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流出雑記 

2014/1/6

2015年01月07日 | Weblog
帰省から戻り4日仕事始め。

5日、うちのまわりの雪が溶けてきて、昨日やっと着物を着て外に出られる雰囲気になった。何着るか年末から考えていた。葡萄色の古典柄の小紋に濃い緋色の帯、羽織は香色地に紅型調の形染めで蝶と流水模様。

すぐ側の赤山禅院にお参り。雪はまだ残っていて境内の風景も所々白い。粕汁と抹茶が振舞われている。

赤山禅院は天台宗の荒行、千日回峰行で行者さんが訪れる寺で、延暦寺から赤山往復60kmの道のりを数百日間毎日行き来する赤山苦行で知られている。
かなり前に2回くらい赤山禅院に入って行く笠をかぶった白装束のただならぬ早足な人にすれ違った。その行者さんは2009年に千日回峰行を達成した大阿闍梨だった。

境内をお参りしていると、スピーカーから読経が流れ、阿闍梨さまがいらっしゃるまで唱えましょうと呼びかける。
赤山禅院の住職、叡南覚照 大阿闍梨の若かりし日の写真はめちゃ男前。しかもこういう口調で喋るらしい。「徳よ、ワレが遺弟じゃ。ワシがいるさかい、あんじょうオヤジさんを送れ。まず、頭を丸めてこい」
1927年生まれ。1960年(昭和35年)、33歳のときに千日回峰行を満行。いわゆる高僧でありながら、気さくな人柄や型破りな発想が、多くの人から慕われてきました。 現在、赤山禅院の住職を弟子に譲り、赤山禅院にて療養中。
家が近いだけでなんか嬉しい。

夕方大阪で仕事。写真。
今日知り合ったマダムから、暴漢に襲われたときは助けてでなく火事だと叫ぶことと、海外旅行に行くときは必ずブラの中にドルを忍ばせておくのよと教わる。火事というのは、そう言えば人は外に出てくるからだそう。

帰ったらごはんがある幸せ。
じゃがいもと豚肉をお酢で炒めたの。


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