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流出雑記 

年賀

2008年01月01日 | Weblog
年末激忙しい花屋のピークを生ききり新年を迎えております。
年の瀬、店から近かった錦市場の一年でいちばん活気づく時期の朝を見た。高そうな鰹節や立派な棒だら、鯛、大小さまざまな餅、市場からの新鮮な魚を待っている氷の敷かれた陳列台、つやつやの黒豆、ごまめ。朝からごちそうを買いに来る人がちらほら。水を打つ音や今日の仕入れのことを話す声、錦の魚や漬物のにおいも活気づいて感じられる。
店の奥にちらっと茶の間が見えた。商売人の生活感。テレビを見ながらご飯を食べている。錦市場で暮らす人々も今頃お正月を迎えているだろう。
おめでとうございます。
大晦日から実家に帰り、一枚だけ買ってみた年末ジャンボの夢は潰え、はじめてうち以外の家に来た小梅はこたつに引きこもりなかなか出てこない。猫アレルギーの妹はずるずるになりながらも小梅に近付きずるずる。
皆はおせちお雑煮、年賀状を書いたりプレステしたり正月の風景。
お昼のお雑煮は多数決によりおすましだった。
私は断然白味噌派である。晩は何があろうと白味噌でお願いしたい。
白味噌は味が決まりにくいが、ほんだしなどを使っても最後に鰹節を入れることと、みりんと少量の砂糖で甘味を調節すると良いらしい。
白味噌雑煮に余ったお煮しめを入れて食べるのが大好き。
今年はおせちを作りたいと思う。

2008、皆に良き年になりますよーに。