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有権者は民主党・自民党に愛想を尽かし、投票先としてみんなの党が急伸 - 毎日新聞の世論調査より

2011-02-23 | いとすぎから見るこの社会-全般
私は参院選後に「民主党の使命は終わった」と書きましたが、
自己崩壊過程が着々と進行しています。

菅首相の政策判断は前任者より遥かにましですが
何しろ党内に権力にしがみつく抵抗勢力がいるので
半身不随に等しいです。

有権者は、毎日新聞調査では民主党だけでなくすっかり野党体質になった
自民党にも愛想を尽かし、みんなの党が漁父の利を得ているようです。

みんなの党の経済政策はアマチュアなのですが
今の日本では新たに財源を生み出せるのは
デフレで高止まりしている公務員人件費しかあり得ないので、
それだけは期待できそうです。

(社会保障既得権をカットして資産課税すればいいのに政党が既得権層に媚びている)

金融政策はかなり粗雑なものなので、
実質的な為替切り下げ策として働いて
或いは日本経済に福音となるかも。

いずれにしても有権者が頭を悩ませる日々が続きそう。

▽ 改革者でなければ有権者は支持しない





『世論の曲解 なぜ自民党は大敗したのか』(菅原琢,光文社)



本社世論調査:菅内閣支持19% 「早期解散を」60%(毎日新聞)
http://mainichi.jp/select/seiji/news/20110221k0000m010067000c.html

”毎日新聞は19、20日の両日、全国世論調査を実施した。内閣支持率は19%で、
 菅再改造内閣発足直後の1月に実施した前回調査と比べ10ポイント下がり、09
 年9月の民主党政権発足以来、初めて2割を割り込んだ。不支持率は60%(前回
 比11ポイント増)と菅政権では最大。衆参で多数派が異なる「ねじれ国会」の下
 で政策実現の見通しがつかず、次期衆院選についても「できるだけ早く行うべきだ」
 との回答が60%(同)に達した。支持率が1割台にまで急落したことで、菅直人
 首相の政権運営が一段と厳しくなるのは必至だ。
  ◇比例投票先 自民26%、民主21%
 菅政権の内閣支持率は1月の内閣再改造で微増したものの、政権浮揚効果は乏しく、
 1カ月で再改造前の昨年12月(24%)を下回る結果になった。支持政党なし層
 の支持率は、前回調査の21%から14%にまで下落。民主党支持層でも不支持が
 25%に及び、民主党の鳩山由紀夫前首相の退陣直前の支持率(20%)を下回っ
 た。
 衆院選の時期については早期の衆院解散・総選挙論が強まる一方で、「早く行う必
 要はない」との回答は前回調査比9ポイント減の36%になった。今、衆院選が行
 われた場合の比例代表の投票先を聞いたところ、民主党21%(前回比4ポイント
 減)、自民党26%(同)とともに減少。みんなの党が4ポイント上昇の15%と
 なり、対立を続ける「2大政党」不信と第三極志向も浮き彫りになった。

 民主党のマニフェスト(政権公約)見直し方針を巡っては、「全面的に見直すべき
 だ」が49%、「一部の見直しにとどめるべきだ」が41%にのぼり、見直し派が
 計9割に及んだ
。「見直す必要はない」は7%だった。民主党支持層では約6割が
 「一部見直し」と答え、支持政党なし層では半数が「全面的な見直し」を求めてい
 る。
 民主党は政治資金規正法違反で強制起訴された小沢一郎元代表の処遇について、除
 籍や離党勧告に次ぐ「党員資格停止」処分とする方針を決めている。菅首相は昨年
 9月の党代表選後の内閣改造、今年1月の再改造で「脱小沢人事」を断行し、支持
 率を上げてきたが、処分の是非を聞いたところ「もっと厳しくすべきだ」との回答
 が42%を占めた。「妥当な処分だ」が39%にのぼり、「処分の必要はない」は
 16%だった。【笈田直樹】”

 → 有権者は事の本質を「単なる政局」だと正しく見抜いている。
   民主党は次の選挙で消滅するかみじめな小党に転落するだろう。
   自民もみんなも小沢新党を絶対に受け入れないから
   小沢派は政権から追われることになるが自業自得だろう。


「16人、新党結成に動く」=予算造反を機に―小沢氏側近・平野氏(時事通信)
http://www.jiji.com/jc/c%3Fg%3Dpol_30%26k%3D2011021800856

”小沢一郎民主党元代表の知恵袋として知られる平野貞夫元参院議員は18日、京都
 市内で街頭演説し、同党衆院議員16人の会派離脱の動きに関し、「2011年度
 予算案と関連法案で民主党の方針と違った態度をしていくと思う」と述べ、予算案
 採決で造反するとの見方を示した。さらに「いろいろな流れの中で新党をつくらざ
 るを得なくなる」と語り、予算案造反などをきっかけに16人が離党して新党を結
 成する可能性を指摘した。
 平野氏は昨年末、小沢氏に対し、菅政権倒閣のため、比例単独議員による会派離脱
 の方法を提言したと表明。小沢氏が離脱を仕掛けたとの見方を否定しつつも、動き
 を知った同氏が17日に電話で「これだけの決断を私が理解しないわけにはいかな
 い。この志を理解して新しい政治をやっていきたい」と伝えてきたことを明らかに
 した。”

 → 民主党が着々と日本新党の二の舞になっています。
   小沢氏は結局、3つの政党を壊した人間として
   政治生命を終えるでしょう。


民主・原口氏、党分裂に言及=月刊誌インタビューで(時事通信)
http://www.jiji.co.jp/jc/c%3Fg%3Dpol_30%26k%3D2011021800398

”民主党の原口一博前総務相が22日発売の月刊誌「月刊日本」のインタビューで、
 消費税増税に意欲を示す菅直人首相を批判し、党分裂も辞さない覚悟を示している
 ことが分かった。原口氏は18日、記者団に「分党とかするつもりはない。ただ、
 少し違う人たちが入ってきたので、それなりのけん制球は必要だ」と述べ、首相が
 内閣改造で与謝野馨経済財政担当相を起用したことなどに改めて不快感を示した。
 インタビューで原口氏は、「政権交代の原点に回帰するグループ」を「民主党A」、
 「増税ありきの既得権益温存の政策に賛同する議員」を「民主党B」とそれぞれ位
 置付け、「『民主党B』とはたもとを分かたなければならない」としている。”

全く違いますね。
これはただの内ゲバ、権力闘争に過ぎません。
このAもBも選挙で滅びます。

先見性のない人物が自滅してゆく様を我々は見るでしょう。
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