天候昨日に引き続き不安定。
午後、小雨のなか大阪へ仕事。
仕事場の近くにあるローカルパン屋は私がここに来る土曜はずっと定休だったが、数ヶ月前から定休日を変えたのか開いているようになった。ある日、あんぱんが食べたくなって買ったあんフランス85円。あんこの甘さ、練り加減がちょうどよく、パン生地もおいしい。ふつうのあんぱんもあるようだが、私が行くときには何故かない。
仕事場中流れているラジオ。
レゲエのランキング、東京の丸の内にあるホテルのスパの紹介、缶詰を使った薬膳料理の勧め、イルカの歌う冬の宿、誰が歌っているのか聞き逃した反原発音頭。ふっくらごはんに放射能~という歌詞。
ニュース、大阪の工事現場で雨で緩んだ土砂が崩れて作業員ひとり生き埋め。原発収束作業の下請け会社が線量計に鉛のカバーを付けさせていた問題。作業員もそれを承知だったのだろうか。そうでもしないと作業にならないほど線量計が鳴るのだろうか。鉛を飲まされるようなニュース。
左足に重心のかかるポーズの後半、足が疲れてきたら押すと楽になるツボが足の裏にある。ぎゅっと押すとめりめり痛い場所があり、そこをほぐすといい。左足、土踏まずの右斜め下あたり。
帰りの京阪。電車を待つホームで並ぶ前の女性の携帯の画面が見える。何かのゲームの森のなかにいる。セミロングの彼女の髪は黒いシュシュで半分まとめられているが髪がとてもかたそうだった。ピンで留めているところから白い地肌が見え、ひとつの毛穴からしっかりした毛が3本くらい束になって生えているのが見える。
帰りの電車、座れた。ずっと戸川純を動画で学ぶ。
行き帰り雨に遭わずにすんだ。
夫遅くなり晩ご飯食べてくるメール。
昨日作っておいたししとうと南瓜の和風玉ねぎマリネ。よく冷えていて少しの酸味がいい。麻婆茄子の予定だったがひとりだと俄然面倒になる。そういうときのひとり飯。茄子を切って油と塩をを馴染ませてレンジで4分。フライパンに醤油、みりん、酒、砂糖を入れて煮立たせ茄子投入。それをごはんの上に乗せた茄子蒲焼き丼。とろとろの茄子がおいしい。
今後10年間の海洋汚染の広がりをシュミレーションした動画を見た。福島から赤く出始めた高濃度汚染の色は徐々に太平洋全域に広がり、日本海側にもまわり込み、10年後には周囲の海全体が赤紫に染まっていた。この予想は実際のものになるのだろうか。それにその10年後までに他に何も起きないとも限らず、現状山積する問題を思いめぐらしどんよりした心境にならざるを得ない。そういう動画をたぐっている途中、牛乳がどうやって作られているかのドキュメントに出くわし再生ボタンを押したが、冒頭数十秒で全編見なくても悲惨なことがわかった。拷問としか言いようのないやり方で飼育され搾乳されている。もちろんそうでない方法をとっている酪農家もあるのだろうけれど、そうでなく効率化、量産、利潤、たくさん作ってたくさん売る、を念頭においた商品というものが悲惨なやり方で作り出され、生活にくまなく入り込んでいることを知らないわけではない。薬品にしろ化粧品にしろ食品にしろ。フォアグラを得るためにとられる方法が残酷だと言って廃止する国もあれば、フランスでは伝統的な食文化を今後も継承していきたいとなる。
豆乳でカフェオレよりやっぱり牛乳で作ったほうがおいしいと思う。だったら消費する側に出来ることは選ぶことだけど、自分が関与していないからと言ってかわらない状況がずっとあるのかと思うと結局鉛のようなものが胃に残り続ける。そういうことに気を病んで同時に日焼けが気になり、太ももの裏の筋が痛いのが気になり、今月の家計が息詰まってくると、お買い得商品をもとめる。 書いていてきりがない。生活、日々はとても混雑したなかに成り立っている。安穏な顔をして。