教育のヒント by 本間勇人

身近な葛藤から世界の紛争まで、問題解決する創造的才能者が生まれる学びを探して

自民党大勝の今後

2005-09-11 23:14:09 | グローバリゼーション
どうやら衆院選において
自民党は大勝のようだ。

相変わらず野党は
(1)9条改悪になったらどうするのだ
(2)刺客を送り込むとは何事か
と効力のない批判をしている。

しかし、歴史の流れは
自民党だとか野党だとかの
言動でどうなるものでもない。

要するに、今回のポイントは
日本にもやっとグロバールな市場原理
への動きが国内に浸透するということを意味する。

(1)のような点も、憲法の条文の文言をどのように
変えるかということよりも、平和維持の方法が
市場の原理が保護される環境を創ることによって
平和を維持するというベクトルになっているのだ。
9条は重要だ。しかし、ポリティカルな権力で維持するのでは
なく、経済ベースで持続されるような構造に変わるということなのだろう。

(2)も刺客を送るとは何事だというのは、権威主義の匂いが
する。国民は権威主義は拒否したということだろう。権威主義
の拒否と言うのは、経済原理の表現でもある。

権威主義的民主主義から
市場原理ベースの民主主義に
移行するということだ。

まずは、権威主義という縦社会が
横社会に移行するということは
よいことだ。

ただ、誰もが予想するように
次は完全な2極化社会の到来が
現実のものになる。

権威主義より二極化をまずは
選択。

次は、この二極化を昇華させる方法。
欧米はすでに動いている。

自民党が駒を進めたのはグローバルな視野では
必然。与党の視野があまりに古かったのである。

それにしても、二極化を次に排するのは
新しい智恵が必要。市場の原理と教育の
両立が重要。

しかしこれも欧米は先行している。

もっと先を見るには好き嫌いは別にして
グローバルな視野をきちんと理解しておく必要が
あるようだ。

最新の画像もっと見る