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流出雑記 

2016/6/30

2016年07月01日 | Weblog
なんとか晴れてやっと洗濯。
誕生日翌日はいつも6月の終わり。自発的に7時に目がさめる幸先のいいはじまりの6月の終わり。
午前中仕事、帰って絵と詩を書いて晩ご飯作って映画を見る。
29日に見た「ザ ウォーカー」ワールドトレードセンターを綱渡りで渡る実話をもとにした映画とキム ギドクの「殺されたミンジュ」 悪しきものの根元の見えないことが映画の、演じられるもののなかで露わになっている。実体のない悪が人の生の鬱屈を吸い上げて気付くと息をしている。
30日に見た塚本晋也「野火」。戦時中のレイテ島。ジャングルの緑の色彩のデジタルな明るさ、亡霊のような日本軍。所々劇画タッチのような書き込みの、煮詰まった地獄の楽園色。
大岡昇平の原作を読むことにした。あとこないだ歩いた銀座の物語の花影というの。

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