2019年12月第3週チャート

外国人がクリスマス入りして「今年はこれで逃げ切った」と
安心して完全に油断している者が多いが、
マーケットはこういう時が最も危険である。

スペックはVIXショートのような例外的な戦略を除き、
基本的に相場が動くことで儲かることが多い。

流動性がなくなってくるこの季節こそ市場を動かし易く、
ボラが大きくなり易くなるという怖い面も併せ持っている。
意想外の急変に大打撃を受け得るというのが現実で、
しかもこれは僅か一年前に起きた事実でもある。

それを忘れて東証は来年2万7000円などと吹聴している暢気な者は、
根本的に信頼出来ない。捕らぬ狸の皮算用か、為にする議論である。


ドル円はクリスマス入りかどうか、勿論まだ分からない


ポンドが危機的、見るからに嫌な形になっている


ユーロは上に抜けられず、対ドルでダウントレンドに戻りつつある


（以上のチャートはZAI）

輸出関連は頭打ち、5384もいまひとつ


7564は今年の華になったが、6208の急伸が無気味だ


（以上のチャートはYahoo）