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矢張り教員不足の元凶は自民党と霞が関だった、人口減なのに大量採用 - クレーマー保護者も責任重大

2024-01-16 | いとすぎから見るこの社会-全般
近年になって教員不足が顕著になったが、その理由は明らかである。
高齢教員が大量退職して人手が足りなくなるから、
大卒者数が減少し続けているにも関わらず大量採用しているのだ。
つまり今の民間企業と全く同じ「悪い人手不足」なのである。

これはつまり就職氷河期に起きた事態と真逆であり
中高年の雇用を守るために新卒を犠牲にした民間企業と
大量の新卒を教員試験で排除した公教育界は本質的に同じく悪質だ。

で、自民党政権と文科省は長いこと時間を浪費し教員免許更新制だの
(愚劣な)大学入試改革だのでひたすら無為無策を続けてきた。

そうした意味では最大のA級戦犯は自民党政権と霞が関なのだが、
最近ではクレーマー保護者も悪質になり、不登校の子の親の団体に至っては
只でさえ人手不足の学校現場を批判して公教育を蝕むような挙に及ぶ始末。。

▽ 歴代自民党政権や文科省の長期的視野の欠如こそ、日本の大学の劣化や破綻の元凶

『大学大倒産時代 都会で消える大学、地方で伸びる大学』(木村誠,朝日新聞出版)


「日本の文教政策は、全く責任を取らず誤摩化しばかりという点で特異である」
と当ウェブログが厳しく批判した通りで、日本の公教育は完全に「被害者」である。。

「愚劣な責任転嫁を平然と行う中教審の議論の「猫の目ぶり」を見れば
 文教政策が頭の悪い「モグラ叩き」でしかないことは明白だ」

「大学乱立は自民党政権時の愚かな規制緩和の必然の結果である」

「日本では教育問題の議論が常に目先のことばかりで
 利害関係者の方では必死に姑息な情報操作を行い、
 しかもメディアや国民がそれを見抜けないという情けない状況にある」

「文科省の審議会や認可が大学の質向上において
 殆ど無意味に近いのは、議論の余地のない明白な事実である」

「だから文科省が認可した大学でも次々と定員割れと経営危機を起こしている。
 最近では法科大学院の惨状は100%間違いなく文科省の制度設計に原因がある」

「計量経済学や計量社会学の専門家を雇い、
 若年人口の変動が大学経営に与える影響を測定し、
 労働市場の変化と人材需要に基づいて政策決定をしなければ
 日本の大学は悲惨な状況に追い込まれてゆくだろう」

「自民党は今年春に「理数系教育の強化」を提唱していたが、
 図に乗ったそうした低次元の論をあざ笑うかのような報道があった」

「PIAAC(国際成人力調査)で日本が世界一となり、
 「数的思考力」もフィンランドを上回りトップだった」

「現代日本の停滞や閉塞の原因が教育にあるとする連中は
 基本的に大嘘つきであると立証されたと言って良かろう」

「そもそも日本の競争力ランキングを見ると教育水準や技術力は
 向上余地はあるものの常に高く評価されている。
 評価が低いのは公共部門(政府・自治体等)の非効率性と財政赤字である」

「PIAACの結果からは日本はブルーカラーや中卒者の高い能力を
 経済分野で活用できていないことが推測されるが、
 これも日本の政治と行政、つまり公共部門の抱える問題点と言える筈である」

「少なくとも「失われた20年」を招いた責任が教育にないことは明らかであり、
 教育を犯人扱いしてきた低能な論者を黙らせる効果はありそうだ」

「確かに日本の高等教育には多くの課題がある。
 しかし日本の病巣は教育ではなく寧ろ程度の低い教育論議と政策にあるのである」

「権力に弱い官僚は、傲慢不遜な自民の圧力に負けて
 人文系学部と大学院の規模を縮小するそうだ。
 己の失態の責任も取らず、よくも若者に責任転嫁できるものだ」

「大学の粗製濫造やロースクールの大失敗は自民党と文科省が「A級戦犯」であり、
 これから確実に問題になるであろうポスドク量産の元凶も自民党と文科省である。
 平然と歳費や給与を得ている厚顔無恥な態度と無神経はおぞましいとすら言える」

「責任を取って役立たずの与党議員の歳費大幅カット、
 キャリア官僚の給与・退職金の大幅カットは理の当然であろう。
 どうして成果も出さずに国民のカネを受け取っているのか」

「これから確実に労働者の需要が増えるのは介護士と保育士、そして観光関連人材だ。
 (全て労働集約型なので、確実に労働力を必要とする)
 基本的にはみな人文系であり、自民と文科省のスタンスは根本的に間違っているのである」

「危険なほど速い少子化を放置して大学の粗製濫造を続けてきた自民党と官僚が、
 己の大失敗を隠して国民に責任をなすりつけている」

「教育・保育分野において雇用を創出したスウェーデンの積極的労働市場政策と比較すると、
 我が国の保守退嬰・自己保身の「選良」達は恥ずかしくなるほど程度が低い」

「福祉関連学部の惨状を見よ。
 労働者を低賃金でこき使い、選挙のためカネを高齢者にバラ撒き、 
 福祉利権と癒着してきた自民党と官庁がこの大失態を招いた元凶である」

「「社会的要請の高い分野」であるにも関わらず学生が集まらないのは、
 明らかに政策の失敗であり、与党政治家と官僚の能力が低く制度設計を間違えたからだ」

「周知のようにロースクールが惨憺たる失敗になりつつあるのに、
 中教審は「専門職業大学」を構想しているらしい」

「理由としては「職業人に求められる能力も高度化・多様化している」とのことだが、
 「実務経験のある教員の配置」やインターンシップのように陳腐なメニューばかりだ。
 なぜ学部学科や課程の改変ではなく「大学」が必要なのか、まともな説明がない。
 そもそも審議会メンバーの能力に疑問があると言わざるを得ない」

「従来の文教政策も中教審の役割も厳しい検証が必要である。
 今までの失敗を誤摩化すために、安倍内閣のように
 新しい政策を打ち出して看板を代えるだけで終わっているなら税の無駄でしかない」

「文科相の「脱ゆとり宣言」も同じような無責任体質の象徴だ。
 「強靭化」というただの言葉遊びに過ぎず指標も数値目標も皆無、
 予算対効果も成果検証の概念も全く理解していない始末だ」

「傲慢で現実を無視した軍上層部が無数の兵士を死なせた
 太平洋戦争とまさに同じ図式である」

「今回の「脱ゆとり」でも「専門職大学」でも
 学習能力のない愚かな失敗を繰り返すしかない」

「英米で欠点が見えつつある制度を、
 いかにもバラ色の素晴らしいものであるかのように偽り、
 日本の粗忽で目立ちたがりの連中が喧伝する事例が多い」

「そうした「政策を売り歩く」輩に騙されて周回遅れで導入、
 見事に大失敗するという愚行はこの日本でよくある話である」

「ゆとり教育もロースクールもそうした失敗の一つで、
 次には専門職大学院とアクティブラーニングも同じ末路に至るだろう」

「安倍政権や文科省がそもそもアクティブラーニングができておらず、
 まともに検証していない政策を有権者受けだけ考えて打ち出すから失敗するのだ」」

「今、英米で問題になりつつあるのは、「オーバーエデュケーション」、
 つまり教育過剰で相応しい職が足りないという問題だ」

「日本も教育をいじくり回せば経済が回復できるように偽る詐欺師たちが大勢いる。
 なぜ日本より大学進学率の高い韓国が経済低迷に陥り、
 日本より大学進学率の低いドイツが日本より成長率も賃金上昇率も高いのか、
 そうした現実を無視している連中だから、絶対に信用してはならない」

「雇用市場の現状を踏まえた教育改革でなければ意味がない。
 そうした本質を教えているのが英米の抱えている問題であるが、
 安倍政権も文科省も視野狭窄で何も見えないまま失敗へ突き進んでいる」

「大卒である必要のある高度な職種がないと大学も意味がない。
 殆どの大学生は研究界ではなく実社会に出て働くことになるからだ」

「まして、安倍政権の失敗により経済低迷、実質賃金マイナスのままの日本では、
 大学教育の投資収益もマイナスになる可能性が極めて高い」

「流行るドラマには、必ずその放映時の社会背景に一致し、
 心理的要求に応える要素が含まれている」

「『逃げ恥』のヒロインは大学院卒で就職失敗、
 家事能力で必要とされて自己承認を得られるという役どころである」

「『逃げ恥』がこれだけ話題を呼んでいるという事実は、
 高等教育を受けていてもそれに相応しい所得や職を得られない、
 何十万人、年百万人という「みくり」(みくお?)がこの日本に存在することを意味している」

「今回の天下りは、と言うよりも今回発覚した「氷山の一角」は、
 明らかに日本社会のためのものではないばかりか、公正でも透明性のあるものでもない」

「自民党政権がバラ撒いている補助金を利用して
 官僚組織上層部の利益と保身のために行われたものである」

「案の定と言うか、こうした天下り隠蔽は霞が関全体に蔓延しており、
 文科省などよりも大規模かつ組織的に行われているとの証言が出ている。
 (少し話を聞いたことのある者なら、大体あそことあそこが酷いのだろうと察しがつく)」

「安倍首相は相変わらず口先だけで、天下りを根絶するかのように大言壮語しているが、
 全くこの天下り問題の構造を分かっていない実態を自ら証明している始末だ」

「国民を欺く欺瞞的な天下りが起き、公益よりも組織益が優先される理由は明白だ。
 代々の自民党政権が補助金バラ撒き政策を実行してきたため、
 官僚組織による裁量余地が大きく拡大したからである」

「文教政策で言えば、場当たり施策を打ち出して検証もせず、
 ポスドクだのロースクールだので死屍累々の結果をもたらした自民党政権が、
 天下り隠蔽工作のチャンスを提供したのである」

「無責任で愚かな歴代自民党政権が、教育政策を散々に振り回してきたため、
 各学校が「ヒラメ」状態になって文科省との結び付きを強めようとしたのだ」

「相変わらず愚かな補助金バラ撒き政策を続ける安倍政権も、
 天下り問題をもたらす不透明な構造を支える犯人の一人である」

「補助金行政が天下りの温床であることが明瞭に分かる。
 いま安倍政権は東京五輪関連分野や「働き方改革」でも補助金バラ撒きを行っているから、
 間違いなく天下りや癒着が今この瞬間も黴のように広がっている筈だ」

「歴代自民党政権が裁量の大きい補助金バラ撒きを行っているから、
 このように隠れた天下りが温存されるのである」

「これまでの見当違いな施策への反省も全くなく、
 経済政策同様に大根芝居と口だけの成果を掲げて誤摩化すであろう。
 天下りもどうせ、一罰百戒で幕引きにするしか芸のない政権なのだから」

「安倍政権の「人づくり革命」の胡散臭さは隠し切れないほどで、
 例えば日経新聞は、改憲を実現するために教育無償化をダシに使うのではないかと
 安倍政権のこれまでの狡賢い手法から裏の狙いを見抜いて牽制している」

「兎に角、権力が大好きで歴史に名を残したいだけの安倍政権の魂胆は、
 今回の「大学無償化」騒動においても見え見えである」

「教育に力を入れているかのようなアピールでバラ撒きを正当化し、
 選挙においてはリベラル寄りの政策によって野党の公約を封じる」

「若者支援、次世代育成に力を入れているかのように見せかけて
 実際には歴代自民党政権が大学を粗製濫造した「大失敗」を糊塗し、
 自民党の支援層である私大経営層に公費をバラ撒いて「買票」を図るのである」

「表面の薄皮一枚はいかにも公益のため、日本の未来のためにと偽装しているが、
 その実態は公費を歪んだ差配で分配し票田に注ぎ込む薄汚い党利党略でしかない」

「加計学園問題を見ても、安倍政権が国益やら公益やらを押し出してくる際には、
 その裏に薄汚い癒着や党利党略が隠れている可能性が高いと考えねばならない」

「これからはエヴィデンスをベースとした政策を行うなどと吹聴しているらしいが、
 断言しておこう。エヴィデンスを偽装した利益誘導政策が出てくるだろう。
 安倍政権の本性が何一つ変わっていないのだから、容易に予想できることだ」

「恐らく近年、歴代自民党政権(実質賃金を減らした安倍政権も同様)の経済政策の失敗と
 同じく歴代自民党政権による大学の粗製濫造政策の結果として、
 日本の大学教育の投資収益率が急速に低下している筈だ。
 大学間の投資収益率も極端に拡大していることも間違いない」

「そうした政策の失敗を直視せず、「不良債権化」した大学に公費を投入するなど、
 とんでもない話である。異常な緩和策に続き、異常なバラ撒きを開始することで、
 目先しか見えない愚かな安倍政権は、近い将来の日本の災厄を極大化させている」

「今のまま大学無償化を行うと、高齢者三経費と同様のバラ撒きにしかならない」

「余り指摘されていないが、現下の奨学金問題の根底には
 大学を増やし過ぎたため大卒の平均賃金が相対的に下落し
 大学教育の投資収益率が著しく低下しているという深刻な現実がある。
 しかも歴代自民党政権の失政が招いた所得低迷によって問題は一層深刻化している」

「無償化は明らかに、経営が苦しい私立大学の経営陣と立地自治体幹部への救済策である。
 加計問題と同じく、自民党を支持する高所得層へのバラ撒きだから最低の政策だ」

「生兵法で他国の制度を猿真似する安倍政権の失敗は、今の段階で容易に予想できる。
 岸氏は出来の悪い大学は潰すべきと主張しているが、
 その前に大学・学部別に投資収益率を調査公表して不採算の大学教育は公費カットした方が良い。
 そうしないと「教育過剰」が深刻化し、第二第三の加計問題が生じるであろう」

「典型的な「B層」愚民大衆が安倍政権を「延命」させるから、世紀の愚行が行われてしまう。
 加計学園の獣医学部新設は、閉鎖が相次ぐロースクールに匹敵する「大失敗」となろう」

「開学前から既に、お粗末な実態が次々と発覚している。
 定員が多く明らかに質を軽視していること(後になってやっと定員を減らした)、
 韓国で「日本で高収入」「韓国で獣医になれる」ととんでもない宣伝を行っているのは、
 教育の質を軽視し、入ってくるカネを最優先している何よりの証拠である」

「そんな無駄遣いのカネがあったら公務員獣医の待遇を改善し、
 獣医学部OBの僅か10%程度しかいない公務員獣医の割合を増やすのが先決である。
 政策の優先順位が根本的に間違っており、浪費以外の何ものでもない。
 (四国の獣医を増やしたければ「一定年限の地域勤務を条件とした奨学金」の方が遥かに効果あり)」

「立派な建前とは逆に、韓国まで行って入学者をかき集めようとする行動の動機は、
 学費関連収入を最大化したいという欲望以外にあり得ない」

「国際教養大も、前橋国際大も、近年になって教育の質の高さで知られるようになった大学は、
 例外なく「定員を絞って教員1人当たりの学生を減らした」という共通点がある。
 加計学園獣医は全く正反対の路線であるから、質が低下するに決まっている」

「これでは、理事長がメディアの取材に応じないのも当然であろう。
 「応じられないような事情や本音が隠れている」と考えるのが常識的な見方だ」

「「疑惑より地方の声考えて」と今治市長がついうっかり本音を喋っているが、
 これは事実上、「こっちにカネが入るなら、疑惑などどうでもいい」という意味である」

「論より証拠、市長は「千人を超える若者が今治に住んでもらえる」と明言している。
 教育の質など関心なく、ただ目先の経済効果を優先している事実がありありと分かる。
 つまり学園も今治市幹部も教育の質を犠牲にし、目先のカネを優先しているのである」

「固より自治体の長は、自治体の公益を優先するのが当然である。
 しかし、目先の利益を優先して将来の災厄を見なかった原発立地自治体は、
 その誤った選択のために今、人口流出と補助金依存によって追い込まれている」

「目先のカネに目の眩んだと言わざるを得ない今治市幹部は、
 市の歴史に残る汚点を残したと後世の歴史家によって断罪されることになろう。
 折角、今治タオルの成功でイメージが良くなっていたのにそれも台無しである」

「つまり国益・公益・地域益の全てにおいてマイナスになる。
 選挙で利権癒着政党に投票したB層有権者も、その愚行の責任を免れることはできない」

「良識ある今治市民の方々へ告げたい。今、引き返さないと今治の歴史に残る汚点となる。
 決して欺瞞的な疑似麗句に騙されず、今治タオルのように地道な努力で質を高めなければならない。
 目先のカネに眩んでボロい儲け話に引っ掛かると、罠に嵌ってそこから抜けられなくなる」

「加計学園獣医は「他の獣医学部に入れなかった学生とカネ目当ての留学生」が集まる場となりつつある。
 最初の動機が歪んでいて、しかも教育以外の薄汚い思惑が絡んでいるのだから、失敗しない訳がない。
 過疎対策で原発を受け入れて、益々人口流出が進んだ自治体と同じような暗い道を歩むこととなろう」

「「世界に冠たる」は只の宣伝文句に過ぎず、
 「どんな手段を使っても一人でも多く学生を集めて収入を増やしたい」が本音だ。
 そうでもなければ、こうした建前と矛盾した行動ができる訳がない」

「大失敗に終わったロースクールは自民党政権下で決まったものである。
 安倍政権だけでなく自民党そのものが日本の教育を歪めている元凶なのだ」

「ロースクール制度の初年度は、次々と参入が相次いで「バブル」を呈した。
 しかし「多額の学費を無駄にする学生」「稼げない弁護士」が続出すると判明し、
 文科省は事実上「路線修正」し、ロースクールが潰れる事例も続出したのである。
 (勿論、一言たりとも責任を認めることも謝罪することもなかった)」

「つい最近のことだから、騙され易い若者以外ははっきり覚えているだろう。
 加計獣医学部の推薦入試でのバブルぶりがロースクール初年度と酷似している」

「また、加計獣医にはロースクールを遥かに上回る不利な材料が山積している。
  1)成績優秀な学生は国立獣医か他の私立獣医に行く
  2)相対的に成績の劣る学生や、宣伝に釣られた留学生ばかりが残る
 3)当然ながら地元に獣医として残る学生はごく僅か、しかも低所得なので高い学費が負担に
 4)世間知らずの学生は周囲の忠告を無視し、ただ獣医になりたい一心で多額のカネを払う
 5)高額な学費を払って獣医師になれない学生や試験を受けさせて貰えない学生が続出
 6)今治で獣医になっても都市部に流出、割の悪い公務員獣医は増えない
   (或いは母国が就職難の韓国学生ばかりが日本円の給与を見て公務員獣医に)
 7)加計学園の他の低偏差値大学のように「学生が集まらない赤字大学」に転落する
 8)加計学園への巨額補助金が問題になり、今治市は加計学園を誘致して大赤字の銚子市の二の舞に

「統計から、獣医は歯科医以上に平均賃金が低いことが分かっている。
 歯科医が「コンビニ並み」に増えて低所得に陥るようになり問題化しているのに、
 更に獣医でも「犠牲者」を増やそうとする政策は、愚劣であるだけでなく罪深くさえある」

「元々獣医師は多くの学生の憧れの対象で、経済的合理性を度外視しても志望する者が多い職種だ。
 (しかも憧れはペット医やアニマルヒーリング辺りで、家畜は不人気である)
 定員を制限することで入学難易度が高止まりし、「犠牲者」を予防できていたのに、
 安倍政権の「口だけ改革」と明らかにビジネスが主目的の加計学園の野心により、
 「犠牲者」が大量に生まれようとしている。(いずれ今治市も犠牲者の中に加わることになる)」

「加計の赤字大学の状況を見れば学園の主目的がビジネスであるのは明白だ。
 高額な学費を徴収されて獣医になれない学生、獣医になっても低所得に苦しむ者が続出する。
 そうした「犠牲者」が確実に増えると予想されるのに、愚劣な決定で
 若者の将来を狂わせる元凶となるのが安倍と加計学園の結託なのである」

「加計学園が獣医学部を必要とした理由が、
 岡山理科大学の志願者にはっきりと表れている」

「獣医は予想通りロースクールの初年度と酷似した「バブル」で、
 益々もって不吉なスタートを切っているが
 国家試験合格率(←操作可能だが、必ずバレる)や卒業生の域外流出率は隠せない。
 実態が明らかになり、いずれ厳しい審判を受けることになろう」

「一方、他の学部は志願者が急減しているため、
 学園の経営上の理由で参入障壁の高い獣医学部が必要とされたことが
 誰の目にも否定し切れない事実として浮き彫りになりつつある」

「この純然たる経営上の理由によって歪められた大学行政は、
 ただ人材育成の質を下げる危険性が高いことだけにとどまらない」

「大量放出される若手獣医が当該労働市場を劣化させ、
 法科大学院や歯科と同じように賃金低下をもたらすであろう」

「設置審の委員は、「最初から4条件を満たしていないと思った」
 「このカリキュラムで(他大学にできないことが)できるのか」と思ったと証言している」

「しかも学生数の多さにも懸念を示しているので、
 最初から質を重視せず、学生数の確保と学園の収入増を図っているとしか思えない。
 これでうまくいくと考える方が間違っているのである」

「加計学園がいかなる手段を用いても獣医学部の新設を急いだ理由は明白だ。
 高等教育市場がシュリンクしてゆくのは必至であり、地方私大は消滅の危機にある」

「公立化するか、政治力を使って獣医学部のような寡占市場に入り込むか。
 学園の経営上は正解であっても、国益や公益と真っ正面からぶつかる「一線」を超えた。
 加計学園と安倍政権は一蓮托生で、たとえ重大な弊害があろうと引き返せないところまで来たのだ。
 どれだけ国益や公益を毀損すると分かっても、どこ迄も開き直って進もうとするであろう」

「所謂モリカケ問題が枝葉末節であり、重要な国政課題ではないように放言する
 思考停止したメディアや評論家には、教育政策を論じる資格などない。
 (正しく論じる能力がそもそも欠けている疑いすらある)」

「安倍と自民党(加計学園から雇われた議員が複数いる)が、
 大学経営層との癒着により文教政策を歪め、
 人的資本を劣化させ利益誘導を行っているから大問題なのである」

「教育投資効果の低い大学の保護はまさに政治的な「利権」に他ならず、
 しかも資源配分を歪め経済を低迷させるものでもある」

「加計学園は、既に千葉科学大学で薬剤師育成に失敗しつつあるから、
 特権的な獣医育成を委ねるなどとんでもない話である。
 確実にニーズの減る獣医学部を新設し、他大学に合格できない生徒を集めるなど失敗確実だ。
 (公務員獣医が必要なら、一定期間の勤務を条件とした奨学金を設けた方が遥かに低コストである)」

「また、加計学園を優遇する露骨なクローニーキャピタリズム(縁故資本主義)の権化、
 安倍と自民党が今まさに碌でもない謀略を巡らせているのも更なる問題である」

「「教育再生実行本部」といういかにも看板倒れの名称の部署の部会が
 (我が国において大学を粗製濫造して高等教育の質を落としたのが自民党自身である)
 「今後さらなる少子高齢化や人口減少が見込まれる」ため「国立大学の規模縮小や学部再編」が必要と
 まさに反社会的な提言を出してきたのである」

「加計学園には新設を許し、多くの研究実績を残してきた国立大を縮小など、
 まさに「国賊的」な提言と言っても過言ではない。
 しかも自民党は、お粗末な政策で少子高齢化を深刻化させた張本人である。
 有権者から世界有数の高額な歳費を受け取っている癖に、ふざけるのもいい加減にしろ!」

「安倍だけでなく羽生田、木曽、野平が縁故資本主義に塗れたレントシーカーであるのは事実に照らして明白だ。
 しかもこの「ぶしつけで極めて失礼」な回答から加計学園の独善性と高慢さが窺える。
 薬剤師教育に失敗して国家試験合格率が低迷し、受験生からそっぽを向かれるのも当然であろう」

「我が国を絶望的な少子高齢化、人口減少に晒している「A級戦犯」は、
 少子高齢化対策をサボり、ガダルカナルのような戦力逐次投入で失敗を重ねた歴代自民党政権である」

「ぼこぼこと大学を粗製濫造して日本の大学教育を劣化させた癖に、
 全く反省なく学生や研究者のせいにしている教育劣化の「A級戦犯」も歴代自民党政権である。
 (長年の経済停滞や所得減少の現実は、自民党政権の大学改革の失敗を証明している)」

「だから「規模縮小」すべきは国立大学ではない。役立たずの上に責任転嫁する自民党であり、
 このようなふざけた反社会的提案を行う議員の歳費は大幅カットするのが社会正義である。
 庶民にはあり得ない相続税の特権を持っている自民の二世議員にも適正な課税を行わねばならない」

「安倍政権の文教政策が完全に間違っているのは、ロースクールの大失敗や
 日本経済停滞・所得低迷で完全に証明されているが、研究分野においても「失敗」が鮮明だ。
 安倍政権下で研究成果が「悪化」しているのだから、責任は明白である」

「低所得弁護士が大量に生み出され、法科大学院の閉鎖も続出と、
 ロースクール制度の大失敗が誰の目にも明らかになり、
 自民党や文科省が真摯に反省するかと思いきや、
 いつもの通りで保身を目的とする誤摩化しを始めた」

「法曹を目指す学生は「3年で卒業」を制度化するそうだ。
 ロースクールの大失敗を糊塗し、自分達の面子を保つのが目的であり、
 日本の大学教育の質の向上など全く考えていないことが分かる。
 これまで大学を粗製濫造して教育の価値を下げてきた大罪に加え、また失態を重ねているのだ」

「こうした無能で何一つ責任を取らない連中こそ、日本の大学界の「癌細胞」である。
 かつて福沢諭吉は訪米した後の報告で、アメリカ人は身分相応に賢いと日本との相違を語ったが、
 日本は上の地位にいる連中の頭が悪く無責任という状況は現在も変わっていないものと見える」

「その典型的な例が大嘘つきの安倍で、B層有権者が惰眠を貪っているのに乗じふんぞり返っている。
 遠からず、歴史家には「前例のないウソつき首相」と断罪されることになろうが、
 日本経済や日本社会を改善させる能力が驚くほど乏しいにも関わらず、
 悪化させ破壊する能力、平然と嘘をつく能力だけは高いのだから延命させるほど害が深刻化する」

「賢い有権者は見ているとすぐ分かるであろう、
 加計学園と安倍が生み出した獣医学部も間違いなくロースクールの二の舞になる。
 カネの無駄になり、獣医の賃金を減らし、僅かな「効果」は学園が延命できるという程度だ」

「自民党と文科省は「不名誉な問題先送りと糊塗策」を選択した。
 安倍と加計に至っては「不名誉な撤退」、或いは「不名誉な失態」に陥りつつある。
 所詮は自業自得だが、日本社会に害を与える点で最も罪深いと言える」

「朝日調査から、二つの重大な問題が分かる。
 これだけ稀に見る噓つきの安倍を延命させ、国益を毀損する無気力有権者が大量にいること、
 また、若年層が利己的かつ政治に無関心となり、民主主義国の有権者として劣化していることだ」

「矢張りモリカケ問題は文教政策を歪め、日本社会が蝕まれている象徴だった。
 成長率の無惨な低迷と実質賃金減少が経済面から見た証拠だとすれば、
 日本の研究の競争力低下は学術研究面から見た証拠と言える」

「安倍政権下で大学の研究レベルが落ち、論文の質と数で地位低下が鮮明になっている。
 学術論文の「生産性」では東大が中国の精華大学に逆転されたとすら指摘されているのだ」

「加計獣医に費やすカネがあるなら研究予算に回すべきである、
 殆どの研究者(加計に雇われて文句の言えない者以外)はそう考えている筈だ」

「安倍とオトモダチであれば優遇され、政策によって擁護されるような
 腐った文教政策を行っている国だから、真面目に研究する者が軽視され
 国全体の研究競争力も地盤沈下してゆくのである」

「日大のアメフト問題で注目された危機管理学部も、
 そもそもは安倍の発案による学部で、官僚や警察OBの事実上の「天下り先」だという。
 天下り学部を平然とつくるような大学だから「危機管理力」が欠けているのも当然であろう」

「大学政策に関する、経団連と経済同友会の好対照が興味深い。
 ともに若年人口の減少により大学破綻が続出することは理解していても
 経団連は国立大の再編を、経済同友会は私大再編を提唱している」

「加計学園の獣医学部新設での大騒ぎを見れば、
 「私大再編」を言えない動機は安倍への忖度以外にあり得ない」

「安倍が無責任に吹聴する大学無償化が質の低下に直結すると警戒する点でも
 経済同友会の方が遥かに正しく事態を見通していると言える。
 (若年人口が減少して進学率が上がれば間違いなく学生の質は下がる)」

「そもそも平均成長率が1%程度という先進国で最悪レベルの「成果」しか出せていない
 安倍政権に「成果は非常に大きい」と絶賛する時点で日本経済全体を見ていないことが分かる」

「今日の日本の大学の苦境の根源には、自民党政権による大学の粗製濫造があるが、
 財界はその点については何も言えず、研究界での日本の地位低下にも口を噤んでいる。
 中長期的視野からの提言が為されていないことの、明白な証拠だと言える」

「「大学の数や規模の適正化が不可避」になったのは、少子化が急激に進んだのに
 自民党政権が大学を粗製濫造したからだ。その程度も指摘できず、
 安倍のオトモダチに遠慮して「私大再編」も明記できないのだから気の毒なものだ」

「入試制度への注文も理解に苦しむ話で、加盟企業が紳士協定を破って
 手当り次第に横並びで内定を乱発するから人材の質が低下しているのではないのか。
 文理融合の人材が欲しければ寄付講座で育成する方法があるし、
 そもそも自社がそうした人材だけを採用すれば良いのである」

「そうした点で言えば矢張り経済同友会の方がまともだ。
 安倍が無責任に公約した高等教育の無償化で大学教育が劣化するとの懸念も正しい」

「2018年は、高等教育分野で「日本の劣化」が鮮明になった年と規定されるようになろう。
 次々と大学劣化・研究力劣化の兆候が事実として示され始めたからだ」

「安倍政権下で日本の研究力の低下が鮮明となり、
 (科学技術白書が「国際的地位は低下」と明記したのだから誤摩化しようがない)
 ノーベル賞受賞は過去の遺産の恩恵に過ぎない事実が証明されつつある」

「また、研究予算が低迷しているのは経済低迷から致し方ないとしても、
 研究の「生産性」(投資効率性)が相変わらず他国に劣るのは致命的である」

「安倍が2015年に創設した「教育資金贈与の非課税」という腐敗政策も、
 利用者が減っている上に「富裕層ほど有利な仕組み」だから縮小されるとか。
 (そのようなことは最初から分かり切った話だ!!)」

「加計学園問題は、矢張り日本の高等教育が利益誘導の癒着政策に陥り
 資源の最適配分と効率性の向上を妨害した象徴的な事件と語られることになろう」

「愚昧な安倍は日本の高等教育の最大の問題が何かを全く理解していない。
 日本の大学進学率が上昇しても経済成長率や賃金上昇率は逆相関で低下しているから、
 日本の大学教育は経済面から言えば多くが「浪費」でしかないのである」

「それは一つには大学を粗製濫造して大卒人材の質を下げた歴代自民党政権の大罪であり、
 加計学園のように大学経営陣を潤すが人的資本を殆ど改善させない学校を優遇する安倍の責任でもある」

「安倍が生み出すのはこうした「裏工作のイノベーション」ばかりなのだ」

「元々日本の研究界の抱える問題として、90年代から研究の効率性が悪い、
 つまり研究費を投入しても経済成長率が改善しないという深刻な問題があった。
 安倍政権下でもこの問題は全く変わっていない。(寧ろ悪化中だとと考えた方が正しい)
 安倍こそが「目先主義」で選挙でのバラ撒きでB層の票を釣ろうとばかり考えているからだ」

「科学技術白書では「趨勢的に」と誤摩化しているが、事実は明白であろう。
 「安倍政権下で日本の研究力が落ちている」のである。
 各種の調査や数値を見れば火を見るよりも明らかだ」

「矢張り今治市は銚子市と同じ運命をたどっている。
 多額の公費を払い加計学園系の大学を誘致した結果、
 銚子市は重い財政赤字に苦しんでいる。
 安易な大学誘致が却って重荷となったのである」

「加計学園の獣医学部は獣医に関しては入学者が定員オーバーだが
 獣医看護学科はほぼその分だけ定員を下回っている」

「経済合理性を度外視して獣医になりたがる若者は多いから、
 最初の段階では志望者は(併願先として)来るだろうが、
 加計学園のせいで数年後の獣医の賃金は間違いなく低下する」

「現時点でも歯科医より時給が低いのだから、授業料の高い
 加計獣医はワーキングプア獣医を大量に生み出しかねない」

「実質的な国試合格率が他大より低下する(併願先だから)こと、
 そして今後の若手獣医の経済的苦境は間違いないから、
 加計学園出身の獣医は今後、スティグマ(烙印)となるのは間違いない」

「しかも、今年の四国入学枠が4人から1人に減った。
 地方自治体のカネをたっぷり使って人材は他県に流出するのだから、
 安倍を利用して大学ビジネスで儲ける加計学園は四国で袋叩きになるであろう」

「加計学園のトップが安倍を利用してまで
 獣医学部の新設を狙った理由は「ビジネス」以外にない。
 獣医は参入障壁が大きいので、他大の獣医学部に入れない学生が
 「溺れる者は藁をも」の理屈で殺到して来るのである。
 第1志望の者は僅かにいるだろうが、「近い」以外の理由はほぼあるまい。
 そして大失敗に終わったロースクールと同じ惨状に陥るのだ」

「加計学園と東京福祉大には恐ろしい程の共通点がある。
 それは「自民党の政治家にカネを出して癒着している」ことだ。
 となると、目的や体質も似ていると考えざるを得なくなる」

「もはや大学消滅の危機と言っても過言ではない東京福祉大では、
 内部関係者による実名告発に至っている。
 東京福祉大は私物化が余りにも酷い最悪の例であるが、
 加計獣医も共通点があるだけに、何か事件があれば深刻な事態を迎えるであろう」

「両大学とも、目先のカネを優先して悲惨な末路を迎えることとなろう。
 犠牲になるのは学生たち、そして日本社会の未来である」

「令和元年早々に衝撃的な報道があった。
 科学論文において、質の高い日本の論文数の減少が鮮明になったのだ。
 中国が大躍進し、米国は優位を保っているから事実上「一人負け」である」

「日本の研究界が悪政によって着々と衰退していること、
 自民党政権が大学の人件費を減らしてから研究力が劣化したこと、
 安倍のオトモダチである加計学園を優遇するばかりで碌な対策を行わないこと、
 これらの全てに沈黙している菅が安倍の腰巾着でしかないことは明白である」

「人事権を握られて安倍に媚び諂う財務官僚は、予算削減を無視して
 大学改革の遅れに責任転嫁していたが、論文の質が劣化した時期と
 予算削減の時期が一致していることから「嘘つき官僚」を自ら証明したことになる。
 (それ以前に、日本財政を悪化させ続けている財務キャリアの退職金を大幅カットすべきだが)」

「大学研究への寄付金が他国よりも少ない日本企業は漸く本格的に増額を考えているようだが、
 最初に寄付金の税額控除の要望から始めるという腰の引けた動きでしかなさそうで、
 研究機関とともに成長分野を育て上げるGAFAに惨敗し人材を奪われているのは当然と言えよう」

「毀誉褒貶も激しいがGAFAは米大学の最優秀の人材を活用して今日の地位を築いた。
 それに比べて制度に責任転嫁する企業人はその段階でGAFAに負けている」

「大学入試改革が悪評紛々であることは既に知れ渡っているが、
 遂に全国高校長協会が民間試験利用「延期」を文科省に要望することになった」

「これも是迄の惨憺たる「実績」から容易に予想できる事態であり、
 自民党政権では恒例の会議やら審議会やらで時間と税金を無駄にし、
 尊大で国民を見下した無責任かつ野心ばかり肥大した輩が
 教育政策を玩具にしていじくり回してきたからである」

「大学入試共通テストは大学生バイトに採点させるなどという
 とんでもないない話が出ており、いかに制度設計がお粗末かが分かる。
 無責任で傲慢な識者や政治家が教育を乱す典型である」

「大学の粗製濫造、法科大学院の大失敗、仕事のないポスドクの量産、
 自民党政権下での教育政策の失敗は数え上げればきりがない。
 最近では小学校教員の質の低下が囁かれているがこれも元凶は自民党だ」

「その教育劣化は安倍によって更に加速しており、
 論文数や引用数に見られるように研究力の顕著な低下、
 安倍と癒着した加計学園による公費の濫用とレントシーキング、
 (これから銚子市と同様の財政悪化に加え、「市場の失敗」が生じるのは確実だ)
 果ては大都市圏の大学の合格者をバッサリ減らして地方の若者を上京させないようにする始末」

「このように無惨な失敗ばかりで成功例が皆無に等しく、
 国政を乱し教育を歪めた大罪は許し難いものだ。
 ただ単に選挙で叩き潰されるだけでは足りない、
 祖国日本から追放されても当然の悪行の数々と言えるだろう」

「英語民間試験の延期に追い込まれた安倍・萩生田だが、
 これは「選挙に響く」からであり、何一つ反省などしていない」

「次は共通テストの撤回もしくは「転進」(事実上の失敗)に追い込まれ、
 またしても日本の高等教育を乱す「A級戦犯」と名指しされるだろう」

「日経新聞のインタビューに応じた元文科相の下村博文は
 全くエヴィデンスのない恣意的な論を展開し、
 そもそも死屍累々の自民党政権の教育政策の低劣さを
 認識すらできない惨状をはっきり示した」

「大学の粗製濫造、大学の研究力の低下、
 ロースクールの大失敗、そして加計学園獣医学部。
 いずれも予算浪費、人材劣化に直結するとんでもない失策である。
 選挙で自民を駆除しないから未来を担う若者にも「被害」が及んでいる」

「癒着・天下り・利害相反と、悪行のオンパレードである。
 民間企業にとっては自民党幹部とのコネがカネに繋がるのだから、
 公益など度外視して腐敗した安倍自民に食い込もうと考えるのは不思議ではない」

「安倍・下村・萩生田が導入を企んだ英語民間試験など、
 所詮は韓国の劣化版焼き直しに過ぎない。
 不毛な競争と不正を招き、真の英語力向上には殆ど無力だ」

安倍政権をずるずる「延命」させたB層有権者は、矢張り警告した通りに
日本の大学教育と学術研究を劣化させただけでなく、今も劣化させ続けている!

▽ 日本の大学教育の投資収益率は低くジェンダーの強い女性は更に低い、大学粗製濫造の証拠

『日本の公教育 - 学力・コスト・民主主義』(中澤渉,中央公論新社)


「安倍政権の「人づくり革命」は最初の第一歩から間違っており、盛大に国益を毀損し始めた」
と当ウェブログが警告した通り、癒着政治家や保身政党にまともな政策など実行できる筈がない。

「日本の高等教育政策に関して致命的なのは、
 無能な自民党の繰り出す自称「改革」が全て劣悪なことだ」

「大学の粗製濫造で人的資本の劣化(意欲と生産性で劣後)を招いた惨状も然り、 
 死屍累々のポスドク量産(失踪だけでなく自殺も起きている)も然り、
 法科大学院も然り、国際比較で歴然としている研究力の低下も然り。
 獣医師も安倍の癒着政策によって弁護士より深刻な賃金低下を招くだろう」

「しかも自民党の輝かしい「伝統」はこれだけに止まらない。
 誰一人として責任を取らないという反社会性は鮮明である。
 数々の失政をしでかしても平然と議員の地位に居座る輩は日本の恥である」

「実際、当ウェブログの予言の通り共通テストの記述式が撤回され、
 安倍自民の大学政策が徹頭徹尾お粗末で日本社会に有害な
 「改悪」だらけであることが実証されたと言える」

「記述式を導入したければ国公立は二次試験で、
 私立は各々独自に導入すれば良いだけの話である。
 劣悪で愚劣な改革ゴッコで時間を無駄にした自民党議員の罪は重い」

「愚かな功名心と野心を持った劣等議員が「官邸主導」で介入するから
 中共の国家資本主義のような問題が起きるのである」

「特に、日経新聞のインタビューで傲慢不遜な言葉を放って自らの愚昧さを晒し、 
 受験生を犠牲にし文教政策を迷走させた下村博文は己を恥じて即刻辞任すべきだ」

「日本企業の横並び採用を見れば、大学生が学業や主体性、創造性を重視しないのは当然だ。
 官僚のヒラメぶりを見て優秀な大学生が霞が関を「オワコン」と称するのも道理であり
 保身的で自己の安定ばかり求める輩しか集まらなくなったのは腐蝕した安倍自民の責任だ」

「自民党政権の教育政策がいかに有害で勘違いだらけか、
 免許更新制導入の後に寧ろ人手不足に陥っている現場を見れば明白だ。
 研修が必要なのは教員より寧ろ無責任で害悪を垂れ流す自民党議員である」

「安倍政権は唖然とするほど学習能力が低く、相変わらず口だけの誤摩化しを繰り返している。
 選挙でこうした口だけ政権を抹殺しなかったために、害毒は益々深刻になるであろう」
「大学教育の非効率は深刻化し、更なる低成長に陥るしかないであろう」
との当ウェブログの予言は悲しいことだが完璧に的中した。。

 ↓ 参考

「公正公平ではない」と認めていた下村博文が「元凶」、入試改革でもお粗末 - 共通テスト「改悪」は歴然
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/96396de788aa9e97cb48e71060acc243

科学論文数で中国が急伸し日本が没落、安倍の失政の分かり易い事例 - 教員人件費カットによる必然の帰結
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/a665f03cd6f1af5e502262676180e8e4

加計獣医はロースクール以上の大失敗に、他大に入れない学生だけ残る-銚子市と同じ財政赤字・税浪費は必至
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/02971d7e37e6122c1d4955b9083e6bce‎

安倍首相の大学無償化案に不評の嵐、バラ撒きによるFランク大学救済策 -「教育困難大学」を増殖させる
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/215a5a66dd356bdfa7a47bc34aa2fb6a

「逃げ恥」が予言する、日本の大学改革の失敗 - 英国で「大卒者の増加が経済にマイナス影響」との警告も
http://blog.goo.ne.jp/fleury1929/e/5fd28cdf6aa2f330050b8d3b0db01af5

▽ 合理的な北欧は労働市場を踏まえ大学教育を再構築、癒着とカネで動く安倍や自民党とは正反対

『スウェーデン・パラドックス』(日本経済新聞出版社)


教員採用試験倍率、3.4倍で過去最低 6年連続低下 文科省(毎日新聞)
https://mainichi.jp/articles/20231225/k00/00m/040/128000c.html
”2023年度に採用された公立校教員の選考試験の倍率が前年度比0.3ポイント減の3.4倍で過去最低になったことが25日、文部科学省の調査で判明した。低下は6年連続となる。
〔中略〕
 公立校教員の長時間労働などが嫌われて受験者数が減少する一方、採用数が高止まりしているのが主な要因で、教員確保が依然として課題になっている。
 文科省は、全国68の都道府県・政令市教育委員会などによる23年度採用(選考は22年度実施)試験の状況を集計した。小中高校、特別支援学校などの受験者総数は12万1132人で前年度比5258人減、採用者総数は3万5981人で同1666人増だった。
 試験区分別の倍率は、小学校2.3倍(前年度比0.2ポイント減)▽中学校4.3倍(同0.4ポイント減)▽高校4.9倍(同0.4ポイント減)▽特別支援学校2.4倍(同0.4ポイント減)――などで小学校が最も低かった。
〔中略〕
 採用倍率の低下は、受験者数の減少が最大の要因だ。平成に入ってからは、13年度の18万902人(倍率は5・8倍)をピークに減少を続け、23年度は12万1132人となり、10年間で5万9770人減った。一方、採用者数は高止まりの状態で、13年度(3万1107人)以降の同じ10年間で4874人増えた。
 公立校では教員の長時間労働が慢性化し、産休や病気休職などで生じた欠員が埋まらない「教員不足」も深刻化。こうした厳しい労働環境を敬遠し、非常勤講師などを続けながら正規教員を目指していた既卒者が大きく減少している
 文科省の担当者は「近年の人手不足もあり、教員志望者が身分が不安定な臨時教員ではなく、民間企業に就職するようになっている」とも指摘。
〔中略〕
 教員採用試験を他県より2週間早い6月下旬に前倒しした茨城県教委は1.0ポイント増の4.3倍となるなど、試験の早期化や年2回実施といった対応をとる例もある。
 また、教職は転勤の多さが負担になっていることから、14道府県が特定のエリアにある学校のみで勤務できる「地域枠」を設けるなど、各教委はあの手この手で人材確保を図っている。
 ただ、各教委が第2次ベビーブームの影響で1980年代に大量採用した世代が退職した穴を埋めるために採用枠を広げてきた動きは落ち着きつつある。文科省は、特に採用倍率が低い小中学校について、採用数は23年度の2万6623人をピークに減少に転じ、28年度には1万9515人に減ると推計。今後は少子化の進行を見据えて抑制がかかることから「近い将来、採用倍率が上昇に転じる可能性もある」(同省担当者)とする。【深津誠】”

この通り、大量退職を見越して氷河期採用を早くから行っておけば良いものを、
採用計画が後手後手に回っているからこうなるのだ。


精神疾患の休職教員が初の6千人超 令和4年度、過去最多(産経新聞)
https://www.sankei.com/article/20231222-XRBLSLOES5OMLPUFTNB3XSYAEA/
”令和4年度に精神疾患で休職した公立学校の教員が6539人となり、初めて6千人を突破して過去最多となったことが22日、文部科学省が公表した人事行政状況調査で分かった。前年度の5897人から642人増え、前年度に続いて最多を更新。業務負担の偏りや保護者との軋轢(あつれき)などが要因とされ、働き方改革を加速させる必要性が改めて浮かび上がった。
〔中略〕
 調査によると、約92万人の公立学校全教員に占める割合も前年度から0.07ポイント増え、過去最高の0.71%となった。
 文科省は、一部の教員に対する業務の集中や保護者からの過度な要求への対応、子供とのコミュニケーションの難しさなどが要因とみている。
 また、児童生徒を標的とした性暴力などで懲戒処分を受けた教員は前年度比25人増の119人。このうち免職が118人、停職が1人だった。
 昨年4月に「教員による児童生徒性暴力防止法」が施行され、文科省は法律に基づき性暴力を厳密に認定して処分するよう各教委に要請。被害者が名乗り出やすくなるなどの環境の変化もあり、被害が顕在化したとみられる。体罰による懲戒処分を受けた教員は前年度比54人増の397人だった。”

このように、同じ教員でも悪質で現場から排除すべき者もいれば、
愚劣な文教政策やクレーマー保護者の犠牲になる気の毒な教員もいるが
それは共に限られた少数派であるので、教員採用政策の失敗が元凶である。


「家の壁破損は学校のせい」 苦情に疲弊、保護者対応に専用窓口(毎日新聞)
https://mainichi.jp/articles/20231222/k00/00m/040/401000c.html
保護者からのあまりに理不尽な要求や苦情に教育現場が悩まされているとして、奈良県天理市は来年度から、市立の教育機関に対する意見などを一手に引き受ける窓口「子ども応援・相談センター」(仮称)を運営することを決めた。教員や保育士らを保護者対応から完全に切り離し、子どもらへの指導に専念できる環境を整える。
〔中略〕
 市や市教委によると、窓口は市内の市教育総合センター内に設ける。市立の小中学校と幼稚園、保育所、こども園に寄せられた保護者からの意見や苦情などはすべて窓口に回してもらい、退職校長らの専門スタッフが対応に当たる。
 組織内には心理士や発達相談員らによる「心理サポートチーム」と、市教委の指導主事らによる「教育サポートチーム」を設置。市の福祉部門や顧問弁護士も協力し、保護者や教員らへの精神的な支援も手がける。家庭内暴力やヤングケアラーなどの問題にも対処する。
〔中略〕
 窓口設置の背景について、市や市教委は「モンスターペアレント」とも言うべき過激な保護者への対応で多くの教員らが疲れ切ってしまい、教育現場が崩壊しつつあると説明する。
 市と市教委は今秋、教員や保育士らを対象にアンケートを実施。小中学校教員の8割近くが保護者対応を負担と感じ、6割以上が「保護者対応で授業に支障が出た」と答えた。この結果を基に、並河市長は「学校外のけがで夜間に呼び出されて謝罪させられたり、長時間にわたって土下座させられたりしている。これらは決して珍しいケースではなく、現場にひずみが出ている」と訴えた。
 伊勢和彦教育長は、保護者対応への負担などが原因で、今年7月から9月半ばにかけて市内の教員5人が退職し、7人が休職に追い込まれたと明らかにした。

〔中略〕
 窓口設置の意義について、並河市長は「教員らは子どもを育てるプロだが、大人対応のプロではない。保護者の重圧から解放されることで、教員らが子どもたちに向き合う時間と精神的余力を持つことができる」と説明。組織は中立的な立場で問題解決に当たるとし、「保護者の満足度も上がるのでは」と話している。【望月靖祥】

 ◇天理市教員アンケートの主な結果
〔中略〕
(3)「過去に保護者から理不尽なクレームを受けた」と答えた割合
・小中学校         72.5%
・幼稚園・保育所・こども園 66.2%

(4)保護者からの理不尽なクレームの事例(抜粋)
 【小中学校】
・けんかをした子どもの双方に話を聞いたところ、一方の親から「うちの子が悪いと決めつけられた」とクレームを受けた
・夜間の家庭訪問を強要され、担任の変更を要求された
・年度末の大掃除について「まだ寒いのに子どもたちにぞうきんがけをさせる意味がわからない」と1時間半も抗議された
・子どもが自宅の壁をけって壊したのは「学校のせいだ」と家に呼び出された
・前年度の担任に対する不満で、3カ月間ほぼ毎日、夜間に来校し、数時間にわたり不満を怒鳴り散らされた
・校外での生徒同士のトラブルのことで深夜に電話があり、「うちの子がおたくのクラスの子ににらまれた」と未明まで怒鳴り続けられた

 【幼稚園・保育所・こども園】
・子どもの唇にリップクリームを塗ってと要求され、家で塗ってほしいとお願いすると、大勢の保護者や職員の前で土下座を強要された
・伝えたことも「聞いていない。先生がうそをついている」と言われた
・台風警報が出たため家族に子どもたちを迎えに来てもらった際、親の代わりに来た祖母から「警報が出たからといって親は来られへんねん。考えろ!」と怒鳴られた
・子どもの帰宅時に一日の様子の詳しい説明を毎日数十分も求められ、手が回らずに対応できない時には「気分を害された」と謝罪させられた

※市立小中学校教諭アンケート=実施期間9月14日~10月6日▽対象210人▽回答者120人(回答率57.1%)
※「市立幼稚園・保育所・こども園の教諭・保育士・保育教諭・看護師アンケート」=実施期間10月3~12日▽対象178人▽回答者145人(回答率81.5%)”

驚愕するより他にないのはこちらの調査。
「安倍の失われた7年」で保護者の質まで低下したかのようだが、
程度の低い自民党議員による学校現場への誹謗中傷が一因として強く疑われよう。


不登校のきっかけは「先生」3割、「合わない・怖い・体罰」など…保護者が休職や転職する場合も(読売新聞)
https://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/kyoiku/news/20231011-OYT1T50090/
”不登校のきっかけは、先生――。滋賀県内の不登校経験者と保護者に支援団体がアンケートを実施したところ、不登校のきっかけは「先生と合わない、怖い、体罰があった」など先生関連が最多の3割を占める結果となった。保護者も半数以上が休職や転職など働き方の変化に直面。当事者の実態や生の声を明らかにした初の調査で、支援団体は「本人や家族を尊重した施策の充実が必要だ」と訴えている。(小林由佳)

「合わない」「不信感」
 アンケートは、県内の小中高生のフリースクールや居場所づくりに携わる約40団体で構成する「県フリースクール等連絡協議会」が2022年11月~23年1月にLINE(ライン)で初めて実施。県内の不登校経験がある児童・生徒75人と、保護者は2回の調査で延べ276人が回答した。
 不登校のきっかけを子どもに尋ねた設問(複数回答)では、先生と合わなかった、先生への不信感など「先生のこと」が23人と最多に。続いて「友達のこと」「身体の不調」「カリキュラムが合わない」がいずれも20人だった。
 この結果で興味深いのは、文部科学省が毎年、学校に対して実施している同様の調査で、22年度分で不登校のきっかけは、最多が「(児童・生徒の)無気力・不安」。不登校の当事者はきっかけを先生、学校側は子どもの方とする違いが生じており、同協議会は「アンケート対象者の立場の違いが現れた」と指摘する。

休職、転職も
 子どもの不登校が保護者の生活にも影響を与えている実情も明らかになった。
〔中略〕
 不登校の前後で世帯収入の変化は「変化がない」が6割弱、「収入が減った」が3割強で、経済的負担が増した層も一定いた。

切実な声続々
 アンケートでは自由記述の欄が設けられ、現状への焦りや将来への不安を訴える声が多数あがった。
 子どもからは「不登校の子としてみるのではなく、ひとりの人間としてみてほしい」「学校以外で学ぶことを選択しても、学校に行っている人と同じように勉強できるようにしてほしい」などの声が目立った。
〔中略〕
 9月27日、アンケート結果について県庁で記者会見した同協議会の西村静恵副会長は「子どもたちが無気力や不安を感じる背景が明らかになった。不登校は、当事者や学校、家庭など多面的に課題を分析する必要があり、行政はこの調査を役立て、子どもたちの思いを尊重した施策づくりを進めてほしい」と話した。
〔中略〕
 アンケート結果は、「アンケート『不登校。私たち困ってます』報告書」として同協議会のホームページで公開している。”

悪質で無軌道なクレーマー保護者も大きな問題だが、
増え続ける不登校の子らの親の利己主義も同様に教員不足を深刻化させ得る。
要因として教員が「3割」しか挙がらないのは寧ろ学校側の努力の成果とするのが妥当だ。
そもそも公教育は低廉な予算で平等に教育を施すもので、個別ニーズに細かく対応できるものではない。
もし、我が子により手厚いサポートが必要とするなら、まず北欧並みの高負担を甘受すべきなのである。
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