9月になっていた、ということに気付く。
日が暮れるのが確実に早くなった。少し前までは7時でもまだ外は明るかった。
ばら。ディオレサンス、新芽をたくさん吹いている。新芽はなぜか赤い。盛夏、取っても取っても現れる何かの幼虫にずいぶん葉を喰われたにおいスミレと伊豆スミレは一命を取り留めた。魚柳梅は枝の内半分立ち枯れ。植え替え時期か。野ボタンかリンドウがほしい。要するに紫が。
なくなった柔軟剤。ダウニーにしてみた。液のまま嗅ぐと胃もたれしそうな芳香である。以前横浜のゲストハウスに滞在したとき、置いてあったダウニーを初めて使ったが、干した後もおどろくほど衣類に香りが残った。部屋干しだと勝手に室内芳香も兼ねてしまう。そのときは強い香りもいいような気がしたが、日常の洗濯だとはたしてどうだろう。
見て見ぬ振りをしたまま数日が経過したクローゼット内で落下した突っ張り棒及び衣類。新たな突っ張り棒を買って来て重さを分散させる。
夫作、肉もやし炒め会心の出来。
先週の本番初日で体重が1キロが消失した。普段はほとんど変動がない。水分以外に何を使い尽くしたのだろう。
お盆に海に行ってから泳ぎたいと思うようになり、水泳を夫婦共通の趣味とすることにした。醍醐の温水プールへ。入場料は450円だが、スイミングキャップを買わされる。500円×2。ついでに水中メガネ1500円の初期投資。
夏休み明けの温水プールに浮いている人の過半数は高齢者であり、そのなかに小さい子供連れ、元水泳部らしきカップルなどが混ざり込む。飲食禁止とある。喉が渇いたらどうすればいいのかと思っていたら水飲み場があった。蛇口をひねって一口飲んだがカルキ味で飲めなかった。ビーチボールの使用禁止、水中歩行コースと遊泳コースに別れていてそのどちらかでないことは出来ない。市営のプールだからなのかエンタテイメント性は出来る限り排除され、市民のための健康施設の趣きが強調されている。常連とみえる高齢の女性がゆったりしたクロールで前を泳いで行った。バタ足もほとんど水しぶきを立てない。それを真似してやってみたが進まない。あの楽そうな泳法でどうやって推進力を生み出しているのか謎である。あまりに進まないので平泳ぎに変えた。背泳ぎは腕を回転させると顔に水がかかるのが嫌なので、腕はクリオネのように背中の方でひらひらさせる。やはり海水より体が浮かない気がする。
泳いだ後の疲労感は空気中の運動後の疲労感と種類が違う。ぐったりでなしにくたっとなる。髪が軋む。塩素。でもこのにおいはいい。
泳いで夕方すでに空腹だった。カナートに寄ったらピザ屋に吸い寄せられ5時前に夕食終えてしまう。
帰って寝る。
起きたらカラオケに行きたかった。遊び倒したい。