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流出雑記 

12月16日

2008年12月16日 | Weblog
昨夜、ヒッチコックの『鳥』を観た。
サスペンスというものにあまり興味がなく、ヒッチコックの映画を今まで観た事がなかったが、なんとなく借りてみた。
ある日、鳥の大群が人を襲うようになる という映画。
その間に人間模様も描かれているのだが、とにかく鳥が大群で襲ってくる映画である。

風景が絵のような整った構図だと思っていたら、本当に絵を合成したものだった。
襲ってくる鳥をはじめ合成技術を多用されている。CGのない時代だから、逃げ惑う人々と飛び回る鳥を別々に撮影し、それを重ねてひとつのシーンを作る。
ヒッチコックはロケで撮影をするのは雑音が入ったり光量の違いがでるので嫌いらしく、ロケは最低限であとはスタジオで撮っている。隅々にわたるこだわりよう、シーンからシーンへの変わり際のタイミング、カット割りに観客の心理状態を引っ張り込む仕掛けが張り巡らされて、制作過程を思うと気が遠くなりそうな映画だった。

4時半就寝11時過ぎ起床

ダーリンはチラシに使う写真撮影で大阪へ。
ずっと調子の悪かった彼の自転車にはとうとう寿命がきたようで数日前走行中、後輪が突然爆音をたててパンクしたらしい。
次に欲しい自転車が決まらないらしく、最近は駅まで徒歩。家は自転車がないと不便な所なので早急に中古の自転車を買うべき。

洗濯機、3回転。物干フル活用。
ミネストローネ、パン、抹茶豆乳。
柿を剥く。アイホールのワークショップに来ている80代の女性が家に成ったものを5つほどくれた。いただいてすぐひとつ食べてみたが熟してなくて、電子レンジでジャムのようにしてヨーグルトに混ぜて食べた。もうひと月ほど経ったし、触ってみると少し柔らかくなったので良き頃。

柿の甘さはなんでこう物悲しいのかと思う。
他の林檎やバナナなどの果物と比べて味がはっきりしないというかよくわからない感じがして、子供の頃は家で出されても好きこのんで食べなかった。
しっかりした甘さはあるが、同時に物悲しさが口に広がる。郷愁というような。

掃除。
一日一カ所大掃除なので、今日は押し入れやドアの上2センチくらいの木の部分の埃をとる。

4時頃買い物がてら外へ出る。玄関にサンタの小さい人形を引っ掛けておいた。
大学の図書館に寄る。
栄養が欲しかった。
レヴィナスの『実存から実存者へ』

帰り、スーパーに行く。五目豆と昆布豆(2パックでお得だった)、とろけるチーズ、豚もも肉、りんご(ふじ)

ダーリンは遅くなるようなので、ひとりで夕飯。
暮れまでに使ってしまいたいものを片付けようと、かさばって困る母にもらった車麩を玉ねぎと煮て甘辛くして卵でとじてご飯に乗せる。みそ汁は白味噌でほうれん草と冷凍してあった生麩。昆布豆から開ける。

10月頃から1週間お試しだったはずの新聞が朝夕届き続けている。
来るにしても朝刊だけで十分だ。
そろそろ電話しよう。