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流出雑記 

彼女はリスに似ている

2008年07月30日 | Weblog
高校時代の友人と会う。
私の知る人の中でも1、2を争う器用な手の持ち主。
アクセサリーを作るのがとても上手。
今はテキスタイルが素敵な服の店で販売をしている。
昼に三条で会い、タイ料理屋でタイ風焼きそばを食べながらお互いの近況を話す。
やはり話題はこれからの生き方 になる。
今月から遠距離恋愛をはじめるらしい。

アクセサリーパーツが安い店を教えてもらう。
ピアスのデザインを考えながら夢中になり金具やビーズを買い込む。

その後、高島屋でやっている「ガレ・ドーム・ラリック」ガラス工芸展の招待券があったので見に行く。
アールヌーボーからアールデコにかけての優美で繊細な花瓶、グラス、また銀製の化粧道具や香水瓶、アクセサリーなども展示されていた。
思ったより展示数が多く見応えがある。
ロココ、アールヌーボー、アールデコ 3つの時代をイメージした香りが展示されていた。
ロココはローズ調フローラル、アールヌーボーはフローラルブーケ、アールデコはアルデハイドフローラル。
思わぬ香りの展示に喜んだ。

ついでに一階の化粧品売り場でゲランの香水を嗅ぐ。
シャリマーとずっと嗅いでみたかった夜間飛行。シャリマーは豪華だがバニラが結構鼻に引っかかる。
バニラの香りがあまり得意ではないからかも知れないが、調香するときもうまく使えない。酔いそうになる。
夜間飛行はサン・テグジュペリの小説からインスピレーションを得て作られた香りで、黄水仙の香りを中心にきりっとした個性的な印象。
どちらもしっかりとした天然のアニマルがラストに近づくほど豪華にうつろい残る。

ただ自分には使えないような香りだ。
名香ではあるけれど、今の世にあうものではない。
天然の香料はどんどん値段が上がり稀少になっている。この先本当に入手困難になるものもあるそうだ。
しかし今の世に合うものを作ろうとするなら合成香料の方が作りやすいと言える。
時代とともに材料も変化していると無くなっていく天然香料に執着せず前向きに捉えようと思う。

夕方別れてダーリンと夕食。
大きな仕事のきりがついたので外食する。
リクエストにより焼き肉。
マッコリを飲む。
こりこりしたコリコリというのがおいしかった。


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