![]() | 湯浅誠が語る「現代の貧困」 (シリーズ時代を考える)湯浅 誠,金子 勝新泉社このアイテムの詳細を見る |
☆セーフティーネットの欠落。つまり経済の関係性、愛情の関係性の欠落。
☆社会構造のゆがみをもろに直撃されている現代の貧困問題。
☆自立や自己責任の前提である経済的愛情的支援の法的制度が欠落しているにもかかわらず、すべては自己の責任。
☆民主主義社会の制度にぽっかり空いた巨大な穴。そこからアリストテレスもびっくりの世界が広がっている。人間は本来社会的動物だったのではないか。現代はそれをやめようとしているのだろうか。
☆経済は人間の生活の幸福をデザインする学だったのが、いつの間にか格差を生む社会をつくる武器と化している。
☆政権交代選挙。マニフェストに本当の経済や民主主義をつくろうとしている知恵が書かれているだろうか。相対的にましな方を選ぶしかないのだろうか。。。
☆本書は人間社会の原点に立ち戻らせる。選挙に臨むにあたり読みたい本。