教育のヒント by 本間勇人

身近な葛藤から世界の紛争まで、問題解決する創造的才能者が生まれる学びを探して

若き人々が生活世界を変える

2007-10-18 18:54:23 | 文化・芸術
★岡部憲治さんの「ロケ☆スタ いいなぁ~。」を読んでどう感じるかで、①鬱屈したピア・プレッシャー型の生活世界をつくっているか、②ノーブレスオブリージ型の生活世界をつくっているか、③クリエイティブクラス型の生活世界をつくっているかがわかる。

★あるいは、世界標準の読解リテラシーのレベルがわかる。①はレベル1~3、②はレベル4~5、③はレベル6で、世界標準を超えている。

★レベル3まででは、岡部さんの意図がわからない。やさしいまなざしを持った形式平等主義的な考えの持ち主である。レベル4~5までは、岡部さんの言いたいことの表面は論理的にわかる。「Skype」、「ロケ☆スタ」、「SAC」、「らき☆すた」などの一連のつながりを推測することはなんてことはない。しかし、氏の文章には直接表れていない、岡田有花、Bobosの存在までは発想がとびにくい。

★①日本型の鬱屈したピア・プレッシャー型のライフスタイルでもなく、かといって②エディプスコンプレックスから脱することができないノーブレスオブリージ型のライフスタイルでもなく、③クリエイティブクラス型のライフスタイルへの欲求が岡部さんのイメージなのではないか。

★①は多くの公立学校の生活に共通する。②は多くの私立中高一貫校の生活に共通する。③は公立から自ら脱出している生徒のライフスタイルだし、新しい私立中高一貫校が取り組んでいるライフスタイル。高専の新たな制度改革も、もしかしたらここを狙っているかもしれない。

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