」第一集・第二集全16曲から順に第1番・第10番・第3番、第16番・第7番の5曲が収録されている。またジャケット・デザインがカラヤンのイラスト画を使用しているのも珍しい。
さて話を本題に戻しこのLP盤であるが国内での初出は確かモノラル盤であったと思うがその後オリジナルのステレオで発売(SLGM17)されこれが来日記念盤として3度目の発売となったものである。その後は幾度となく番号を変え発売され現在ではもちろんCD化され国内盤では「ドイツ・グラモフォン・ザ・ベスト1000シリーズ」として廉価盤になっている。カラヤンがドイツ・グラモフォンに戦後録音した以前にも紹介したR.シュトラウス交響詩「英雄の生涯」(1959年3月録音)に次ぐ2回目のスタジオ録音(ベルリン・イエス・キリスト教会)と思われる。ブラームス、ドヴォルザークとも抜粋による収録であるがその選曲がカラヤンらしく的を得ていると思う。またどちらも原曲はピアノ連弾曲であるがカラヤンによる管弦楽で聴くとスマートで格好いい。ちなみに「ハンガリー舞曲」(第一集・第ニ集)全21曲のうちブラームス自身での管弦楽編曲は第1番・第3番・10番の3曲のみで他はドヴオルザークをはじめとして他の人の手によるものである。このLPには順に第5番・第6番・第17番・第3番・第1番・第20番・第19番・第18番の8曲、一方「スラヴ舞曲」第一集・第二集全16曲から順に第1番・第10番・第3番、第16番・第7番の5曲が収録されている。またジャケット・デザインがカラヤンのイラスト画を使用しているのも珍しい。